平成25年12月17日
昨日夕方鹿児島に行く仕事があり、私しか暇で空いた人間がおりませんでしたので出かけました。目的地まで620キロ、約9時間、朝10時着の予定でしたで余裕をもって楽な気分で行くことができました。予てから鹿児島に行ったら是非とも行きたい温泉がありました。娘が「今まで言った温泉の中で一番よかった」という温泉が新湯温泉の「民営国民宿舎 霧島新燃荘」です。「室内の温泉は白濁しているのに、露天風呂の色は鮮やかなブルーで素晴らしい。ただし建物はあまりよくないけどね」と言っていました。温泉のある霧島は鹿児島市内から約60キロ、アチコチに温泉地があり、白い噴煙が立ち上っています。目的地の新湯温泉はさらに霧島温泉街から6キロもつづら折れの山道を登ってゆかねばなりません。宮崎県のえびの高原との中間点になります。峠を少し降りた地点標高920m。アカマツ林の先に古ぼけた木造の建物がありました。川に架かる小さな橋を渡ると左に風呂、右に宿泊施設がありました。正面には長屋の湯治客の宿舎のような建物が立っていますが今は使われていないようです。料金500円を支払いいざ風呂へ。壁に貼られた紙には15分から20分入浴して、30分以内には退出するよう指示がなされています。浴槽は2m×4mと小さ目です。正面の岩壁から熱いお湯が流れ込んできます。硫黄泉ですから流れるところが黄色に変色しています。湯元に近ければ熱く、離れれば温るくなります。雨が降っていたので露天風呂の色は鮮やかというわけにはいきません。入口の掲示板にいろいろと温泉の効用、新聞記事等の案内が貼ってありました。その中に「日本の秘湯番付」なるものが貼ってありこの温泉が「西の大関」と記してありました。秘湯の定義とはフリー百科辞典によれば、「主に山奥などの交通の便利の悪い場所に存在する温泉のことを指す。読んで字のごとく。秘=他人に知らせたくないような温泉のこと。」と記してある。今まで行った温泉の中で秘湯中の秘湯は黒部源流の高天原温泉です。そこは北アルプスの奥地にあり、標高2100mで、13時間も歩かねばなりませんでしたがこの新湯温泉は街から離れているとはいえ車で行くことができます。山の中の一軒家で野趣あふれる温泉ですが、ナンバー2の大関というにはちょっと物足りないように感じました。因みに西の横綱は屋久島の平内温泉。満潮になると海没するあの温泉でした。今年5月、屋久島に行ったとき行けばよかった。残念でした。私は車に入浴用具一式を乗せ、仕事で遠出したとき温泉があれば立ち寄り、疲れを癒しております。私に合った温泉に出合うとほんとに嬉しくなります。疲れも吹っ飛びます。正に「忙中閑あり」の心境です。またよい温泉があればご紹介いたします。お楽しみにしてください。
昨日夕方鹿児島に行く仕事があり、私しか暇で空いた人間がおりませんでしたので出かけました。目的地まで620キロ、約9時間、朝10時着の予定でしたで余裕をもって楽な気分で行くことができました。予てから鹿児島に行ったら是非とも行きたい温泉がありました。娘が「今まで言った温泉の中で一番よかった」という温泉が新湯温泉の「民営国民宿舎 霧島新燃荘」です。「室内の温泉は白濁しているのに、露天風呂の色は鮮やかなブルーで素晴らしい。ただし建物はあまりよくないけどね」と言っていました。温泉のある霧島は鹿児島市内から約60キロ、アチコチに温泉地があり、白い噴煙が立ち上っています。目的地の新湯温泉はさらに霧島温泉街から6キロもつづら折れの山道を登ってゆかねばなりません。宮崎県のえびの高原との中間点になります。峠を少し降りた地点標高920m。アカマツ林の先に古ぼけた木造の建物がありました。川に架かる小さな橋を渡ると左に風呂、右に宿泊施設がありました。正面には長屋の湯治客の宿舎のような建物が立っていますが今は使われていないようです。料金500円を支払いいざ風呂へ。壁に貼られた紙には15分から20分入浴して、30分以内には退出するよう指示がなされています。浴槽は2m×4mと小さ目です。正面の岩壁から熱いお湯が流れ込んできます。硫黄泉ですから流れるところが黄色に変色しています。湯元に近ければ熱く、離れれば温るくなります。雨が降っていたので露天風呂の色は鮮やかというわけにはいきません。入口の掲示板にいろいろと温泉の効用、新聞記事等の案内が貼ってありました。その中に「日本の秘湯番付」なるものが貼ってありこの温泉が「西の大関」と記してありました。秘湯の定義とはフリー百科辞典によれば、「主に山奥などの交通の便利の悪い場所に存在する温泉のことを指す。読んで字のごとく。秘=他人に知らせたくないような温泉のこと。」と記してある。今まで行った温泉の中で秘湯中の秘湯は黒部源流の高天原温泉です。そこは北アルプスの奥地にあり、標高2100mで、13時間も歩かねばなりませんでしたがこの新湯温泉は街から離れているとはいえ車で行くことができます。山の中の一軒家で野趣あふれる温泉ですが、ナンバー2の大関というにはちょっと物足りないように感じました。因みに西の横綱は屋久島の平内温泉。満潮になると海没するあの温泉でした。今年5月、屋久島に行ったとき行けばよかった。残念でした。私は車に入浴用具一式を乗せ、仕事で遠出したとき温泉があれば立ち寄り、疲れを癒しております。私に合った温泉に出合うとほんとに嬉しくなります。疲れも吹っ飛びます。正に「忙中閑あり」の心境です。またよい温泉があればご紹介いたします。お楽しみにしてください。