まほろば日記

fujioの日常の出来事、記録等を思いつくままに書いた日記です

久住山

2013-05-29 23:00:39 | 日常
25年5月23日(木)から25日(土)
今年4月、理事に復帰して最初の例会山行は大分県の九重r連山にしました。
この時期ミヤマキリシマが咲く季節です。今まで8回訪れていますが何度行ってもまた行きたくなる魅力ある山です。例会山行ではいつも自家用車、テント泊でしたがたまには小屋にも泊まってみたいとの仲間の要望があり貸し切りバス、法華院山荘で計画しました。
参加者は女子15名、男子5名の計20名、うち17名は旧知の仲間です。ですから同窓会のような雰囲気です。日ごろよく一緒に行っている仲間に役員になってもらい綿密に計画を練りました。ルート、万一に備えエスケープルートの決定、会計、装備等の役割分担、班編成、部屋割り、おつまみ、サプライズの買い出し、信頼する仲間に任せておけばあとは完全に仕上げ、まとめてくれます。出発がまじかな頃、「多くの参加者が蔵王山で訓練している。」との話が届きました。これなら成功間違いないと確信しました。
5月23日 18:45予定より早く福山オート観光を出発、福山駅、松永駅前を経由して我々の待つ宮島SAで合流。私の同伴者の山下さんは近所で美容院を経営し私の散髪をしてもらっている方で私とは今回が初めての山行です。
久しぶりに懐かしいメンバーと会い、再会を喜び合いました。参加者の皆様には「無事故で終えて初めて楽しい山行といえる。安全第一に、慎重な行動をしましょう。」とお願いしました。
5月24日 1時40分九重IC着。一路、今日の宿泊地「長者原」に2:35着。みんなでテントを設営し朝まで手足を伸ばして仮眠、の予定でしたがうれしく、興奮されたんでしょう5時に起こされました。少し寝不足です。お湯を沸かし朝食をとり7:00出発。男池で降りるまえに黒岳登山口である白水鉱泉に立ち寄る。ここは天然の炭酸水で有名なところ。採水地は入り口の水場ではなく奥のほうにありました。軽トラックの荷台一杯に積まれた大きなペットボトルにホースで炭酸水を入れておられました。だから駐車場の入場料金は500円なのです。採水料金なのです。この炭酸水でご飯を炊いたり、料理につかうと大変おいしいそうです。男池は名水百選に選ばれたところ、青くすんだ湧水池を眺め大戸越えを目指す。新緑の木陰が気持ち良い。地図と高度計で現在地を確認しながら登る。11:00大戸越え着。平治岳に登る前に班長さんがザックの中からスイカを出された。真っ赤な冷やされた甘いスイカにみんな大歓声。渇いたのどにはスイカが一番。「重たい荷物本当にご苦労様でした。みんなが喜んでくれ持参したかいがありましたね。」
平治岳のピークまで標高差150m、7から8回転と見込みましたが意外に早く5回転で到着。案外簡単に登れたと喜んでおられました。
百歩歩行は20mと見込んでいましたが30mアップと急坂でした。花は麓ではかなり咲いていましたが稜線上は4分程度でしたが岩峰に登ったり花に埋もれて記念撮影したり、坊ガツルや三俣山、九重連山の展望をたのしみ下山。登るときには気が付かなかったのですが麓の方では多くのミヤマキリシマが立ち枯れて白骨となっていました。国立公園ですから人口の手は出せないのでしょうが心配です。広がらなければよいのですが。昼食後下山。坊ガツルはいつもなら多くのテントの花盛りなのに今日は数張りとさみしい限り、平日だからなのでしょう。
法華院山荘、初めの予定は4室でしたが客が少なかったのか5室に増やしていただき楽に過ごせました。
食事の時間は18時。時間はたっぷりあります風呂に入るもよしビールでのどを潤すのもよし。我々は庭先のテラスでまずは一杯。
班長さんの準備されたおつまみでまず一杯。そのうち風呂帰りの方も加わり、そのたびに乾杯の杯を上げる。大宴会になりました。リーダーも年を取り楽な山行きをするようになりよかったとの感想もいただきました。
過去の九重の話題に花が咲く、今は退会されてU女史のポール隠匿事件、私が誤って廃道を登りそこで発見したいわかがみの大群落、この前の山行では黒岳班の帰りが遅れ心配したこと。苦労した思い出、感激は尽きることがない。スイカの運搬者に乾杯、ワインの運搬者に乾杯と楽しい時を過ごしました。来春はU女史を呼んでまた飛鳥の山旅をやろうではとの話もありました。
5月25日 余裕のある行動をとるため出発時間を1時間繰り上げ5:00に発つ。登山口にロープが張られている。「崩壊のため通行はご遠慮してください」とのこと。迂回路は白口岳経由となっている。白口岳は難路である。禁止ではないので予定どうり登る。いきなり急坂である。一汗流すころにはトラバース道となり楽になる。崩落地は沢に迂回して楽に過ぎる。前回間違ったところでコースを変えて中岳別れに。中岳の登りは標高差200m今日一番の急坂です。円陣を組み気合を入れる班、六根清浄と掛け声をかける班。各班思い思いに気合を入れて登る。皆意外に簡単に登れたといっていた。百歩歩行の効果ありでしょうか。7:40 中岳山頂にて朝食。360度の展望。阿蘇山、根子岳、由布岳、鶴見岳、今までで登った思い出の山々が望める。眼下には御池、アリジゴクのような空池、目の前の岩峰、天狗城もみんなの掛け声とともに乗り越え久住山頂に。ここで因島のクラブの人と会いました。今夜は法華院に泊まるとのこと。世間は狭いですね。久住分れより靴のひもを締め北千里へ下る。ここではかって遭難事故があり7名の方がなくなったという。墓標のようにケルンが立ち並んで導く。地図を読む大切さわかってもらったかしら。すがもり越えは予定どうり200歩、2回転で到着。以前はここに山小屋があり記念に坊がツル讃歌のオルゴールを買ったことがありました。鐘はその小屋の時代の名残、今は其の跡は石囲いの休憩所となっています。小休憩ののち噴煙を上げる硫黄山の山すそを横切り13:00予定より早く長者原に全員無事に帰ってきました。約束通り筋湯温泉で汗を流し福山に帰りました。ご苦労様でした。楽しい山旅をありがとうございました。またいつか山で会いましょう。
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わが後継者たるか

2013-05-23 12:57:55 | 日常
平成25年5月19日
私の姪の男の子、中学1年生がなんとワンダーフォーゲルに入るという。
細身であまり運動は得意のようには見えず、生物が好きなので文化系のクラブに入るのではと思っていました。母親もそのように考えていたようですが「ワンゲルに入りたい」と聞いてびっくりしたそうですが本人の強い意志で選んだのですから…それなら仕方ない、というので私に登山用具の購入に際しアドバイスを求めてきました。私の古い登山用具をプレゼントしました。80リットルの外国製大型ザック、革製登山靴、冬用の登山靴、ゴアテックスの雨具、ロングスパッツ、どれも古いけども年季のはぃった一流品です。これを持てば一目置かれる存在になるでしょう。購入したのはダウンの寝袋、ゴアの寝袋カバー、マット、下着、ズボン、ヘッドランプこれだけあれば当分大丈夫でしょう。この学校は広島でも山岳競技の名門校でありインターハイ出場の常連校であり、優勝もしています。
担任される先生も地元山岳界の有力者であり、先輩たちも熱心で教育訓練システムも充実しています。40名あまり部員がいるそうですが山を楽しみ、良い友人を得られれば良いですね。厳しい訓練に耐えて行かれるのか、6年間やり遂げられればきっと筋金入りの男子になることでしょう。心配です。いつの日か一緒に登れるとよいですが。
子供の育て方は親として悩むところです。どのように育てるべきか。NHKの番組で耳にしたこと。なるほどと頷かされました。
「子供との対話・・・子供にとって親は大きな存在です。この大きな存在の親から「ありがとう」といわれる。子供にとってものすごく印象的で大きな満足を得られる体験です。この繰り返しが子供の中に人の役に立つ喜びが育てられる。親の感謝の言葉で親により良い影響を与える。
認めてほしい親に喜ばれる。子どもうれしい。人の役に立つ喜びを身につける。子供にどのような行動をしてほしいか。子供への声掛けは役立ったときすぐに声をかけることが必要です」と・・・もっと早く聞いていれば、わが娘もよい子に育てられてよかったのにね・・・
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雑草も美しく、可愛い花をつける。

2013-05-16 23:02:04 | 日常
平成25年5月15日
我家の小さなお庭も今さまざまな花が咲き乱れて目を楽しませてくれています。
ボタンにはじまり、チューリップそして今はバラ、色とりどりでにぎやかです。
地面も見えないほど雑草が生い茂り、見苦しいので綺麗に草を刈らねばならないと思っていた矢先、朝見るとピンクの小さな花々が一面に咲き誇っているではないか。初めて見る花です。いつの間に、こんな花は植えた覚えもないが・・・今までは花が咲く前に草刈で取り除いていたので花を見ることがなかったのかも・・・・葉は四葉のクローバー、茎は長く10数本あまり派出している。クローバの花は丸いよね。だからクローバーではない。なんという名前の植物だろうか。
植物図鑑で調べてみるとありました。「むらさきかたばみ」(かたばみ科)です。解説には花の茎は高さ15から25センチ。地中に鱗茎の塊があり殖える。南アメリカ原産とある。帰化植物なのです。かたばみの特徴として睡眠運動をする。夜になると華を閉じます。帰化植物で生命力旺盛かと思いましたがほっておくと他の植物に負けてしまうとのこと。人間が手を掛け、根を抜きとることにより芽が散らばり増殖するとのこと。又来年見るためそのままにしておくか、根は残し上部だけ刈り取ろうかと思案したがそのことは必要ないようです。人間に邪険にされてもよいようになっているのですね。植物の生命維持作用はすごいですね。
雑草といえども子孫を残すためには花をつける当然のことなのですがそのけなげさに、せいいっぱいがんばっている姿に感動しました。
昭和天皇のお言葉に「雑草という草はない。どんな植物にもみな名前があり、それぞれ自分の好きなところで生を営んでいる。」意味深長な言葉である。昭和天皇のお人柄がわかります。又気骨のある人だったと感じます。しばらくは花を楽しみそのあとで刈り取り綺麗にしましょう。
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人間は一人では生きられない

2013-05-12 20:03:13 | 日常
平成25年5月11日
私が尊敬する大先輩、山岳会元会長の小土井薫計氏が本を出版され、贈呈して頂ました。
「自然に静寂と空間をもとめて」文芸社発行という書籍です。
山歩きと植物研究を志し実践された記録が200ページに渡り記されています。
私もかねてより氏の博学ぶりを知り後輩のため記録に残していただきたいと切望していただけに本の発行を大いに喜んでおります。
男としてもかく生きたと後世に名を残すのは誰しも思うことでありますが実際行うことは困難です。この快挙を心から喜んでおります。20年前の大山遭難事故、奥様の入院にもかかわらず個人的事情を省みず粛々と事故処理に没頭された責任感の強い方でした。2年後奥様を亡くされ喪失感で孤独にさいなまれた時山仲間の励ましにより立ち直られたことが記してありました。以降自殺防止活動や地域ボランティア活動を通じて社会に貢献するように活動しておられます。私も妻を亡くし同様に仲間の励ましにより立ち直った経験があります。その心情はよくわかります。今でも大先輩である氏の背中を追い、手本としている次第です。一番心に残ったことは氏の言われた「人間は一人では生きられない。人間も基本的には動物であるから生きてゆくためには群れを作らなくてはならない。群れから外れてたった一人では生きてゆけないのが人間の宿命である。だから群れの中で生きていける人間にならなくてはならない。」人間関係を大切にしなさいということでしょうか。思いやりをもつことでしょうか。身近な群れは家族であり、地域社会であり、仕事を通じても人間の繋がりを大切にするということでしょうか。山の登り方も若い時とことなり年相応の登り方を考えることが必要なのではないかと思います。今日、時を同じくして私が信徒である浄土真宗のお寺の新築移転の落成法要があり参加してきました。平素より人生の意義、生きる指針となる方向を示していただいています。親鸞聖人とともに生きる。これも心の群れというべきでしょうか。如何にすれば心の平安が得られ、心豊かに生きられるのか模索が続きます。
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縄文杉事のタイトルを入力してください(必須)

2013-05-08 23:32:23 | 日常
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宮之浦岳(1936m)・開聞岳(922m)

2013-05-08 13:47:03 | 日常
平成25年4月26日(金)から5月1日(水)
この連休前半日本百名山を2峰登頂してきました。
屋久島はひと月に35日雨が降るといわれる雨の多い島です。開聞岳は低いながら薩摩富士と呼ばれる美しい山です。
宮之浦岳は若いころ登ったことがありますが雨と暑かったことしか印象がありませんでした。
今回山岳会の仲間4人でのぼりました。雨が降るものとして沢登りの防水対策で臨みましたが予想に反して3日間とも晴天でしたが島を離れる頃には雨となり夕方には大雨警報が出されていました。本当にラッキーでしたが島の人から言わせると「苔むした原生林に霧が流れる幻想的な情景も素晴らしいのに残念ですね」と言われました。
4月27日 鹿児島発9:00の高速船トッピーで宮之浦港へ。そこからタクシーで淀川登山口へ、今日は歩行時間50分のみ。淀川小屋に15時過ぎに到着。テントはすでに12張りほど張られていましたが小屋は2列2段、40人くらいは宿泊できそうです。今夜は利用者も少なくゆったりと過ごせそうです。
4月28日 5時出発。花之江河の湿地帯を過ぎ、黒味岳に寄り道して巨岩の上から絶景を楽しむ。それぞれの山の頂きには様々な形をした巨岩が見られます。水場もいたるところにあります。
11時前には宮之浦岳山頂に。ここには大勢の登山者がおられました。永田岳の異様な山容が眼前に見える。昨日は小屋が満員で入れない人もあったと聞いたので早々に下山する。
屋久島の小屋は無人小屋です。団体客も多いので入れないこともあります。それに雨が多いのでツェルトではちょっと苦労するのでは思われたので小屋に泊まるべく先を急ぎました。時間があれば永田岳にも立ち寄りたかったのですが・・・。そのため13時過ぎには新高塚小屋に到着,早く到着したので下の高塚小屋まで行こうかと思いましたが団体さんが行かれたのでもう入れないと思い予定どうりここに決めました。小屋は広く清潔でした。ここも2列2段ですが土間も広く50人くらいは宿泊できそうです。2番目でしたので入り口近くに席をとる。テラスや林間に多くのテントが張られています。
時間もありゆっくりくつろぐ。冷たい水で体をふき、下着や寝袋を干す、ネズミを防ぐため天井につりさげられたゴミ袋を皆で分担して持ち帰る。捨てたのでなく忘れたのでしょう。
暖かい日差しを浴び、林間でゆっくり過ごす時は本当に心が和みます。早めに食事を済ませひと寝入りするころに遅くになって到着した登山者に起こされる。寝付かれずうとうとしているとネズミのがりがりとかじる音が聞こえる。蹴飛ばす。
4月29日 3時30分起床。今日も5時前出発。高塚小屋は小さな小屋で1列2段しかない。10数人しか入れない。昨夜の人も入れなくて新高塚小屋に来たのでしょう。
直ぐに縄文杉、実に堂々として存在感があります。数千年を経ているのですが幹も太くつややかで生命力あふれる感じで迫力があります。まだまだ元気です。
しかしそこに至る道は狭く離合も大変です。早く来てよかった。時間の経過とともに登山者が増える。エコツァーの人達、学生の団体、若い人たちが多く山ガールの華やかな服装が目を楽しませる。トロッコ道も新緑の木陰で心地よい。楠川別れより辻峠を越える。太鼓岩で最後の展望を楽しみ白谷雲水峡を下る。苔むす風景が心地よい。この湿気のある空気が屋久島なのでしょう。下界に下り今宵の宿、林と河畔の宿 ロッジ八重岳山荘で寛ぐ。川を渡る風がさわやかです。
4月30日 港で飛魚の干物をお土産に。鹿児島に着くころには雨、薩摩の庭園「仙巌園」を見学、雨は吉日の印とか・・「薩摩しぐれ」よい言葉です。西郷隆盛が最後の生活した洞窟と終焉の地を尋ねました。幕末薩摩は産業を興し財政が豊かだったので討幕の大きな力となったのでしょう。それに比べ長州は人材の国ですね。近代化した武器と人材が合力して革命を成功させたのですね。指宿では砂湯を楽しむ。「吟松」よい宿でした。
5月1日 今日も3時30分起床。開聞岳に登る。三角錐の山を2周すると山頂に、上部は岩がごろごろでした。鰻温泉、地獄蒸しの料理を期待していましたが民宿に泊まらねば食べられないとのこと残念。小さな温泉に入浴して済ます。帰路知覧の平和特攻記念館、武家屋敷を見物して旅を終えました。すべて順調な充実した山旅でした。



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小豆島 親指正面壁(赤いクラック)

2013-05-07 14:37:54 | 日常
平成25年4月22日(月)
4月20日(土)に登る予定でしたが天候不良のため今日に延期しました。
平日に仕事を休みクライミングするのは初めての経験です。午前3時過ぎに広島を出発、福山、倉敷で仲間と合流新岡山港から第2便のフェリで土庄港へ、島の反対側の内海町の橘バス停から林道を詰めて神社上まで車で入れますから便利です。そこから20分余りで正面壁の取り付き点に。親指ピークは丸い山容の中腹に親指のようににょきと飛び出た岩峰です。
この正面壁には10本のルートがあります。今日登る赤いクラックルートは長さ170m、グレードは5,9(Ⅴ+、AO)です。グレードからすると何とか登れそうですが実際はかなり厳しいルートでした。P1は斜めの赤いクラックを登ります。登りはじめはかなり緊張しました。クラックルートなのにたくさんのボルトが打たれていました。先生はそれらを使用されずギアや岩角などで支点をとり登られました。ボルトは潮風などで赤くさびていましたから・・・P2は出だしがハング気味のフェイス、難しいので右側に逃げました。P3を終えると広いテラス。腹ごしらえをしてゆっくり休憩タイム。今日は快晴雲一つない好天気、新緑の樹海が眼下に広がり、青い海まで続きます。この島は畑というものがあまりない。平坦地にはオリーブが植えられています。
豊かなように見えますがなんで生計を立てておられるのでしょうか。醤油、観光、素麺、もちろんオリーブ・・・平日のためかはたまた島で交通費用が掛かり便利が悪いためか
登パーティは我々のみ。P4が核心部、斜上するのですが後半がハングしており、おまけにつるつるで落っこちそうになりAOとなる。P5は左に進みカンテを上るのが正規のルートでしたが先生は新ルート開拓とばかり直登されました。苔が付いたようなぼろぼろの凹角の壁で我々には手がかりが見つかりません。とうとうつかんで乗り越えました。親指のピークから懸垂で鞍部に降り完了でした。自分の弱点を自覚したクライミングでした。でもこの高度感は最高でした。爽快なクライミングでした。外岩の楽しさを満喫したクライミングでした。
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