まほろば日記

fujioの日常の出来事、記録等を思いつくままに書いた日記です

念願叶い。雪の十方山縦走を達成す。

2010-01-31 21:38:17 | 日常
平成二十二年1月30日~31日
この週末は大山に行く予定でしたが芸北国際スキー場の近くに行く仕事が入り趣味と仕事の両立のため,また今度計画している恐羅漢山の下見のため予定変更。午前中に仕事を終え、麓のスキー場の駐車場に車を置き、水越峠より旧羅漢山へ下見のため登った。広い雪の平原は地図がなければ歩けない。参加者にはよい地図の見方の勉強になるでしょう。
翌日は7時に出発し十方山から内黒峠の縦走を目指す。このコースは若い時分無雪期に縦走したことがあるが背の高さを越える藪で苦労したことがありました。雪の時期なら楽だろうと思いましたがなかなか実現できませんでした。十方山ほど気象変化の激しい山はありません。広島県で遭難死亡事故が発生したのは十方山だけでしょう。平坦でなだらかな山並みも一旦天候が悪化すれば人の命を奪うほど変貌し牙をむく。強風が地吹雪となり歩くことが困難、平坦な地形は目標がなくどちらに進むべきか分からなくする。ここ芸北は豪雪地域。滝のごとく、いやカーテンが下りるがごとく降る雪は一寸先も見えず恐怖心をおこさせ、一晩に1メートルも積もることもあるる。かって若気の至りでここで遭難騒ぎを起こしたことがある私にはいっそう慎重にならざるを得ない。すべては天候しだい。雨ならゴー、雪なら中止ときめていたが夜は暖かく雨。天候が急変、道迷いも考えられる。そうなれば今日中には帰れないのでタイムリミットは丸子の頭(山の名前)に12時似つかなければ中止して引き返すことにする。結果的には少し雨も降ったが
天候にも恵まれ、風もなく、雪も締まっていたのでラッセルの苦労もなく
慎重に地図で方向を確認しながら歩いたので道迷いもなく、完璧にコースをたどり予想外の速さで13時35分懐かしい峠に着いた。加藤武三の碑がありました。
内黒峠。なんと懐かしく心に響く名前でしょう。青春の思い出がある。みんなこの距離12キロの行程の峠を1日掛けて山に入りました。重い荷物を背負いこの峠より雪の芸北の山々を見た感激。広島の山の原点はここ内黒峠にあり。
懐かしい事どもを思い出しながら二軒小屋に下りました。
本当に感慨深い充実感のある山行でした。
明日からは寒波が入り雪になるとの事今回の幸運を天に感謝する。
コースタイム
二軒小屋駐車場7:10---水越峠8:00--9:35十方山9:50--丸子の頭11:15--13:15内黒峠13:35ーー14:35二軒小屋駐車場
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劇団四季{ソング&ダンス」を鑑賞す。

2010-01-28 23:45:13 | 日常
平成22年1月28日
劇団四季が創立55周年を記念しての「ソング&ダンス55ステップ」があるそっくホールで開催中であり見に行きました。
1月22日から6月29日まで全国71都市で開催されますが広島は3番目の会場です。
ここでは6日間7公演名古屋についで2番目の長期公演です。、今日だけはリハーサルも見学出来るので早めに行き舞台稽古をみました。実に細かいところまで演技、気持ちの入れ方等々指導しておられました。逆にお客から言えばどのようなところに注意してみるのか勉強になりました。終了後で質問時間もとられてよかったです。2時間あまりの公演になかで39場面のダンスがあります。衣装が絵が15から10回もあり大変だといっておられました。
本番はすばらしく感動しました。ダンスもシャースでは切れがよく、歌も上手です。ダンスもバレーあり、アクロバットあり、多彩です。鍛え抜かれた肉体の動き私もダンスをしたくなりました。(とても出来そうにはありませんがその気にさせるからすごいです。
感動する心が元気を呼び起こす。山と同じですね。病み付きになりそうです。
この料金も安く8000円から3000円の4ランク、安い席でも望遠鏡を持参したので表情もよくわかり十分楽しめました。
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孤独、寂寥、母の親友の死亡

2010-01-26 23:40:39 | 日常
平成二十二年1月25日
先日母の親友の方がなくなりました。
60年近くの付き合いで、同じ職場一緒に土地を買い、一緒に家を建て隣同士で家族同然な生活をしていた方です。ここ数年は介護施設で暮らしておられましたが母は頻繁に訪れ其れを生きがいにしていたのに・・・・つぎつぎと親しい友がなくなりもう誰も自分を看取ってくれる人が亡くなったと肩を落としていました。今までは黒瀬の姉の家と堀越の家と交互に住んでいたが親友が亡くなればこちらにすむ日数も減ることになりそうです。
いろんなものが一つ一つなくなる孤独感。何を目標に生きるのか。老後の生き方を考えさせられます。
母も気丈に振舞っているが心のうちはいかばかりか案じられます。
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砂の器

2010-01-15 18:30:02 | 日常
平成二十二年1月15日
昨年末、松本清張の砂の器の舞台になった「亀だけ」に行ったのを機会に再度読み返し改めて清張のサスペンスの面白さを堪能しました。ついでに映画のビデヲを借りて鑑賞しました。
話の荒筋は概ね同じですが原作とは大分違いもありました。映画らしいというか映画ならではのないようでした。それは音楽と映像の美しさです。脚本が黒澤映画の脚本を書いている橋本忍氏と山田洋次氏ですから人情味と日本の四季の美しい風景が頻繁に画面に登場しました。音楽は芥川也寸志氏、著名な作曲家ですから各所に流れるバックミュージックは彼が作曲したのでしょう「宿命」という音楽でした。原作では前衛的な電子音楽を駆使する反体制的な新進作曲家ですが文字ですからいかなる音楽か分かりませんが映画となれば宿命という曲を作る内容で実にぴったりの情緒豊かな名曲でした。原作では過去を知られたくないため殺人を犯しましたが映画ではさらに付け加えて父親に合わせるため強引に面会を要求したことが原因としていました。乞食同然の親子が日本各地の美しい山郷や漁村を巡礼するさまが宿命の音楽が流れるなか、さまよい歩く姿が原作とは違った映画らしい演出で楽しめました。
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続々と新年会

2010-01-14 11:05:38 | 日常
平成二十二年1月9日~11日
9日は私が登山を始めた中国電機製造山岳会の新年会が宮島であり参加しました。年ぶりに会う仲間で懐かしく思い出話に花が咲きました。昔苦労した仲間は時を越えすぐに打ち解けられます。私も当時の山行よく持参したホルモン焼きを調理師懐かしい味にみんなに喜んでいただきました。参加者12名でしたがほとんど退職されたいました。現役組がすくなくなったので県岳連を退会したとの事でした。他にも古い甲斐が退会したとの話も聞きます。高齢化し山に行かなくなり当然の結末ですが我が会のことを思うときその対策は、如何にすべきか考えさせられました。会において活発に登山する仲間がいなくなれば個人的なつながりで同行者を募るか、プロのガイドと行くという方法しかない。会の存在意義はなくなる。発展的な会の存続には後継者の発掘と育成がなければねばならない。
自分たちだけで楽しんでいては後がないということでしょう。
今回新しい山頂に直行するルートを教えていただきました明日はこのルートで行きます。
10日は県岳連の新年後例会というべき登山界があり私はサブリーダーを頼まれました。福山からは18名が参加されました。昨日の直行ルートを登りました。
もみじ谷から1時間もかからず上りました。みんな元気です。時間も十分あり東尾根から包ヶ浦に降りました。始めてきた人も多く皆さんに喜んでいただきました。
海岸の堤に座りみんなに今年の抱負をかたっていただきました。
天候にも恵まれよい1日でした。
宮島は昨年来島者が314万人と過去最高の人数が訪れました。町もずいぶんと潤ったように見えます。生活に余裕が感じられます。高台から見る甍も風情があります。町並みもこぎれいです。観光客の通る表通りから一歩入った町屋通りには昔風に改築した家も多く家々には風情のある行灯が飾られたいました。夜になれば幻想的な風景を表すことでしょう。まるで京都の小路地のような感じでした。
「衣食たって礼節を知る」ということでしょう。
鞆の浦の将来の姿ががここにあるように思いました。
世界遺産になり大勢の人が訪れ町が発展し、若者が帰り生活できるようになればと願わずにおれません。
11日は福山で会に新年会があり参加しました。50名あまりでした。もう少しいろいろな人が参加すればいいと思いました。求心力が求められます。でも目的を持ち、活動している人は若々しく元気をもらいました。活発で忙しいときほど行動が活発になりよい出会いがある。
今年も訓練し高峰を目指しましょう
写真は天皇陛下もここから展望されたという高台の茶屋から見た鳥居の風景。
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ピカソ展と二科展

2010-01-13 23:47:22 | 日常
平成二十二年1月8日
広島県立美術館で開催中の「ピカソと20世紀美術の巨匠たち」と同時に開催されていた「二科展」を見に行きました。
今回のピカソの作品はドイツのルートビィヒ美術館に所蔵されている作品が8点展示されていました。抽象画でキュウビズムの絵画は理解できませんが色彩の鮮やかさは分かります。他にはマティス、シャガール、ユトリロ等の作品ですがこれも抽象画でよく理解できません。興味があったのはピカソの写真です。アントニォ猪木によく似て大きな目と大きな鼻でたくましい容貌でした。二科展のほうには山岳会の岩室節子さんが「秋日」という写真を出展されていました。 今回はどのような写真かと思い興味があり見に行きました。
たくさんの写真がありました。どのように優劣をつけるのか分かりませんね
平山郁夫さんの追悼展示会も開催されていました。
このほうは日本的な穏やかな色調で楽な気分で鑑賞でした。
さしずめ淡白な日本料理と脂ぎった西洋の肉料理の違いでしょうか
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初日の出

2010-01-04 12:22:50 | 日常
平成22年1月1日
初日の出を見るため岩谷に観音さんの岩峰に上りました。昨日降った雪が残り凍結していました。午前7時30分太陽が顔を覗かせました。それまでは雲がかかっていましたがちょうどよい具合に雲が晴れ素敵な初日の出戸なりました。登山道も私が整備していたのですべることもなく快適の登ることができました。よかった。よかった。今年は初めて正月3が日に仕事をしました。今までは山に行ったり旅行をしていたのですがその計画もなかったので今年は山に行く予定もたくさんありその分正月にがんばりました。
今年の年賀状は万葉集ですが新しい歌で飾りました。
 「あしびきの 山の木末の寄生とりて 
             挿頭しつらくは 千年寿くとぞ」
意味は魂が宿るといわれるおめでたいヤドリギを頭に挿して舞い、いつまでもおめでたいことが続きますよう舞いましょう。

厳しいときが続きますが心を広くもち、のびのびと精いっぱい生きたいものです 。
今年もいっぱい良いこと、よい出会いがありますように
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