まほろば日記

fujioの日常の出来事、記録等を思いつくままに書いた日記です

春の兆し

2021-01-25 22:50:26 | 日常

令和3年1月25日
今日は年が改まって一番温かく、天気も快晴で日本晴れ、気持ちの良い1日でした。
広島の気温は15度と3月並みの気温でした。
1週間前は氷点下の日もあり、ここ2日間は雨が降り、今日は打って変わりこの快晴の天気ですから心地よいことこの上なく心が晴れやかになりました。
昨年末、甥が53歳で亡くなりました。妻子を残してその無念さはいかばかりか、言葉がありません。祖母もボケが進行し自宅介護も大変になってきました。大雪に加えこの寒さ。それに新型コロナウイルスも感染拡大し広島市も緊急事態宣言に準ずる扱いに指定せねばならないほど追い詰められました。
会社のある府中町では公民館も閉鎖され、図書館、トレーニング場等公共施設も2月7日まで使用できません。水分峡公園までも閉鎖されています。
楽しみにしていた広島交響楽団の演奏会も2月予定分はすべて中止となりました。
自粛自粛の沈黙の日々が続いていました。

こんなに暖かい日が旧暦の上の七十二候では「水沢腹堅」みずさわあつくかたし(沢の水も寒さに凍る)と言われ、大寒の一番寒い日となっているのに真逆の陽気とは皮肉なことです。
先週末学校関係の仕事で東広島から世羅まで行きました。何か春の季節の兆しはないだろうかと気をつけて観察していました。日陰には雪が残り、校庭のグランドは凍結し春の兆しはまだまだ遠い気配でした。
ただわずかに学校では「推薦入学受付中」の看板が季節を感じさせてくれます。田畑は田起こしが始まっていました。
しかし、世羅高校には春がありました。玄関を入ると色鮮やかな沢山のフラワースタンド並んでいます。その前には白い胡蝶蘭が豪華に並んでいます。
先の高校駅伝で男女とも優勝の偉業を成し遂げたお祝いの品々でした。
どこから寄せられたものであろうか。青山学院の原監督は当然として中央大学、城西大学、瀬古さんからも来ていました。企業ではワコール、SGホールディングスや地元のダイソーからも届けられていました。それぞれ皆つながりがあるのですね。
晴れの日は今日のみで明日はまた雨。三寒四温を繰り返し、雪が雨に変わり、まもなく春の季節を迎えることでしょう。
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荘厳なる「初日の出」を拝す。

2021-01-01 16:14:29 | 日常

令和3年1月1日
       明けましておめでとうございます。
            今年もよろしくお願い致します。

元旦恒例の初日の出を拝するため岩谷の観音さんに登りました。
5時40分 起床。林のお餅を2個食べ、水分峡公園へ。
6時35分、登山口の水分神社に参拝後登山開始。まだ真っ暗の中ヘッドランプの明かりを頼りにひたすら登る。
雪の初日の出登山は10年ぶりくらいかな本当に久しぶりです。
初めは木の葉の上に積もった雪も登るにつれ、登山道まで覆われ,落葉の踏み跡をたどる。登山者は数組とまばらである。

(写真は岩谷観音の風景。いつもは溢れかえらんばかりの大人数ですが今回はこの通り少ない人数です)
7時10分、岩谷観音(409m)に到着。積雪は10センチ弱か。既にあたり一面踏み固められツルツルである。登山者は50名あまり、例年なら2から300人は登られるが今年は少ない。
観音様の雪をはらい、ご真言「おん あろりきゃ そわか」を唱え、三密を避けるためお隣の高尾山(427m)に向かう。
そこに至るには20mばかりの岩場を登らねばならない。岩場も雪で覆われている。
最初に登った方がコースの雪を払って登っておられたら岩肌が表れ安全にスリップせずに登れたがそのまま登られたので踏み固められた状態。
それでも、木の枝を束ね芝箒とし、雪を払いながら登る。少しは安全が確保できるでしょう。この状態なら降りる時は難儀なことだろう。
7時20分 稜線着。風もなく、上空は青空が広がっている。意外と温かい。
いつもの定位置で日の出を待つ。
下の方で話声が聞こえるが私以外に人影はない。
東の空が明るさを増し、やがて射光が天をさし、山の端からまばゆい太陽光が飛び込んできた。
時に午前7時26分。温かい光だ。
今年は平穏な年でありますよう手を合わせる。

さて下山しよう。家を出るとき雪はなく、迂闊にもこのような雪が降っていようとは考えもしなかった。
4本爪の軽アイゼンでも用は足り、簡単で安全確実に下れたのですが、縄もないのでタオルを引き裂き靴に巻き付け、即席の滑り止めとした。
30分もすれば皆下山し、岩谷観音も無人となった。

(石段が荒廃し面が斜めに傾いており普段でも危険な状態です)
果たして凍結した石段を無事に降りられただろうか。滑り止めに落葉でも撒けばよかったのかな。
下っている間に再び上空は雪雲に覆われ雪が降りだしました。もう1時間早ければ初日の出は見れなかったことでしょう。
何たる僥倖であろうか。
私は運が良い。天に守られている。神のご加護を感じざるを得ない。ありがとうございます。
今年また更に善行、功徳を積むことを心がけます。

(写真は安芸ノ湯から見る岩谷観音(左側のコブ)と高尾山(右側のコブ)です。)
下山後は水分峡入り口にある「安芸の湯」が今日は朝8時から営業していたのでゆっくり朝湯につかり、すっかりリフレッシュして帰りました。
今年は良いことがありそうですね。
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