まほろば日記

fujioの日常の出来事、記録等を思いつくままに書いた日記です

続、インターネットの功罪

2012-11-25 15:08:46 | 日常
平成24年11月25日
インターネットは世界を繋ぐ道具である。世界共通の情報を共有する。
平成24年9月11日、日本が尖閣列島国有化以来中国とは反日デモが起こり、列島周辺でも中国監視船の領海侵犯が続出、一発触発の緊張関係が続いていています。
そのような中にあり、10月20日、海上保安庁は中国貨物船が沖縄本島の東南約150キロの海上で火災を起こしているとの通報を受け、ただちに巡視船を現地に向かわせ、中国人乗組員64名全員救助した。全員命に別状なく、3人が軽傷を負った程度。
このニュースが中国のネット上で伝わると「命の大切さに国境はない」「中国人乗組員を救助してくれた日本に感謝したい」など賞賛の嵐が起こったという。
このことは中国の新聞では報道されず中国政府からもなんらのお礼コメントもない。改めてインターネットの有効性を痛感した。
世界のあらゆる情報を共有する。世界はひとつである。国は違っても同じ人間、お互いは友好的に付き合いたいものです。
中国は共産党一党の独裁国家。一握りの幹部が特権に胡坐をかいている。情報を一元的に統制していれば国民に不利なことは伝えないですむが今はそうではない。海外からどんどん情報が入手出来る
富の不平等に国民の不満が渦巻き、自由を求め、世界からの情報のギャップに不満はいよいよ高まることでしょう。国の前途は多難である。
いろいろな意見、情報があります。どれを取捨選択するかそれが問題です。
その情報も新聞、雑誌等の他人の主張、伝聞でなく原本、写真等により本当のことから真実を入手することが必要です。その意味でユーチューブに掲載される動画は貴重です。
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インターネットの功罪

2012-11-25 13:36:13 | 日常
平成24年11月24日
現在はインターネットの時代です。大勢の人が利用し、いろいろな主義、主張の立場からも自由に情報が発せられ、画像としても掲載されます。自由に意見を発表できるインターネットはまさに民主主義の申し子といえます。
 ユーチューブにアメリカの大手運送会社フェデックスの宅配画像が掲載されました。
この画像は玄関に設置された防犯カメラに記録されたもので配達員が宅配荷物をフェンス越しに投げ入れる場面が鮮やかに写っていました。この衝撃映像はテレビで全米に流され社会に大きな衝撃を与え、一時株価を下落させるほどでした。また中国の郵便局の配送風景の映像がネットに流失、背筋が凍るほどずさんに荷物を取り扱う姿に批判が続出しています。宅配物を地面に投げつける、この画像を見たら無事に届けられる品物はないと思うほどひどいものでした。
日本でも佐川急便の宅配風景が動画で流されました。
「とある午後の佐川急便、荷物取り扱いの実態」のタイトルで駐車場で数台の車が集まり仕分けする様子が写されていました。確かに荷物を地面に投げる様子が写っています。アメリカや中国のように投げつけるというような乱暴な様子ではありません。優しく投げる様子でしたが・・・。撮影した人がどのような意図で撮影したのかわかりません。ライバル会社が佐川急便の評判を落とすためなのかも知れませんが確かに投げているのは間違いありません。17万人がこの画像をインプットし見ていましたから何百万人の人々にもこの失態は口コミで伝わることでしょう。いまこの失態を補うがごとく、イケメン佐川が売り出し中で「佐川男子」なる写真集が評判のようですがむなしいですね。そんな格好より本業、サービスをしっかりやれといいたくなります。何万人の従業員の中で一人がミスをすればすべての人間が悪いと思われる怖い時代ですね。心しましょう。良いことをしてもなかなか伝わりませんが悪いことはすぐに評判になるます。今の時代携帯電話は必需品で誰でも持っています。誰でもそのような場面を記録できます。どこに人の目があるかわかりません。町中に防犯、監視カメラが設置され人々の行動が記録されています。そのことにより事件が解決したことも多いとも聞きます。
人の目を気にすることなく、自らの行いをしたいものです。
いつでも、どこでも、誰に対しても親切丁寧、誠心誠意の心を持ちことに対処しなければならないと思いました。
高倉健のいう「恥ずかしいことはしない」ですね。
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東北を忘れないで(女性パワーはすごい)

2012-11-18 15:20:21 | 日常
平成24年11月18日(日)
今日、東北地方に初雪が降ったとのこと。いよいよ冬将軍の到来ですね。仮設住宅で生活される方は大変な寒さでしょうね。風邪等ひかぬようにご自愛ください。

先日、黒瀬町の姉のところに行きますと女性10人余りがテーブルを囲み談笑しておられました。その中に佐藤るみ子さんという方が居られました。彼女は島根県砂防ボランティア協会のコーディネーターをしている方です。東日本大震災の時直ちに現地に赴き今日まで27回も現地に訪れ支援活動を続けておられます。支援活動も募金活動だけでなくきめ細かく現地に必要なものを届けたり、チャリティコンサートを開いたりと多彩です。この知り合ったきっかけが不思議なものでご縁というのが、この呉のグループの女性が島根県の隠岐の身障者の劇団「太陽」の呉講演を支援され、たまたまその劇団の臨時のボランティアとしてピアノを演奏された佐藤さんとお別れのお茶を飲んでいるときに支援活動のことを話されました。その話に感動した地元の先生が自分の教室の生徒のそのことを話してくださいということになり、それが発展して自分の教室だけでなく全校生徒に話してくださいということになりました。また同席したエコ関係の方も自分たちのグループでも講演してくださいということに発展しました。我が会でも東北支援に何回も支援に参加しておられますがこの呉のグループでも来春には支援に現地に行くことになり、私もぜひ参加するようお誘いを受けました。島根県から来たお仲間の人の中にも80歳を越える方も居られ「もう高齢だから引退しようか」と考えている方もおられましたが93歳の私の母の元気な様子に勇気付けられ「まだ老け込むのは早い、まだまだ活動します」というお話もされました。それを聞き母もうれしそうでした。茶のみ話からつぎつぎと話が発展する、アメーバーのごとき広がり、そしてすぐに実行に移す逞しさ、女性パワーのすごさに感心しました。男性ではとてもこのようには行きませんね
 佐藤さんに大震災の報道画面で私の一番印象の深い「おかぁさん、おかぁさん」と叫ぶ少女のことを聞いてみました。彼女は自殺されたとのこと。影響の大きさを考えて報道されませんでした。なんと無残なことでしょう。大震災の後遺症の大きさに胸が痛みます。心よりご冥福をお祈りします。
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山の掟 ( 万里の長城遭難事故によせて)

2012-11-07 21:36:17 | 日常
平成24年11月5日
3日、中国河北省、北京郊外の万里の長城をトレッキング中の日本人登山者3名が50年ぶりの大雪と強風のため亡くなりました。日本人登山者1人と中国籍の添乗員の2名は救助されました。晴天なら全く問題とならなかったことだから気象遭難というべきものでしょう。
山の遭難事故の原因はこのような気象の激変、道迷い、転落、滑落、疲労、病気、雪崩等いろいろありますがすべて人間のほうにその原因があり,山にはありません。不可抗力な事故というのはちょっと思いつきませんが精々現在では予知が不可能とされる地震に起因する落石事故くらいではないでしょうか。山は単に人間にその活動の場を提供するだけです。自然の提示する厳しい環境、条件を克服して頂きに立つところに登山の喜びがあります。しかし約束事を守らず、なすべき安全策を取らずミスを犯せば、自然は容赦なく人間を撃ち負かし、時には死を持って償わせます。人間は自然の猛威には勝てません。かなわない時にはジーと耐え、ご機嫌が良くなるまで待つ、そして良くなればその懐で遊ばせていただくだけです。今回の事故について詳しいことはわかりませんが雪に対する装備は持参されていなかったようで軽登山の延長と考えていたところに真冬並みのような厳しい気象条件に遭遇すれば、このような装備ではひとたまりもありません。
一晩で1m近い積雪なら滝のごとく舞い降りる雪のカーテンで一寸先も見えす動くことも出来なかったことでしょう。さらに強風が加われば体感気温はマイナス何十度と想像を絶するものがありよく生きておられたと思います。助かった人はおそらく何らかの防寒装備を準備されていたから助かったのでしょう。それにしてもこの事故を起こしたのが3年前、北海道、トムラウシ山で8人の遭難者を出した「アミュズトラベル社」というから驚きです。今回始めての企画であるのに下見をせず中国人のガイドにまるなげして、事故の責任をいかように取るのでしょうか。事故を起こせば会社の信用は丸つぶれで存続できなるとは思わなかったのでしょうか
前回もガイドの判断ミスが原因で発生したとのことでした。今回も全く同じことのくりかえし、なくなった方も連れて行っていただくとのことでどのような危険が存在するか危険予知がなされていなかったのでしょう。この時期日本でも高い山では雪が降りました。寒さの厳しい大陸の中国でも雪が予報されていたのですから、自分の命を守るため各自の責任で冬の装備は持参してしかるべしと思います。しかるべき結果にはしかるべき原因がある。山での結果は自己責任です。すべて本人に原因があり、責任があります。なすべきことをしない人間には厳しい罰で報いる厳粛な山の掟です。
蛇足ながら、もし彼らが冬山装備を持参し、この困難を乗り越えていたなら翌朝は素晴らしい北京の蒼天に輝く雪の万里の長城と紅葉の素晴らしさに大歓声を上げて喜んでいたことでしょう。天国と地獄は紙一重です。
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