まほろば日記

fujioの日常の出来事、記録等を思いつくままに書いた日記です

大震災義捐金とチャリティマッチ

2011-03-30 10:35:40 | 日常
平成23年3月30日(水)
震災後中国新聞社の義捐金者の名簿紙面も2ページにわたるほどの大勢の人々、企業、各種団体等から義捐金が寄せられ7億円を突破しました。日本赤十字社には2週間で401億円が寄せられたとのこと、阪神大震災を上回る勢いです.また世界各国から救援に駆けつけていただいたり募金活動も活発です。アメリカからは100億円、台湾からも64億円、あの小さなくにが国を挙げて応援してくれています。韓国や中国も同様です
本当にありがたいことです。広島のぼろう会の方も寄付されていました。うちの会はどうされるのかな。興味本位で恐縮ですが有名人の寄付岳を覗いてみるとユニクロの柳井社長、楽天の三木谷会長が10億円と群を抜いています。AKB秋本康グループが5億円、SMAPが4億円、イチローが1億円、松坂選手8100万円、松井選手5000万円、宇多田ヒカル8000万円、巨人のラミレス選手100万ドル(8100万円)韓国のぺヨンジュ7250万円を含め韓流スター12名が2億7300万円、黒田選手は450万円、ビートたけし500万円カープでは豊田選手だけでした。寂しい限りです。数字の信憑性は定かではありません。
日頃から後援いただいている人々ですから芸能人はもう少し寄付されても良いように思います。ちなみにある人に言わせれば収入の1パーセント程度は寄付しても罰は当たらないとのこと。あなたはどのように思いますか。
昨夜はサッカーのチャリティー試合 日本選抜とJリーグ選抜の試合がありました。
先制点を挙げた遠藤選手が喪章を高く掲げ、選手全員がその周りを取り囲み祈りをささげました。力をあわせ困難を乗り越えようというポーズでしょう。感動的なシーンで被災者方にも伝わったことでしょう。カズ選手も得点をあげる活躍でげんきなところを見せてくれました。
 因みに、被災地に義捐金については「義捐金額ー2000円」が寄付金として控除されるとのことです。しっかり寄付、援助してください。
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町は春でも山はまだ冬

2011-03-29 21:31:52 | 日常
平成23年3月28日(月)
仕事で山陰の益田市に行きました。
広島市内では早いところでは暖かい日がつづき桜も咲き始めています。益田市より191号線を通り中国山地を山越えしましたが国道は雪がなくノーマルタイヤで走行できますが周囲は1m以上の雪の原でまだまだ冬景色。でも夜間には道路の凍結もありそうですからご用心ください。。
深入山の憩いの森に立ち寄りましたが一面の雪がしっかりあり休業しています。山の南斜面は黒いところもありましたが裏側はたっぷり雪が残っているとの事。そのため今年の山焼きは中止せざるを得ないとの事。
スキーも今しばらく出来そうですが早く山にも登りたいし複雑な心境です。
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町民の命を救った19歳の消防士の避難放送。

2011-03-26 21:42:28 | 日常
平成23年3月26日(土)
今朝仕事で福山に行きました。山陽自動車道の周囲の山は雪で白くなっていました。恐羅漢スキー場では新雪が15センチ降り、115センチの積雪量とかもうすぐ4月というのになんという寒さでしょうか・・・このようなのとは経験ありません。被災地は燃料も不足し大変でしょうね。
昨日NHKで津波で多くの家屋が被災したにも拘らず死者ゼロの町があったと放送していました。茨城県大洗町も4メートル余りの津波に襲われ多くの建物が流されましたが死者はゼロとのこと、他地区では大勢の人々が亡くなっているのに・・・その訳は町内放送を利用しての津波避難放送を任された19歳の増田裕太消防士が2時間30分にわたり避難命令を放送し続け住民にも危険な状況把握が行き届いたためのようです。放送内容も「避難して下さい」から強い調子の「避難せよ」にかわったのも足元まで迫り来る津波が言わせた言葉でしょう。2波、3波の津波の合間にも「高台に避難せよ」「家に帰らないよう」叫び続けたとの事本当に頑張りが報われて良かったね。
他地区でも指定された避難所に危険を感じた人々がより高い道路に避難して助かったという事例もありました。平安時代の869年に起きた津波の痕跡から指定された避難所では危ないとの事で事前に勉強会を開き研修していたとの事。予想的中、2年前から危険性を指摘していたのに受け容れられなかったとの事まことに残念。このように現場のリーダーの力量により困難を克服したとの事例はたくさんありました。現場力、リーダーの人間の力量、大切ですね 
また同じ原発で明暗を分けた東京電力の福島第一と東北電力の女川原発。前者からは人が逃げていくのに、後者は人が集まり避難所として使用されているとの事この差は津波対策の差でした。予想された津波の高さ前者は5.6m、に対し後者は9.1mしかも主要施設は固い岩盤に加え14.8mの位置にあったとの事。地震の揺れは想定内で耐えられ原子炉は自動停止したのにその後の津波により施設が破壊され、周辺地域に甚大な被害をもたらされた。近くの女川漁港では14mの津波が確認されていた。4mの高さをケチった経済効率、経費削減を図った付けがここにある。危険な原発施設を周辺に押し付けた無関心の人々にもその付けは回ってきてその放射能汚染の恐怖をこれからずーと体感することになるでしょう。千年に一度の災害、想定外の規模といいふらし、その責任を逃れようとしているが、いまから115年前、明治時代(1896年)の三陸沖大震災でも2万2000人が死亡する津波があった、ここ三陸海岸地帯は津波の常襲地帯といわれ何度も大津波に襲われているのだからしかるべき対応がとられるべきであった。このたびの原発事故は人災である。安全神話を宣伝してきた東京電力をはじめ電力会社及びそれに協力した学者、その宣伝の一翼をになつた人たちはその責任を追及されるべきである。
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わたしの出来る救援は・・・

2011-03-22 23:08:46 | 日常
平成23年3月22日
今日まで予定されていた広島市主催の救援物資の募集会場に物品を持参しました。
持参した物は「お返し」にいただいた新品の毛布や亡き妻が買いだめしていた下着、靴下、タオル、洗濯されたシャツなどです。会場のマツダスタジオには袋を抱えた人の列が出来、車も渋滞するほどの盛況でした。赤帽組合でも募金が始まり私も第一番に募金に応じました。世界中の人々が日本に注目し応援しています。原発も改善の兆しも見え始めました。昨日は9日ぶりに倒壊した家屋の下から16歳の孫さんとおばあさんが救出される明るいニュースもあり、ライフラインも次第に回復され先が見え始めました。明日から高校野球が始まります。だんだん明るくなってきます。春よこい。早く来い。
被災された人々に桜花を咲かせよ。
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東北関東大震災に思う

2011-03-18 14:01:47 | 日常
平成23年3月17日(木)
昨日大手建設会社の依頼により大阪支店まで救援物資の運搬を行いました。西日本各地の支店から援助物資を集め災害地に送るとのことでした。ありがたいことです。
全国から義捐金も集まっているようです。組合でも募金を募り私も協力しました。川崎の娘からいろいろな物資が品切れとのことです。電池、懐中電灯、ガスボンベ、スエットチッシュ等、災害に備えた備蓄品の少ないことを反省していましたが後の祭りです。こちらの店舗に行って見ますと品切れで、災害地に優先的の回しているので入荷予定は不明とのこと。当然です。買いだめをせず一刻も早く災害地に届けて欲しいと思います。我々に出来ることは募金と買いだめをせず我慢することしかありません。ここ数日は真冬並の寒さで雪が降っています。辛抱できる寒さなので災害地の苦難を思いストーブもつけず我慢しています。この災害で思うことは人間が電気、ガス、車社会の便利さになれひ弱になっている、自然の厳しさに工夫する能力がない。我々山屋はこの程度なら十分耐えられ乗り越えられます。このような大災害ですからいろいろな人間のドラマがあります。
10億円を寄付し義捐金援助に弾みをつけたユニクロ社長。
スーパーの店舗を避難宿舎に開放し店の商品も提供して食いつないでいる店主。
残り少ない燃料を避難所の暖房に無償で提供しているスタンドの店主。
家族の遭難死亡にもかかわらず避難者の救助に奔走している役人。
津波の避難者誘導のために逃げ遅れ遭難された消防団員や地区の世話人。
被爆の危険にもかかわらず懸命に原発防災作業をしている自衛隊、消防、警察。電力会社の社員、下請けの作業員本当に頭が下がります。腹立たしいこともあります。
「いったいどうなっているのだと」東京電力社員をどなりちらす「イラ菅」の首相、。
100人あまりの寝たきり老人を放置し21人もの入院患者を死なせた院長。
原発の避難地区への配達を拒否する運送業者、同じ地区のケアハウスで80人の入居者を世話する職員が自分の安全のため避難して職場を離れ今は4人で世話をしているとのこと。
原発から80キロ以内立ち入り禁止、国外退去を表明したアメリカ政府の態度、不安をあおる態度には断固として抗議すべきなのに容認する政府の態度。
これらはマスコミでは大きく取り上げているがそのような不心な人はほんの一握りである。
大半の人は被災者救援のため全力で頑張っています。トラック運転手も一刻も早く避難物資を届けるべく頑張っています。私も要求があればいつでも駆けつける覚悟は出来ています。もう数日の辛抱です。燃料も救助物資も届きます。
もうちょっと辛抱してください。
自衛隊による原発への放水シーンは全世界に放映されこの大震災の象徴的シーンとして後世の残ることでしょう。
そして全世界の人々に原発暴発への不安を和らげ、無事に作業が終了し、鎮火することを祈らずにおれません。
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十方山から内黒峠縦走

2011-03-17 11:51:11 | 日常
平成23年3月12日(土)
大震災の直後であり、気のおもい山行であった。
当地には地震の影響もないことであり、かねてより入念に2年越しに計画した縦走で、気象条件、雪の状況もこれ以上ない最高の条件であり、実施した。入山前に犠牲者に黙祷をしました.参加者は7名。
昨年私が単独で実地調査をしているのでほぼ予定どうりの歩行時間で行った。7時間の歩行予定時間であったが1時間オーバーしたがこれは地図をみながら9箇所のピーク探索しながらの歩行であったためです。迷ったら帰れないとの真剣勝負の緊張感があり、地図の見方も身に付いたのではと感じた。
エスケープルートも考慮したが予定どおり縦走できたのは会員の実力を賜物であろう。
参加者には記録を残す意義も十分理解されたのでは・・・・
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東北関東大震災

2011-03-15 22:13:08 | 日常
平成23年3月11日(金)
下松からラジオの国会中継を聞きながら帰っていると午後2時46分「ボロン、ボロン」と緊急地震速報がなった。またかと大して気にも留めずにいたがラジオ放送現場も地震による大揺れで混乱したようす。これはただごとでない。巨大津波も襲来する。到着まで5分から30分で来るという。津波はなんと10mという。
強度M8.8からM9.0に変更、観測史上最高値、阪神大震災がM7.2だから地震エネルギーは1000倍と想像を超えた規模。崩れた断層の長さは500キロ。強い余震がつづく、さらに富山、長野でも強い地震が起きる。死者、行方不明者も数百人から数千人さらに数万人ときくたびに増加する。家を失い避難した人は45万人。三陸海岸の村がそっくり消滅したとの情報もある。沿岸の工業地帯では石油タンクが炎上する。さらに福島第一原発が爆発、4機が次々に爆発し放射能汚染が起き住民が避難することになる。想定外・・・すべて原因は想定外の地震規模、想定外の津波のため原発のバックアップシステムが崩壊したと。そのため想定外の事態になったと。あれだけ原発の安全性を誇っていたのに。想定外の死者でかたずけられるとは・・想定外で対策がわからない。あれだけ安全を宣伝していたのに・・苦難、混迷の始まりである。
「お母さん、・・お母さん・・・」母をさがし求め叫ぶ少女が痛々しい。
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