まほろば日記

fujioの日常の出来事、記録等を思いつくままに書いた日記です

干し柿 食べごろに

2015-10-29 11:09:01 | 日常
平成27年10月29日
2週間前に立派な干し柿用の渋柿が売りに出されていたので購入し皮をむいで吊るしました。50個ほどです。例年通り干す前に熱湯で消毒しカビが生えるのを予防します。今年はすぐに日当たりのよい場所で干すのと日陰の風通しの良い場所で4日ほど乾燥させてから日当たりのよい場所に移動する方法を試してみました。結果は前者は色も早く黒くなり、硬くなりました。後者は色も鮮やかで身もやわらかく上出来な仕上がりとなりました。ご近所の方に試食してもらうと柔らかくて甘いと好評でした。それなら週末に会う山仲間にも試食してもらいましょう。私の技も少しは進歩しました。長く吊るすと色も黒くなり身も硬くなります。昨年は鳥につつかれましたので今年はすぐに取り入れて冷蔵庫に保管しました。お店の商品のように常温で長時間柔らかく保つのは難しいですね。どのようにすればよいのでしょうか。ご存知の方ご教授ください。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

住んでみたい素敵な街 「瀬田」

2015-10-28 21:09:54 | 日常
平成27年10月26日
我々の仕事でよいところは日本全国を駆け巡り、いろいろな土地に行けること。そしてそこで素敵な出会い、発見をすることです。
煌々と照り輝く満月に見守られ、朝6時、滋賀県大津市瀬田に到着しました
瀬田は琵琶湖のほとりの街、「瀬田の唐橋」で有名ですが、瀬田川が琵琶湖から流れ始めるあたりはボート場として古くから知られています。この時間でもすでに数隻のボートが練習をしておられました。川沿いには遊歩道も作られ散歩している人も見受けられます。すぐ傍らには石山寺もあります。後ろは緑豊かな森が続き、前面には滔々と流れる瀬田川、空気も爽やかで清楚な感じが漂う土地。歩きたいと体がうずきます。こんな街で暮らしたら健康になるだろうと思いました。住んでみたいね。引き渡しまでは時間もあり歩いて石山寺にお参りに行きました。
石山寺は天平19年(747年)聖武天皇の発願により創建された歴史のある寺院です。内部には古色蒼然たる寺院や宿坊が立ち並んでいます。石畳の摩耗具合から1300年の歴史を感じさせます。頭上を覆う見事な樹木、紅葉の時にはさぞかし素晴らしい色彩で迎えてくれることだろうと思うだけでも心が躍ります。是非また来たいものです。
帰りに来たついでに宇治平等院にも立ち寄りました。平等院はよく歴史に登場する宇治橋の近くにあります。昔、修学旅行で来たような気がしますがあまり記憶に残っていません。10円硬貨のデザインに採用されていますが意外とこじんまりとした寺院でした。
永承7年(1052年)関白藤原頼通によって父道長の別荘を寺院に改め創建されました。時の最高権力者の財力、技を極めた造りと権力の象徴として贅をつくした最高傑作でしょう。世界遺産でもあり平日でも多くの観光客でにぎわっていました。2014年4月に屋根をふき替えたり外装塗り替え等の平成の大改修が行われた。色彩も当時の色を忠実に復元されたとのことですが朱色とはいえ鮮やかな色彩ではなく少しくすんだ色でこげ茶色のように感じました。少し地味にも見えますがその分屋根に輝く黄金の鳳凰は実に見事に光輝いて見えました。
修復工事のビデオを見ました。千年以上前の創建当時の瓦もいまだ健在で再使用されたものもありましたが前回の工事に使用された瓦は材質が悪く雨水がしみ込んで屋根板の下地まで傷んでいるところもあったとのこと。後生畏るべし。後の世の人々からの評価に耐えうる仕事をすべきこと。痛感しました。
石山寺。平等院、良い目の保養になりました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

第24回比婆山国際スカイラン大会準備開始す

2015-10-21 22:38:58 | 日常
平成24年10月21日
今日19時から岳連事務所で第1回の実行委員会が開催されいよいよ来年度のスカイランの準備が始まりました。来年で24回目ですからやるべきことはみんな分かっていますから順調に物事が決まっていきます。
内容は役割等も含め概ね昨年どうりです。日時は5月15日(日)ポスター。参加賞のTシャツも決まりました。
募集期間は来年の1月8日から4月11日ですからそれまでにすべての準備が必要です。
問題となったのは希望者に販売する弁当の価格の件。消費税分を岳連で負担していましたので今年は価格の上乗せがしずらいので弁当業者とその負担を求めて交渉することになりました。
まだ15から16回会合や現地の準備のため集まらなければなりませんが参加者に喜んでいただけるように万全の準備で頑張りたいと思います。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

私の誕生日

2015-10-14 23:07:36 | 日常
平成27年10月9日
今日は私の誕生日です。
年齢は・・・・内緒にしておきましょうか。男性の平均寿命は80,5歳で世界第3位とのこと。
しかし健康で過ごせる健康寿命は71,19歳とのことですからもうその時期が到来します。
しかし元気でいられるのも丈夫な体で生んでくれて母親のお陰で感謝しています。
その母も元気ですからその遺伝子を継承している私も多分平均以上に生きられるのではないかと楽観しています。娘が誕生祝の食事会を予定してくれていましたが急な仕事で出かけてしまい翌日に延期してもらうことになりました。
ほんとに仕事大好きな仕事人間で申し訳ありません。
でも仕事があるから気分も若く健康にも気を使い、元気で頑張ろうという気にさせてくれます。
統計上も65歳以上の就業者は2013年度の数字ですが636万人と就業者の1割を超えました。また総人数も2190万人にのぼりそのうち仕事についている人や働く意欲のある人の割合は19,9パーセントにも達しています。定年制のないアメリカでも18,5パーセントと高いが、英国やフランスでな一桁にとどまっています。
働くことのとらえ方はいろいろご意見もあるでしょうが働けることは経済的にも余裕が持てますし健康だからできることではないかと思います。
今は仕事と山に明け暮れて忙しくしていますが、両方とも無くなった生活はいかなるものかちょっと想像できません。
考えたくないと言った方がよいでしょう。
体も元気で働ける間は山を楽しみながら仕事しようと思います。
もう一つの働く訳は今年から孫も4年制の医療関係の専門学校にかよっています。学費、交通費と大変な額に上ります。それに今年、高校に入学した孫娘も意外と成績がよくこれも大学に行きたいと意欲を燃やしているとのこと。そうなれば学力アップのためには塾に行かさなければならない。お金の要ることばかり、孫たちがかたづくまではまだまだ頑張って働かなければなりません。たちまちはもう4年から5年は孫のため老骨に鞭打って頑張らなければなりませんね。

(写真は食事会で孫と写真を撮りました)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

もしも山で死んだら

2015-10-03 08:10:08 | 日常
平成27年10月3日
先の木曽駒ケ岳の縦走の折、雑談の中に会員の動向が話題になりました。退会されたの会員の話でした。亡くなられたとのことでした。
私も尊敬した方で驚きました。親交のあった会員が弔問に訪れたがうまくいかなかったとのこと。考えさせられました。
毎週山に登る熱心な会員もあり気になり一文をしたためました。

もしも山で死んだら・・・・
もしも山で死んだらあとに残された家族がいかに処遇してくれるか考えたことありますか。
人の評価はその人の棺の蓋が覆われた時決まるとも言います。

ある会員が退会されたけれどもお世話になった山の先輩が亡くなったことを知り弔問に訪れたが断られたとのこと。
奥様は山に、山仲間によい感情を持っておられなかったのでしょう。家庭を顧みず、自分だけ楽しんでいると反感を持たれていたのかもしれません。山男は家族にいかに心痛を与え、ストレスを与えているか鈍感なのでしょう。心すべきことです。
かって、一人息子のご子息様を山でなくされ、その後、追悼登山にお誘いしたところ参加を断られたことがありました。
愛する息子を奪った山など見たくもない。山には責任はありませんが当然なお気持ちです。私も理解できます。
愛する山のためにも、愛する家族を悲しませないためにも絶対に山で死んではいけないと誓い、一層の安全登山に努めております。

最近、山でなくなったご主人のために追悼をしたいという奥様もおられました。
亡くなったご本人も山を愛すると同様に家庭を、奥様を大事にされていたからでしょう。
奥様もご主人が山の登り元気をもらって帰ってくることをご理解されていたのでしょう。

以前、ある会員の奥様より「うちの主人は私と離婚してでも山に行くといいます。どうしたものでしょうか」と相談を受けたことがありました。大自然の素晴らしさ、充実した珠玉のひと時、仲間と共に目標を達成する充実感、山は本当に素晴らしい。貴方が夢中になるのもわかります。恋は盲目と言います。夢中になれば周囲のことなぞ気が行き届きません。でも熱愛も一時で時が過ぎればすぐに冷めます。温かい家庭があり初めて楽しい登山が出来ることに気が付きます。
自分が登山することにご理解を頂き、家族に温かく見送られ、山で元気を頂いて家庭に帰る。
時には家庭サービスに努めたり、時には近くの山にでも一緒に登り登山の楽しさを教えてご理解を頂く努力をすべきではないでしょうか。
また奥様にそのような趣味がなければ、自分が山に登りご家族に心配を掛けているお詫びとして着物の一枚でもプレゼントすることも必要なのではないでしょうか。
最近の若い会員の方は家族を大切にされ、子供さんから奥様まで家族ぐるみで山登りに参加されて楽しんでおられます。
本当に素晴らしいことと感心しています。
山は逃げない。急いては事を仕損じる。楽しい家庭、円満な家庭があってこそ楽しい登山が出来ることを肝に銘じてほしいものです。家庭第一、山は二番目でちょうどよい。
(写真は千畳敷カールから宝剣岳と秋の雲を撮りました)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする