まほろば日記

fujioの日常の出来事、記録等を思いつくままに書いた日記です

完璧な例会山行「武田山から宗箇山縦走」

2021-11-29 21:17:04 | 日常

(宗箇山山頂から広島市街地を望む)
令和3年11月28日
今回の例会山行、過去にないほど何から何まで満足すべき山行でした。
この充実感はどこから来るのだろうか。この気持ちを表現するに適切な言葉が見当たらない。
ちょっと言葉が違うかもしれないが心境を言い当てるなら「人馬一体」という言葉、旗手と馬がひとつになったかのように巧みに乗りこなし野原を駆けめぐる充実感に似ている。
人馬は山・自然と我々人間。チームが一団となり、武田山等4峰の急坂や岩道を駆け巡り、時には静かな落葉に埋もれた雑木林や大きな孟宗竹の竹林を、静寂を、自然を楽しみながら歩く心地よさ。
景色、展望も素晴らしい稜線歩きだ。
瞳を巡らせば、瀬戸の島々やビル群が林立する大都会・広島の風景、懐かしい山々、峰々が眼前にある。目を下に転ずれば整然と立ち並ぶ2500棟余りの住宅団地が広がる。103へコタールの広大な街並み、まるでガリバーになって頭上から眺めるように感じる光景だ。
リーダーの伝えたいことがすべて成し遂げられた満足感、参加者もよく勉強してきていただき、期待に十分こたえていただいたこの信頼関係を感じられたことがこの山行の成果でしょう。

今回の山行の目的は「行動食」と「呼吸法」を学ぶこと。
当日、行動中は時間がないので十分に説明できませんので,「行程地図」、「コースタイム表」、「長距離を歩くための必要事項{行動食、水分補給等)」「山の呼吸法」の資料を事前に配布しよく読んで参加するようお願いしました。、
前日は寒くて雨が降ったりやんだりのあいにくの天候で心配しました。
今朝は広島では最低気温4度と冷え込みの激しい朝でしたが日中は気温も15度くらいで、風もなく、雲一つない日本晴れ、小春日和の絶好の登山日和となりました。
参加者は15名(男性4名、女性11名)、今日が例会初参加の方もおられましたが山の経験者ですから大丈夫です。
これだけいれば一人くらいは調子が悪く、遅い方もおられるのに、全行程12キロを快調そのもの。予定を50分も短縮して16時ジャストに、終了地点のJR三滝駅に到着、所要時間7時間でした。お陰で一便早い汽車で福山に帰れました。

(武田山山頂で第一回目の食事タイム)
行動食のこと。長距離を歩くには体力が一番大事。シャリバテにならないように2回に1回の割合で10分程度の休憩時間に簡単な食事(行動食)をとる。食い力です。今回は4食程度準備していただきました。
お陰で最後まで元気に歩けました。むしろ最後の方が調子が出て、元気に歩けた様に感じています。
水分補給について。今回は喉が渇いてから飲むのではなく、定期的に水分補給タイムを設け、全員で水分補給を行いました。
呼吸法について。資料にも詳しく説明しましたが一番大切だが以外と実行されていないのが呼吸法です。
吐くことが肝要。順番に「ファイト、ファイト」と声を出し、苦しいはずの丸山の急登もあっという間に乗り越えました。最後の宗箇山への急坂では「ファイト」の代わりの「1,2,3,と番号」を掛け声代わりに発声、現在地、距離感を確かめながら楽しく乗り越えました。
声を出すことは吐くことであり、深い呼吸は酸素をもたらし、リズム感を醸し出す。

(いわれなくても地図とコンパスを持参。進むべき方向、現在地を確認します。これで一人前の登山者になりました。)
事前に資料を配布していたので行程が頭にはぃっていたようでふつうは地図を渡してもカバンの中という人も多いのですが今回は地図を見ながら現在地を確認する人もありました。最初の武田山と次の火山の2回、、進路を確認する方法を学習しました。これでもう自分のものとされたことでしょう。
工程の半ばを過ぎた丸山山頂では行動食の後ストレッチ体操を実施、体をほぐし気分も一新、靴紐を締め直して後半戦に備えました。

(三滝寺の紅葉、今年は昨年より少し早いようですね。かなり落葉していました。)
最後は広島の紅葉の名所、三滝寺の晩秋の風景を楽しみながら全員無事にJR三滝駅に到着しました。
発車時刻は16時16分でしたが余裕をもって16時には三滝駅の到着しました。
めでたし、めでたし、心に残る充実した山行でした。
これも観音様のご加護のお陰でしょう。
ありがたく感謝しています。


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高尾山に展望ベンチ設置す

2021-11-25 00:18:21 | 日常

令和3年11月21日
今までに設置したベンチが好評につき岩谷観音さんの後方にそびえる高尾山(427⒨)にも展望ベンチを設置しました。
岩谷観音と高尾山はラクダのコブのように二つの丸い岩峰が並んで見え特徴のある姿は印象的です。
高尾山の方が18⒨標高が高いので広島市街地の絶景と共に岩谷観音におられる登山者の様子もまじかに眺められます。
設置した場所はピークの南側の斜面の突端ですから、眼前に絶景が眺められます。
南側斜面に生えて広島市街地の展望を妨げていた樹木は伐採しました。
ついでに初日の出を見るために東斜面の樹木を見えるように伐採しました。

(画面中央付近が東側で初日の出が出てくるあたりなので、このあと枝木を伐採し、座って眺められるようにしました。)
工事が完了した時登ってこられた熊野町の田尾さんに記念すべき第1号の使用者になっていただきました。
景色もよく快適な座り心地と喜んでいただきました。
何回も苦労して運び上げた甲斐がありました。
「ご苦労様。ありがとう。」の声が観音様のお声のように聞こえます。
登山道の整備も進んでくるといろいろなところの不具合に気が付きます。
「だんだん良くなる法華の太鼓」と申す通り登山道も手を入れるたびごと、日々進化・改善しております。
来たついでに気になっていたイノシシに掘り起こされ、見るも無残な状態になった階段も修復しました。

(修復前の状態、埋め込んでいた土嚢袋が掘り返されています。幸い段木は鉄筋で打ち込んでいますから無事のようです。)

(修復後の状態、きれいになりました。果たしてどの程度効果があるかしばらく様子をみましょう。)

追記
11月29日
このベンチの前の松の切り株にテーブルを設置しました。
絶景を眺めながらコーヒーでもいかがですか。
コメント (1)
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すごいね・・大谷選手MVPなる。

2021-11-23 22:17:49 | 日常

令和3年11月9日
今朝ついに大谷翔平選手がア・リーグのMVPを獲得しました。
久しぶりの明るいニュ-スで気分も最高です。
投打の二刀流でベーブルースの再来と騒がれましたがついに結果を出しました。
本塁打は46本で第3位、勝利投手も2桁に届かず9勝2敗の成績でしたが審査員30名全員が1位で420票の満票という長いメジャー史上19人目という快挙でした。
アメリカ人が日本人の選手を選んだのも成績+人柄の良さ好感度ではないでしょうか。
イチロー選手が2001年に選ばれたときには280票余りでした。
多くの日本人選手が渡米しましたが彼ほど話題性、成績、人気を得た選手はいません。
野球というスポーツを楽しんでいる。試合に勝つことも大切であるが楽しく試合をしている姿と期待に応える実力があるのだから人気が出るのも当然でしょう。
フアンサービス精神も旺盛ですしゴミを拾ったり、ゼットボールを受けても嫌な顔をしない。相手選手からも好感されている。
日本人の好感度を高めており国民栄誉賞ものではないでしょうか。
彼の年棒は成績に比べれば格安な2年契約で850万ドル(9億7千万円)、そのうち1年目の今年は300万ドル(3億4千万円)、来年は550万ドル(6億3千万円)再来年からは再度契約更新がなされます。そうなれば相場は4千万ドル(45億円)から5千万ドル(57億円)の年俸が予想されるとのこと。元ヤンキースの松井選手は1年目は7億円とのこと。日本のホームラン王ということで大谷選手の倍以上の額でした。松井選手は入団6年目に13億円の最高年俸。イチロー選手は18億円とのこと。大谷選手はけた違いで別格という感があります。
大谷選手はエンゼルスが好きだ。本拠地のアナハイムも好きだといっておられます。ちなみにアナハイムはロサンゼルスの南東45キロにある人口35万人余りの小さな町でディズニーの発祥地として知られています。再来年の契約更新時、金満球団のヤンキースから50億円の金額を提示されたらどうされるのでしょうか。貧乏球団のエンゼルスが20億円でしたら、それでも残るのでしょうか。
かっては20億円をけって広島に帰った黒田選手の例もありましたが、大谷選手は登り坂のこれからの選手、高収入をけって万一エンゼルスに残留したらアメリカでは大センセーションを起こすことになるでしょう。
もう一つの注目は結婚相手はだれか。彼は27歳。早晩には相手も決められるでしょう。相手は日本人か。アメリカ人か、はたまたどこの人か。どのような相手を選ばれるのか。今からドキドキしながら見守っています。
彼を成長させたものに81マスの目標達成表がありました。高校時代には便所掃除をしたり、ごみ拾いをしたり、技術を向上させるには、精神面を強くするにはどうしたらよいかといったことを記したものです。今更遅いかもしれませんが物事を成就させるには有効な手段のように思いました。
大谷戦車が実践された実例がありますので研究してみられてはいかがですか。
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絶景展望ベンチ設置す

2021-11-16 12:33:48 | 日常

(目の前には広島湾や市街地が広がります。いつまでも見飽きない絶景です。)
令和3年11月14日
今日は終日、岩谷観音参拝登山道の整備に明け暮れました。
楽しい仕事があることは元気をもらうこと。ありがたいことです。
先日、麓の尾根道にベンチを設置しました。
登山者の方がご利用されている姿を見れば、新しく作った巣箱に小鳥が住み着いているような気がして嬉しくなりました。
それならと今度は頂上直下の眺めの良い広場にベンチを設置しよううと準備をしてきました。かっての展望を妨げる樹木は撤去していますからここは広島湾の島々、広島市街地が眺められる絶景の展望台です。
当初は120㎝余りの椅子の角材を2から3列並べる予定です。となれば荷揚げの為3から4回往復しなければならないと覚悟していました。

(重たいけれど、歩いていればいつかは頂上に・・頑張ろう。)
登っている途中、急坂の登山道で崩落して危険なところがありましたでこのほうが優先すべき工事のような気がしました。まずは頂上まで資材を運びあげ、ベンチを設置しました。いつまでも眺めていたくなる素晴らしい絶景展望ベンチです。きっと皆さんも喜んでいただけることでしょう。
2回目は補修用段木3本を担いで上がり補修工事を終えました。
終えてみると、この場所に続けて設置するより、数を増やし、さらに上の展望のよい高尾山山頂に設けた方が良いのではと思いました。
元日には日の出を見るため登ってきますからあればベスト。

今般の登山道整備においては今日で水分峡から頂上までの中間点、「道隆寺コース」の合流地点までの整備はほぼ完了しました。
日本一の「大山夏山登山道」をお手本に一部手直しして整備しました。
先ず階段の段差を20センチ以内に抑える。
その為、土嚢袋や踏み石、踏み段木を設置し足を高く上げなくてもよいようにしました。楽になりました。
登山者の中には足の不自由な方や90歳というご高齢の方もおられ歩き易いとのお言葉も頂きました。
登山道の土砂流失を防ぐため排水溝を6か所設置しました。登山道が維持されました。

(登山道を守るため排水溝を設置しました。)
それには段木が252本、土嚢袋が142枚必要になりました。
段木は重たいので1回に3本程度しか設置できません。思えば、大変な日時を要しましたが大山登山道には及びもつきませんがせめてその次に快適な登山道といわれるなるようこれからも工事、維持管理に努めてまいります。
観音様に会いにお越しください。きっとご加護を受け、良いことがありますよ。
どうかよろしくお願いいたします。
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