まほろば日記

fujioの日常の出来事、記録等を思いつくままに書いた日記です

山のスタミナ源はお肉が一番

2014-07-21 23:38:55 | 日常
平成26年7月20日
北方稜線山行もあと数日になりました。平素の食生活は野菜やお魚が主流ですが山に行く前にはスタミナをつけるためお肉を食べるようにしています。山での食事は重量を減らすためレトルト食品が主流でご馳走は食べられません。自分たちが背負ってゆかねばなりませんからどうしてもそのしわ寄せが食事になります。その代り下山したら好きなものを食べるという喜びもありますからあとに取っておきましょう。そのことは以前娘たちにも話したことがありましたので、今回の差し入れとしてビックなロースステーキ肉をプレゼントしてくれました。
国産の最高級の品物とのこと。厚さと言い、色艶、霜降り具合と言いはじめてみるサイズです。かなり奮発したようです。一度では食べきれませんから何回にも分けていただきました。これだけ食べればもうスタミナは問題なしです。準備万端、直前の注意事項を伝達しあとは行くのみ。梅雨も明け天気もまずまずのようです。
いざゆかん。

追記
22日 剣沢山岳警備所に雪の状態を聞いてみると最近パトロールに行っていないのでわかりません。
雨の前には池の段の上部には雪が残っていたが溶けたか不明です。
小窓からの旧鉱山道は斜面をトラバースする所が多く危険ですとのこと。
わからないのなら雪があると判断すべきでしょう。
夏山シーズンが始まったばかりですからバリエーションルートまで手が回らないのでしょうね。
仙人池ヒュッテのご主人は小窓の王の斜面をトラバースする所にも雪が残っていて危険です。旧鉱山道には雪は残っていないとのこと。それならそんなに危険はないのに、・・・・雪があれば池平山経由の方が安全だが時間がかかる。現地を見て判断するしかないようです。
夏の気分でいましたがまだまだ山は冬と考えた方がよいようです。ピッケル、12本アイゼンに切り替えました。
梅雨が明けたばかりですから、この夏山シーズンの最初が我々のパーティかもしれません。心して行きましょう
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

神島一周山行(北方稜線訓練山行第2弾)

2014-07-14 20:44:39 | 日常
平成26年7月13日
今日は北方稜線山行の10日前、体力訓練のため岡山県笠岡市の神島お遍路コース約28キロに挑戦しました。
このコースは私の恒例のコースで大きな山行の時にはよく歩いて仲間の調整具合を確認しています。適当にアップダウンもあり、樹林帯あり、季節の花も咲き、海岸線も歩き、歴史を感じる史跡、歌枕の地もあるという歩いていても気持ちの良いコースです。
今回は8時に中村口の神島公民館に集合、今日のコースの予定、北方稜線の概要、装備の再確認を行い9時に出発。
今日は梅雨前線が停滞中であり一日中雨の覚悟をしておりましたが激しい雨も1時間ほどでやみました。夕方には晴れ間も見れました。どうやら前線が山陰地方に上昇したようです。嬉しい誤算です。
メンバーは今回の北方稜線組の7人と9月に予定している若手の北尾根組の2名、計9名のご一行です。
実際、当日携行する装備を持参して歩きました。お遍路道は石の階段とコンクリートの参拝道で雨に濡れておりよく滑ります。「四国本土はおよびもないが せめてゆきた神島」とうたわれたように、道は四国88か所をまねて作られており市街地や山裾を巡って島を一周するように作られています。
私の一番お気に入りの周兵庵の海岸、いつも変わることなく打ち寄せる波が「ザーザー」と心地よいメロデーをかなえてくれます。かってはお魚料理などを提供していた周兵庵も雨戸が閉められたままでした。かってはよく繁盛していたのに。時代の移り変わりを感じます。頑張って歩いて17時には中村口に帰りました。無事に終えたことを感謝して合掌。全員合格です。これなら大丈夫でしょう。広場でザイルワークの確認、訓練を1時間間30分もしました。みな熱心です。即実戦ですから力が入ります。前回は9月でしたが今回は7月なのでまだ雪も多いことでしょう。急峻な雪渓を通過するとき、安全を期してザイルを張る予定ですからその手順の確認、、小窓雪渓を下降するときにも状況によりザイルを結ぶのでそのやり方の確認をしつこく練習しました。無知ではなく経験していないことはいざというときいくら説明してもうまくゆきません。やるべきことは実際に何回もやって初めて身に付きます。知らないことはいざというときできません。知らなければその方法も思いつきません。
10日前ですがすでに北方稜線モードに入っています。禁酒している人もありました。刻々と時はせまりぬ。
どの様な山行ができるか楽しみです。
通常の北方稜線縦走では行きませんが、万一「八ッ峰の頭」に登れるるだけの余裕があれば最高のサプライズとなることでしょう。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

名越實君をしのぶ会」

2014-07-12 19:38:41 | 日常
平成26年7月12日
今日11時から広島駅前の「センチュリ21広島」において名越実さんをしのぶ会が開催されました。
300人余りの旧知の山仲間が参集しました。福山からも会員6人余りが参列されました。
会場正面には名越さんの写真が飾られその前に献花台が設けられ白い菊の花をお供えしご冥福を祈りました。
会場には遭難された時の服装、装備や手帳も展示されていました。
紹介された経歴は誠に素晴らしいものでよくこんなに山に打ち込んだものだと驚きました。
登山を初めて6年目に冬季韓国の雪岳山の氷壁を登り、その2年後にはインドヒマラヤのパルナージ峰の初登頂しておられます。以来パキスタン、チベット、ネパール、ブータン、カナダのバフィン島の岩壁も初登攀されています。素晴らしい経歴を知り、つくづく惜しい人を亡くしたものだと感じました。高見さんもそうでしたがすごい人ほどはやく逝かれ、残ったのは皆雑魚ばかりです。厳しい最先端を行っているのですから仕方ないことかもしれません。
3年前に山岳ガイドとなり安全で楽しい山クラブの普及に努められていたのに志半ばで逝かれさぞかし残念なことでしょう。その一方では好きな山で死んだのだから本望だとも感じております。心よりご冥福をお祈り申し上げます。
会の運営でひとこと。乾杯の後、皆がよい気分で談笑しているとき理事長や同僚の方が弔辞を述べられました。長く立派な演説でしたが音が割れてよく聞き取れず誰も談笑し、よく聞いておらずお気の毒でした。弔辞は宴会の前の方が参加者にも聞いてもらえてよいですね。
ご子息様が挨拶の中で今度「山の日」の祝日となつた8月11日が名越さんの誕生日だと言われました。みんなに記憶してもらえ、お祝いしてもらえますね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする