平成22年10月24日
この夏も日本の各地に出かけ山に登った。そして気付いた事は登山道の荒廃であった。
雨水で登山道の土砂が流失しどんどん削られてゆく。小さな崩壊も人がとおるたびにひどくなる。山が傷つき悲鳴を上げている。その中にあって百名山の火打山の登山道は今まで見たことの無いような大規模で頑丈で立派な木道、階段であった。日本一の設備であった。おそらく億単位のお金がかかったことでしょう。
だがちょっと問題点もありました。設置後の維持管理である。工事されていないところでは土砂が流れ1m近い段差のところも数箇所ありました。地盤沈下のためか傾いた木道もありました。
私は今、水分峡から岩谷の観音さんに通じる登山道の整備をしています。
全長1350m、標高差300m この登山道を「自然と人に優しい日本一の登山道」にしようと目標を立てた。工事のやり方は倒木などを切断して土砂の流失を伏せぐ段木としたり、土嚢で足場や滑り止めにしています。自然にやさしいとは土砂の流失がない。したがって木の根の露出もなく落ち葉の上を歩ける道。人に優しいとは階段の段差が20cm以内に抑える。そうすれば降りるときにも膝の負荷が少なく楽に降りれる道。週に1から2回工事を継続しています。私の強みは手作りであるが管理が行き届いていること。悪いところがあれば即修理しています。
下部は90パーセント、上部も50パーセントは成し遂げました。この週末には各6時間かけて工事を行いました。登山口までの距離標識を6箇所設置、登山道の木の根の露出したところを土嚢で覆いました。上部の真砂土のえぐれた急坂に丸太4本を切り出し階段と土留めを作りました。あとは雨が降れば土砂を流し綺麗に埋め戻してくれ歩きやすい登山道になるでしょう。
手を加えるごとに歩きやすい登山道に変貌してゆきます。
登山道を整備する私を観音さまが助けてくださる。観音様に守られています。健康、元気をいただきました。「ありがとう」「ごくろうさま」声をかけてくれる登山者の言葉はあたかも観音様の励ましのように思われ力が入ります。
写真は火打山登山道の丸太を使用した頑丈な階段です。
この夏も日本の各地に出かけ山に登った。そして気付いた事は登山道の荒廃であった。
雨水で登山道の土砂が流失しどんどん削られてゆく。小さな崩壊も人がとおるたびにひどくなる。山が傷つき悲鳴を上げている。その中にあって百名山の火打山の登山道は今まで見たことの無いような大規模で頑丈で立派な木道、階段であった。日本一の設備であった。おそらく億単位のお金がかかったことでしょう。
だがちょっと問題点もありました。設置後の維持管理である。工事されていないところでは土砂が流れ1m近い段差のところも数箇所ありました。地盤沈下のためか傾いた木道もありました。
私は今、水分峡から岩谷の観音さんに通じる登山道の整備をしています。
全長1350m、標高差300m この登山道を「自然と人に優しい日本一の登山道」にしようと目標を立てた。工事のやり方は倒木などを切断して土砂の流失を伏せぐ段木としたり、土嚢で足場や滑り止めにしています。自然にやさしいとは土砂の流失がない。したがって木の根の露出もなく落ち葉の上を歩ける道。人に優しいとは階段の段差が20cm以内に抑える。そうすれば降りるときにも膝の負荷が少なく楽に降りれる道。週に1から2回工事を継続しています。私の強みは手作りであるが管理が行き届いていること。悪いところがあれば即修理しています。
下部は90パーセント、上部も50パーセントは成し遂げました。この週末には各6時間かけて工事を行いました。登山口までの距離標識を6箇所設置、登山道の木の根の露出したところを土嚢で覆いました。上部の真砂土のえぐれた急坂に丸太4本を切り出し階段と土留めを作りました。あとは雨が降れば土砂を流し綺麗に埋め戻してくれ歩きやすい登山道になるでしょう。
手を加えるごとに歩きやすい登山道に変貌してゆきます。
登山道を整備する私を観音さまが助けてくださる。観音様に守られています。健康、元気をいただきました。「ありがとう」「ごくろうさま」声をかけてくれる登山者の言葉はあたかも観音様の励ましのように思われ力が入ります。
写真は火打山登山道の丸太を使用した頑丈な階段です。