まほろば日記

fujioの日常の出来事、記録等を思いつくままに書いた日記です

折立から雲の平、高天原、赤牛岳を経由し黒四ダムへ

2009-08-27 01:18:05 | 日常
平成21年8月20日から26日
長期のようだけど最初日と最後日は車中泊で朝帰り、小屋泊3日という内容です。第1日目 折立から薬師沢小屋間は曇りのち雨。
第2日目 薬師沢小屋から高天原山荘はすばらしい天気と絶景、秘境の露天風呂を     堪能しました。
     雲の平は黒部の源流であり、アラスカ庭園、日本庭園、スイス庭園、      ギリシャ庭園等の名前のごとくすばらしい自然の造形美、何より改正の     天気に恵まれ景色に足が進みません。今日はゆとりのあるコースで長年     の夢を味わいました。
第3日目 高天原山荘から赤牛岳に登り読売新道を1400mも下り奥黒部ヒュッテへ
     峡は一番の難コース。朝4時に出発、奥黒部ヒュッテに着いたのは午後     6時。14時間よく歩きました。温泉沢の頭のコースは熟練者のみ可能     の急坂の難コース。赤牛からの下山路は山頂からは予想できない岩尾根     の道でした。 
     360度の展望が楽しめました。剣岳から富士山、槍ヶ岳まですべての     山が見えました。
第4日目 奥黒部ヒュッテから黒四ダムを経て福山。
     川沿いの道だが絶壁をヘつるはしごの連続でした。
     インターネットの情報ではこの山行の中で一番の難コースと記してあり     覚悟をしていましたが意外に簡単でした。
今回のメンバーは7人全員会員で、気心の知れた間でありすべてが順調でした。 
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北岳バットレスを登る

2009-08-06 09:30:33 | 日常
平成21年8月1日(土)から4日(火) 
北岳バットレスは富士山に次ぐ日本第2位の高峰3192mの北岳の東側岩壁で高度差600mでその中央の第4尾根はアルパインクライミングの入門所として人気の高いi岩壁です。

いよいよ念願の北岳バットレスに挑戦する日が来た。
毎週毎週この日のために何十回と練習したことか
梅雨明けは大幅に遅れまだだが3日(月)が晴れるとの予報に雨の中出発。
伊那ICで高速道路を降り戸台でバスに乗り換え北沢峠を経由して登山口の広河原へ。2時間あまりで今日の宿、新装成った「白根御池小屋」。下見を兼ね、とはん用具をbがりにデポした。ここまでが大変でした。みとうしの効かない。雨の中草付の急坂を500mも登る。ガラ場で足もすべり落石も頻繁。雨なら再びとりに上がらねばならないが明日快適に登るためには仕方ない。
夜中には雨も上がり星空だ。
4時出発。二俣を過ぎると先行パーティーが見える。5時30分には快調に取り付き点に。3組がすでに来ており1時間待ちでとはん開始。まだ後10人あまりの待ち組みあり。我々4人は2人1組で交互につるべ式に登った。2ピッチで下部岩壁を登り、草付の斜面を登り、岩沢をひとつ横切り取り付き点に。他のパーティは草付をそのまま登っていた。後でわかったことで後続者が来ないのでおかしいと感じていたが我々は困難なルートに取り付いていたのだ。まず最初の1ピッチは大きな斜めのクラックをすべるのでショルダーで乗り越える。岩壁がぬれてすべり苦労した。ここが一番苦労した核心部であった。3ピッチ目小さなハングを乗り越えて広場に出た。ここの岩壁に4のペンキがある。なんとここが第4尾根の取り付き点なのだ。がっくりきたがここからは岩も乾き快適なのぼりが楽しめた。困難に感じたことは何もない。マッチ箱も豪快。ただ待ち時間が頻繁。終了したのは13時過ぎでした。渋滞で所要時間の半分は待ち時間のようでした。練習の成果でたやすく感じたのでしょう。高度差は600mというが第4尾根は8ピッチ、実際の高度差は300mくらいでは。
苦しかったのは取り付き点まで。リーダーがいなければおそらく取り付き点が見つからなかったかも。大勢のパーティーについてゆけば別ですが 
充実した楽しいクライミングでした。
   写真は核心部の「マッチ箱」の横を登るところ(6ピッチ目) 
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