まほろば日記

fujioの日常の出来事、記録等を思いつくままに書いた日記です

老化現象を考える

2013-06-18 14:38:31 | 日常
平成25年6月18日
山仲間の訃報や病に倒れたとの報に接するたびにつくづくと自分の年齢を考えさせられる。
わが身もいずれそのようになるのかと振り返ると確かに老化現象はそこここに見られる。日本昔話の「花咲か爺さん」のように心優しく誰からも愛される老人のようになれそうにありません。うちの会社も山岳会も高齢者が多い。そうなれば今までになかったようなことも起きている。老化現象は体と心の両方に現れる。体の老化は歯や目に始まり、体力も低下しスタミナもなくなる。体も硬くなり思うように動かなくなる。心の方も同様で硬くなり柔軟な思考が出来なくなる。頑固になり自説をつらぬく。自己中心で他人をおもんばかることがなく、言わなくても良いことをいい周囲とトラブルをおこし協調性に欠ける。不明な点は聞いて指示を受ければよいのに自己判断をして問題を起こす等。・・・、体の老化防止のために、体の柔軟性を保つために毎朝テレビ体操をしています。少しの運動だけど毎日継続することで少しは効果も認められる。余談ながら最近金子梨沙さん見ませんね。かわいい女の子で毎朝会うのが楽しみだったのにね。それから寝る前にもストレッチ運動をし柔軟性に留意しています。週1回は岩谷の観音さんに登る。目標を掲げ、それに適したトレーニングをしています。体力増強とはならないにしても現状維持にはなるでしょう。
それに反し心の老化防止は難しい。脳は年々老化し物忘れはひどくなる。いかに心の平安を得るか、妻がいれば悩みも話せ少しは問題解決に役立ったが独り身ではそうもいかず解消に時間がかかります。孤独感、寂寥感、世間との付き合い方、いかに生きるかと考えていくうち「人のために生きる」やはりこの言葉に行きついた。この言葉は人類普遍の根本原則、ストレスのない生き方はあれこれあるがやはり「己に徹して 人のために生きる」、「愛」である。頑固さ、自己中心的考えとはどのように結び付けられるかわからないが対極にあるものは「人のために生きる」これである。老化防止にどのような効果があるのかわかりませんが自分らしくこの言葉どおりに生きたいと思います。
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白上昌男さん。(わが町の三浦雄一郎)

2013-06-02 13:27:37 | 日常
平成25年5月31日
今月23日、「プロスキーヤー・冒険家」の三浦雄一郎氏が3度目のエベレスト(8848m)の登頂に成功され、80歳の最高齢登頂記録を達成されました。
よく頑張りました。すごい根性ですね。おめでとうございます。しかし、ライバルの81歳のネパール人も登頂を狙っておられますから短日の記録となるかもしれませんね。連日テレビ、ラジオ等のマスコミにも大々的に報道されていますが少し騒ぎすぎのように思います。
エベレストは1953年のヒラリー、テンジンの初登頂以来、今日まで6000人余の人が登っています。最近では1年間に500~600人が登頂しています。それでも世界最高峰ゆえに多くの人を魅了する人気のある山です。日本人も今回のチームミウラの5人を含め1970年の日本山岳会の植村直己氏他2名の初登頂以来195名が登っています。わが会の太田祥子さんも63歳の時、2004年5月に110番目で登っておられます。この山は公募登山隊に応募し700万円支払えば登頂可能なのです。資料によれば「高度な登山技術は不要です。中高年になって登山を始めた方でも多くの人が登頂に成功しています。1ヶ月間以上5千メートル以上の高所にテントで滞在します。高所での体力、持久力等は高所トレーニングでしか獲得できないので事前に5千メートル峰とチョオユー8201mやマナスル8163m等比較的易しい8000m峰に登ってトレーニングを積む必要があります」と、このように記してあります。事実、天気の良い登山日和の時には頂上へのルートは大勢の登山者が集中するので大渋滞で長蛇の行列ができている映像を見たことがあります。今回は、豊富な資金に加え、プロガイドを含め大勢の人々に支えられた大名行列のような御一行様ですから登れなかったら大変なことになっていたでしょう。まずはひと安心、お疲れ様でした。
このことがあったのち、お得意様の家電販売店の白上昌男さんにお目にかかりました。
白上さんとは以前から大型冷蔵庫や自動洗濯機等の一人では運べない大型家電製品の運搬をお手伝いさせていただいております。
冷蔵庫も容量が500リットルくらいの大型になると重量は100キロくらいあります。それを私と白上さんの二人で運びます。時には階段で2階、3階に運ぶこともあります。それを楽々とさげられます。あるとき年齢を聞いてびっくりしました。「昭和8年3月生まれ」なんと御年80歳。私と同じか少し上かなと思っていたのに・・・
言葉がありません。姿勢、肌の色つやも良く、笑顔の素敵な方であり、言葉もはきはきとして、お客様への対応も実にスマートとても80歳とは信じられません。この不景気な時に連日お仕事を頂いております。よく売れているのも白上さんのお人柄、人徳なのでしょう。
私も内心ではあと何年赤帽の仕事ができるだろうかと考えていました。この白上さんを見てこの人の年齢まで、80歳まではまだまだ働ける。
精進努力すれば働くことが出来る。大きな自信になりました。勇気をもらいました。人生設計をやり直さなければなりません。限界とは自分の気持が作るもの。自縛である。それを取り除けば洋々たる前途が広がる。
やればできる。そのお手本がここにあるではないか。最後の時が来るまでやり抜こう。
 かってこのブログ(平成24年11月18日)でも紹介しましたが、東北支援グループの方が94歳の元気な私の母を見て「勇気をもらいました。引退するのはやめてまだまだ頑張ってやりますよ」と言われたのを思い出しました。今の私も同様です。よい人との出会い。嬉しいですね。赤帽をやっているからこのような出会いもあるのでしょう。
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