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まほろば日記

fujioの日常の出来事、記録等を思いつくままに書いた日記です

蒲刈・県民の浜で泳ぐ

2017-07-25 23:25:45 | 日常
平成29年7月25日
今日、市内の小学校の生徒のキャンプ用具を蒲刈の県民の浜まで運ぶ仕事があり、その仕事終了後良いチャンスとばかり、ひと泳ぎしてきました。
夏になると数回はあせもの防止のため海につかりに行っていましたので・・・
平素は元宇品とか呉の狩留家海水浴場が近くて立寄っていましたが広島湾で流れが弱く少し汚れていましたが此処は水はとてもきれいで海底まで透き通っています。
水は少し冷たいけれどもさっぱりとしました。
風光明媚で県の施設ですから設備も充実しています。
綺麗な気持ちの良い海水浴場です。
このところ日曜日は源次郎縦走の訓練、昨日は大型冷蔵庫を2階に吊り上げ搬入するなど作業に熱中すると、つい水を飲むのを忘れてしまいます。
大汗をかく仕事が続き水分とりかたがまずくて少し体調を崩していたので、この冷たさは心地よく感じました。
よく言われるようにのどの渇きを覚えなくて水分をとらないでいると熱中症になります。
その回復に大量にとると体調を崩しがちになります。
のどが渇かなくても汗をかいて水分が減少しているので定期的に補給することの大切さを改めて感じました。
皆様もご注意ください。
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これからの登山道整備のやり方

2017-07-16 23:02:18 | 日常
平成29年7月16日
今日まで岩谷の観音さんをメインに、烏帽子岩山、比婆山等いろいろな山に出かけ段木を設置し、土砂の流失を防ぎ登山道の維持保全に努めてきました。
しかしながら今のやり方では数年しか持たない。
工事をしてもその端から段木が腐食してしまうのです。
虚しくなります。
杉林の間伐材の残置されたもの、倒木を使用して整備してきましたが、やはりこのやり方だめなことがわかりました。
今でも残っている段木は電柱のように防腐剤で処理されたもの、石で作ったものは今でもしっかり残っています。
中国自然歩道などで使用されている登山道の丸太がありますがこれは意外と高価です。直径10㎝長さ100㎝で1本3000円以上かかります。
何百本と使用されているのを見ればいかにお金がかかっているのか本当に驚かされます。公費だからできる仕事です。
ホームセンターで販売されている防腐剤を注入されたサザンイエローパインという角材があります。耐候性に優れ10年から15年は持つとのこと。8,5㎝角で長さ3,6mで5000円余り。
丸太材に比べればかなり割安です。
この角材を岩谷の観音さんの登山道で使用してみましたがばっちりです。しかし、1ヶ所あたり1700円あまりします。岩谷の観音さんでは階段用段木は全部で500本余り必要です。
とても多額のお金がかかりすぐにはできません。
角材、柱材と考えていると適材がありました。
建て壊し家屋の廃材の柱材を使えばよいのでは・・幸いなことに私の住んでいる向洋駅あたりはいま山陽線の高架事業で区画整理のため住宅の取り壊しが進行しています。
その廃材を30本余りいただいて帰りました。
壁土等で汚れているので水洗いをしてきれいにし 固定するための鉄筋用に13㍉の穴をあけ、防腐剤を塗りこみ使ってみました。
岩谷の観音さんで3本設置、今度福山の蔵王山でも試してみます。先週 蔵王山で石造りの階段が壊れているのをセメントを使い直しましたが、その時出来た大きな窪みが、その後の雨により流された土砂によりすっかりきれいに埋め戻され、平らになっていました。
こんなに早く好結果が出るとは驚きです。
蔵王山はそれだけ崩壊が激しいということでしょうか。
たちまちはもう一か所セメントで土砂流失を防ぐ階段を作り、登山道の崩壊を防ぎ、利用者の安全と便利がよくなるようにしたいと思います「。
これからは手間がかかっても防腐剤を塗った段木か、セメントで固めた階段工事をやるほうが長い目で見れば無駄がないと実感しました。

>(蔵王山の登山道整備状況,1番下(石造)と3番目がセメントブロックと石)作った階段、真ん中の2番目が黒色の防腐剤を塗った段木の階段です、
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気象 研修会

2017-07-14 00:06:07 | 日常
平成29年7月13日
今日18時30分から福山市民参画センターで気象の研修会が開催され、講師を務めました。
参加者は14名。もう少し参加者があるのではと思いましたが・・・一生懸命にやるだけです。
最初に身近な懸案事項となっている「マダニ」について状況、予防策等について説明しました。

登山中の事故の40%は道迷い、滑落・転倒が33%、悪天候は3%ですが悪天候が起因する事故は多いと思います。
気象については毎年その仕組み、知識等について説明してきましたが、今回は視点を変え気象条件のもたらす事故事例と対策について勉強しました。
遭難事故という結果にはそれに至る原因があります。
その原因はすべて人間の側に原因があり、取り分け指導するリ―ダ―の責任によるものが多い。

1、雨   低体温症・・H27年7月 トムラウシ山9人死亡
      鉄砲水   H28年8月 池ノ谷 雨が降っても増水しないのは川がせき止められている危険がある。
      沢が増水  岡山県岳連が甲川で訓練中20人余りが渡渉できなくて救助要請。
            29年5月 屋久島で渡渉中流され死亡事故。リーダー一人が救助に行きこれも死亡。単独では行動しない。
2、風   強風    H5年12月、寒冷前線通過による強風により大山・天狗沢で滑落 4人死亡 リーダーの判断ミス
            富士山では強風のため滑落事故が多発しています。
3、雪   雪崩    H29年3月 栃木県高体連 那須スキー場雪崩遭難事故 8人死亡 知識、対策の欠如。
      道迷い   S38年1月  薬師岳で愛知大学生13名が道に迷い遭難 13名死亡
      吹雪    H18年10月 白馬岳でガイド登山中の4人が死亡
4、雷   落雷    S42年8月 独標にて松本深志高11名が落雷のため死亡。
5、高温  熱中症   こまめに水分補給をする。

無知、経験不足により危険が予知できないこともありますがこのような研修会を通しその対処法を知っていただきたいと思います。
参加者全員を無事に連れ帰るのがリーダーの役目です。
「安全はすべてに優先する」ことを肝に銘じ、安全登山に努めましょう。


    
   

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例会山行  「鉾取山(711m)

2017-07-11 22:20:35 | 日常
平成29年7月9日
今日は私の当番の例会山行で鉾取山に出掛けました。
鉾取山は安芸アルプスの北の坂山から南の金ヶ燈篭山まで18キロの中心をなす山です。
標高は711m、最寄の中野東駅から標高差700m,まさにそびえたつ急登の山でトレーニングに最適な山です。
今回は梅雨の時期であり悪天候が予想されたので鉾取山の登り、天狗防山から下るという短縮バージョンで行いました。
参加者は13名。中野東駅に到着、出発するとたん雨になり皆雨具を着用しました。
ゴアテックスで多少通気性があるとはいえ合羽を着るだけで汗が吹き出します。
上はシャツと薄着になるが下はズボンの上に着用、何か涼しくなる方法はないのでしょうか。
熱中症も心配なので15分ごとに給水タイムをとります。舛越峠からの急坂では軽アイゼンを着用しました。これは名前がアイゼンですが適切ではありません間津いですね。雪の上は歩けませんから滑り止めというべきでしょう。この良い所はアイゼンと違い自分の足で引っ掛けて転倒する恐れもないし、着用してもあまり気にならないことです。出歯付アイゼンを持参し、雪渓をあるくのであればこのような用具を持参するよう伝えました。
川口さんが滑り止めに「荒縄」を持参してくれました。これもなかなかの品物です。有効でした。見晴らし広場で昼食をとるころから雨も上がりました。
地図の使い方、山座同定のやり方を教習しました。原山を経て天狗坊山へは弱者をガードする隊列に整え順調にあるき、放置されたモトクロスバイクよりは核心部の急坂です。アルプスの訓練の為木々をつかままえず自力で下るように伝えましたがみんな上手に下れました。途中2ヶ所に準備したフィックスロープ張りました。成岡登山口に15:55分、安芸中野駅に16:10分到着しました。
小さな山行でしたが変化もありかなりハードな山行でした。
今回は雨の山行、道迷いにならない様な地図の見方、歩く方向の決め方、滑り止めの有効性、マダニの予防法を教授したつもりですがどの程度理解されたでしょうか。
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マダニにご注意

2017-07-08 22:27:55 | 日常
平成29年7月8日
先月25日 三原市において90歳代の女性がマダニに刺され、重症熱性血小板減少症(SFTS)を発症し死亡されたとの報道がありました。
マダニにかまれて死亡することがあるとは驚きでした。
ところが私の山仲間が7月1日天応でトレーニング中にマダニに刺され左足大腿部がパンパンに腫れ上がり、大変な目にあったと聞きました。
昨日私の会社に来られた時、その症状を広く皆様にお知らせするため症状の写真をとらせていただきました。
帰宅後、風呂で異変に気付き、直ちに夜間救急外科を受診、安全に切除していただいたそうですが4日目にしてもまだまだ赤く腫れあがっており、その直後は太ももが倍以上にも腫れ上がったそうです。
処置が適切であったため大事には至りませんせしたが数日遅れれば感染症にかかる確率は飛躍的に増大するとのことです。
噛まれたら直ちに医療機関に受診しましょう。
マダニに刺された場所は岩場ではなくアイゼン尾根か本谷を遡行し銀座尾根へのトラバースする時、少しヤブ漕ぎをしなければならないのでその時にかまれたのではないかと言っておられました。
いずれにしろ藪が原因です。、
県の感染症疾病管理センターによれば,25年以降発病は22人目であり、そのうち5人がなくなっています。
有効な治療法がなく20から30%の患者が亡くなるというの怖い病気なのです。
マダニは3から4ミリの大きさですが吸血すると1センチとの大きさになりその吸血の3倍もの血液を濃縮して吸い取るというから不気味です。
マダニ自体はノミのように飛び跳ねず、藪などの植物の葉におり、移動はイノシシやシカなどの野生動物に付着して移動します。
街の近郊にもそれらの動物が出没しており、散歩の時などにも草むらで犬や人などにも感染する危険性もあると思います。
マダニはさきのSFTSをはじめ日本紅斑熱、ライム病、ツツガムシ病などいろいろな感染症を媒介しています。
最近は「ヒアリ」が話題になっていますが「マダニ」は実在しており要注意生物です。
野山にお出かけの時は感染の危険はすぐそばにあります。
対策を十分考えてお出かけください。

明日は私が例会山行で「鉾取山」を実施します。
ヤブ漕ぎはありませんが草や枝には触れることはあります。
参加者全員に殺虫剤を衣類にふりかける等予防処置をとりたいと思います。

注意事項は
1、長袖、長ズボンで肌を露出しない。
2 草の上に直接座らない。衣類を置かない。
3、殺虫剤をふりかけ、マダニが近づくのを防ぐ。
4 接着力が強力なので殺虫剤やワセリン、消毒剤で自ら離れるるようにする。
5、無理にとると牙などが体内に残り感染症になることがある。
6 噛まれたら直ちに医療機関(皮膚科)に受診し治療を受けること。

追記

マダニに効果のある虫よけ剤は「イカリジン・高濃度15%」の製品とのこと。薬局で調べてみると「天使のスキンベープミスト」(フマキラー)がありました。

(写真の絆創膏が切除したところ、長ズボンを履いていても衣類に付着して体中を移動するのですね、こんなとこを刺すなんて・・・)
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中国新聞「広場」に投稿が掲載される。

2017-07-05 23:48:16 | 日常
平成29年7月5日
今日の中国新聞 朝刊「広場」に私の投稿した「事故原因はリーダーの責任感の欠如」が掲載されました。
この投稿は7月1日に送ったものであり、日数も経っているのでおそらく「没」になったと思っていました。
7月1日の朝刊には東京電力の福島原発事故の裁判と那須スキー場雪崩事故の中間報告の記事が掲載されておりました。
これくらいでよかろうという当事者の無責任な態度に怒りが収まらず一気に書き上げて送りました。
投稿には字数制限があり,
タイトルは「リーダー安全に責任」に訂正され先人の警告を守り津波から免れた」というところがカットされ、いまいちわかりにくい点もあり原本のままお知らせします。

「事故原因はリーダーの責任感の欠如」
私は50年余り登山を続け、多くの仲間を引率してきたが、幸いなことに一度も事故は起こしていません。
何故か。登山中の事故のすべての責任はリーダーたる私にあると自覚しているからです。
「安全はすべてに優先する」との言葉通り、あらゆる事故の可能性、危険予知を考え、安全登山のための対策をとり、責任を自覚すれば、不安全な行動はとらない。
危険がれば回避するか、だめなら中止する。臆病になります。

このたびの那須スキー場雪崩事故、「雪山の危険認識せず」との中間報告が出されました。
雪崩についての知識がなければ事故は当然起きる。リーダーの資格さえない。
東京電力の元会長たちも裁判で「津波は予測できない」と無罪を主張されました。
無責任極まりない態度と言わざるを得ない。
万一、原発事故が発生するとその被害は膨大で多くに人命、財産が失われ、その補償のため会社は倒産するかもしれない。
そのようにならないため、安全の為十分な対策をとらねばならないと考えるのがリーダーの責任である。
実際、先人の過去の津波に対する警告を守り、高台移転をして今回の大津波でも建物被害が一軒もなかった地区があったことをご存じないのでしょうか。
リーダーの強い責任感があれば津波被害は予測でき原発津波事故は防げた。
無責任な東電の態度は原発補償を逃れ、国や国民に転嫁しようとする態度にも表れている。
                                                    以上
参考までに
宮古市姉吉地区の石碑には「此処より下に家を建てるな」と記してあります。
明治三陸大津波(1896年6月15日 60人死亡、2名生存
昭和三陸津波(1933年3月3日)100人死亡 4人生存
この災害をもとに二度と過ちを繰り返さないため下記の文章の石碑がつくられ、住民を守った。
「高き住居は児孫の和楽、想え惨禍の大津波、此処より下に家は作るな、明治29年にも、昭和8年にも津波は此処まで来て、は全滅し、生存者僅かに前に2人、後ろに4人のみ、幾年経るとも要心あれ}
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