(厄除神島大師像を拝し出発。この隣の神島公民館に駐車出来ます)
令和3年7月24日
今日は8月18日から予定している栂海新道山行の訓練山行に笠岡の神島お遍路道を歩きました。
「四国本土は及びもないがせめて行きたや神島」と詠われたこのコースは四国の88か所巡りを模したコースが作られており,距離は25キロ余り、一般のお遍路の方は外浦に宿泊、1泊2日の予定で巡られているようです。
栂海新道は朝日岳から日本海の親不知まで27キロ余り、ほぼ同様な稜線を1泊2日で歩くコースです。3000mのアルプスから降りたところが海抜ゼロmの日本海というのが魅力です。
意外にも初日の朝日岳までの標高差1400mの登りで苦労する方が多いとも聞きました。
私は長期の距離を歩く山行の前にはこのコースを歩き参加者の実力を確認しています。
今回も新人の方の参加を予定していましたが不参加の為、常連組5人の参加となりました。
コロナ禍のため十分なトレーニングはできていませんが実力はわかっているので足慣らしのつもりで途中一部省略して巡りました。
午前7時、中村口を出発、帰つて来たのが16時40分。距離21,5キロ。歩数40600歩。
とにかく33度という猛烈な暑さ、熱中症対策呼び掛けられる中、注意が肝心です。
(海岸を歩く。焼け付いた道路に熱風、照り返しが厳しい。尋常な訓練ではありません)
山中のお遍路道は樹林帯でまだ涼しくて良いのですが、海岸沿いの市街地、アスファルト道路の歩きは単調で、道路の照り返しが激しく体感温度は40度以上あり、体力を消耗しました。
日焼け止めが有効でした。頻繁に塗り直したので顔のほてりはほとんどありませんでした。
(大輪のタチアオイの様です。)
(ノウゼンカズラと言われました。)
神島は花の島です。いつ来ても多くの花々が迎えてくれるのが一番の楽しみです。
街の方からもお声をかけていただきました。お接待のこころあふれる里です
(私が一番好きな周兵衛庵前の海岸、いつまでも佇んで波の音を聞いていたい。)
周兵衛庵は今も休業中で閉鎖されていました。
静かな海岸の波音は今も変わりなく悠久の時の流れを告げています。
皆さんへの接待でスイカを持参し食していただきました。
ゴルフ場は休業中で草が生い茂り荒れていました。
終了後、万葉歌碑のある島の天神で海水浴しました。海底は泥だらけでした。
炎天下の歩行の為、水分の飲み過ぎに要注意、疲れないように、しゃりばてにならぬよう食事の工夫が求めれます。
あと1か月です。訓練に励みましょう。日本海で汗を流すのが楽しみです。