まほろば日記

fujioの日常の出来事、記録等を思いつくままに書いた日記です

-細見谷林道建設断念に寄せて

2012-01-22 08:49:38 | 日常
平成24年1月20日
1月19日 広島県は長年の懸案であった細見谷林道工事の建設中止を発表した。
林業振興のためとはいえ交通量も少なく冬季は閉鎖される道路を多額の費用をかけて拡張工事を継続することには財政上からも困難と判断したのでしょう。ともあれ良識が通り、貴重な渓畔林が守られたことに安堵した。恐羅漢スキー場まではすでに広い林道が建設されておりこれから先の林道は住む人もなく林業のためには今の道路で十分だと思っています。自然保護団体もこの貴重な自然を多くの人に知ってもらうような有効なプログラムを作成し訪れる人の一助となるようにしていただきたいと思います。


県当局のもうひとつの懸案事項は鞆の浦架橋問題です。
世界遺産に匹敵する価値があるといわれ、裁判においてもその価値が評価され、多くの人がそのすばらしさを認めております。このすばらしい郷土の景観を地元の人が認めず破壊に手を染めようとしているのは理解に苦しむところです。
 県知事は反対理由をよく精査し、その対策をとり、将来禍根をこのさず子々孫々妥当であったと評価されるような英断を求めたいと思います。
この林道建設断念の報道を聞き希望が見えてきた思いです。
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大堂海岸と悲しい出来事

2012-01-12 15:52:51 | 日常
平成24年1月6日から9日
昨年に続き今年もまたクライミングをやりに大堂海岸に行きました。
「南国土佐」 その名の通り大堂海岸は輝く大海原、さんさんと降り注ぐ日の光もまばゆい。風も厳しい寒さは感じられずやさしい温かさがあります。今年も3日間ずーとよい天気に恵まれました。参加者は福山組が4人広島から4人の計8人。
大堂海岸の岩場は海岸の絶壁、垂直の岩壁のクラックをボルトはなく、ギアで支点を作りながら上ります。岩の質も粗くてまるで「おろし金」で手をこすりながら登る感じです。クラックも指先がかろうじて入る狭いものから腕が入るような広いものまでさまざまです。第1日目は昨年登ったモンキーエリア、第2日目ははじめて不帰エリアに行きました。潮が満ちてきたら帰れなくなるのでこの名前がつけられたようです。岩場に行途中のルートが悪く落ちれば岩に転落激突。もしくは海中にドボン。転落事故もよくあるようです。ですからリーダーから身軽に行動できるよう必要最小限の装備を厳選するよう指示がありました。第3日目は再びモンキーエリアでクライミング、初日は多くのクライマーで登れない箇所もあったためです。今回は悲しい事故もありました。8日港付近でスキュウバーダイバーが行方不明となり巡視船や漁船など多数が海面を生め、空からはヘリコプターが1時間30分あまりサーチライトで探照していたがとうとう発見されず翌朝も警察官が海岸を捜索されていました。後で聞くと遺体で発見されたとのこと。
今回私は長期間使用したクライミングロープを持参しアプローチルートの補助ロープや終了点の確保のため持参しました。最初の下降箇所に設置しました。何たることかその場所でロープ切断転落事故がありました。その箇所で太いけれどもかなり年数のたったロープをもって登っていた人のロープが切れて墜落したとのこと。うちの仲間の前にいた大阪の人だったとのこと。以後は私の設置したロープが有ったので助かったといわれました。こんなこともあるのですね。
幸い足を痛めた程度で済んだとのこと。翌朝お会いした時には足をひこずっておられました。最後の日、私達福山組の3人がクライミングを終えて急坂を登っているとレスキュー隊が下ってくる。何処で事故があったかよく分らない様子で下の状況を説明しているときヘリコプターが遭難者を発見、吊り上げ収容したとの連絡が入った。死亡しているらしい。この連休には他にも2件も事故があったとのこと。帰宅後インターネットで検索すると「12人パーティ、フリークライミング中に転落して死亡した。ザイルをつけていなかった」との記事が載っていた。どうも昨年も会った12人のグループらしい。今回もあいさつを交わし、隣同士で登っていたし、我々の登はんセットを使い上りでもしていた人なのに信じられない気持ちです。彼らは早くしまい「今度は三倉で会いましょう」と挨拶して帰っていかれたのに何で死んのか。信じられません。
正しい状況が分らないのでなにもいえませんが記事を信じての感想でしょうが、みるに耐えない中傷が満ち溢れ、本人の名誉のためにも反論したいが私も内容が不明なので何とも言いがたく歯がゆい思いです。記事の内容は疑問が多い。もしそのグループなら帰る道中もクライミング中というのか。普通はクライミング中とは言わないよね。12mの高くて危険な岩場をノーザイルで登る人ではない。大勢のクライマーが居たがこの岩場をノーザイルで登る人はいません。隣でクライミングしたのだからその慎重な動作は気が付きます。トップがリードでのぼり、他の人はトップロープにして登っていたので事故を起こすはずがない。何か突発的なことがあったのでしょう。正確な情報は大阪労山の事故報告書を待つしかないでしょう。ご冥福をお祈りします。
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平成24年度 初日の出

2012-01-03 20:00:41 | 日常
平成24年1月1日
午前0時、むすめ一家4人で地元の氏神様の「今宮神社」に初詣。
6時全員で府中の岩谷の観音さんの頂上で初日を見るため出発。
頂上の岩場は100名くらいの人でいっぱいでした。
日の出の時間は7時16分なのですが雲がかかりなかなか顔を見せません。今年は長男の高校入試の年なので何とか願をかけようと粘ってようやく7時45分ごろ初日の出を拝しました。「今年もよいことがたくさんありますように」
今年の目標は
1、身辺整理、綺麗に、シンプルな生き方を心がけ、皆の尊敬を受けられるように人間  を磨くこと。(望みが大きいかな)
2 登山の目標はチンネを登ること。
3、よく働き、よく遊ぶこと
4 腹八分を心がけ体重を今より減量すること。
5 安全運転、無事故無違反。
目標が達成できますように、
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平成23年度仕事納め

2012-01-03 18:43:08 | 日常
平成23年12月31日
今年最後の1日も充実した1日でした。
3時3分起床、4人で百貨店のおせち料理の配送、そして午前中単身者の引越、これで仕事はすべて完了。午後から懸案だった岩谷の観音さんの山頂の岩場にロープを設置する作業を行う。4箇所ボルトを打ち込み使わなくなったロープを張り安全に、楽に登れるようにしました。明日の日の出の参拝者の役に立つことでしょう。
夜はむすめ一家と食事会。紅白歌合戦を見て1年の締めくくり。
今年の最後をを飾るにふさわしい1日でした。
今年印象深い出来事は阿蘇鷲ヶ峰登山の撤退。このとき「安全はすべてに優先する」という言葉の本当の意味がわかった。苦労して登った手がかりのない泥壁を如何にして下るのか。確保のする方法が無く万一スリップしてもとめようがない。どのような方法で下ればよいのかずーと考えていました。安全のためにはすべてを犠牲にすることをいとわない。ザイルであろうと、登山用具であろうとすべてを残置することも命を守るためには捨てることも仕方がない。この決意があれば難問は解決できる。危機を脱出できた。
もうひとつは最強のチームを作る方法は何か。府中中学校吹奏楽部は3年連続で全国大会金賞受賞の名門クラブです。このクラブの演奏会に行きその強さの秘密がわかった。演奏のときソロ演奏すると手を振って、笑顔を客席に振りまくその堂々とした演奏振り、とても中学生とは思えませんでした。みんながソロ演奏できる実力の持ち主なのです。個人が一流なのですからみんなが合奏しても当然一流なのです。全員が一流なら負けることは無い。この簡単な原理に気づかされました。そういえばプロ野球もそうですね。かって広島カープが優勝したときにはスターぞろいでしたね。山本浩二、衣笠、高橋慶彦、江夏。ピッチャもいいのがいました。外人選手もホプキンス、ギャレット活躍しました。皆一流選手でした。だから優勝できたのです。今のカープに一流という選手はいますか。前田選手だけですか。これでは勝てません。
来年はわが社も「赤帽の鑑」と呼ばれる一流企業となりたいものです。
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