まほろば日記

fujioの日常の出来事、記録等を思いつくままに書いた日記です

「煙石博さんの無罪を勝ち取る会」総会に参加す

2017-01-28 22:02:09 | 日常
平成29年1月27日
今日、標記の会の総会が15時から広島市中区上八丁堀の広島弁護士会館で開催されました。
煙石さんとははじめてお目にかかりますが何度も書簡のやり取りをしていますので旧知の親しい人の様な気がしました。
出席者数は42名です。会議の内容は非公開にするといわれましたので細部については記載できませんので概略を記します。
久保豊年弁護士から事件の概要の説明がありました。
最初に「おめでとうございます」との発言がありました。
上告が認められたことに対してでしょうか。
最高裁判所では判決が憲法に違反していないかを審査する法律審がほとんどです。
そのため99%が「上告棄却」という三下り半的な判決で門前払いに終わります。
今回のような事実認定が審査されることは極めてまれで1%の確率であり、弁護士さんも初めてだといわれました。そのため判断が変わるのではと期待されているのです。
最高裁判所では煙石さんの事件について今までの裁判の記録、証拠をすべて調べてから弁論を開くことが決まりました。
ですから下級審の判決に疑問や疑義がなければ上告棄却と判断され開催されません。
弁護士さんもこれでまともな正常な裁判ができるといわれました。
2月17日には最高裁判所 第二小法廷で鬼丸かおる判事の下で久保弁護士と検察官が弁論を述べることになっています。
その結果、後日判決が言い渡されます。
判決日が何時かは未定ですが判決日が発表されることもあるようです。
我々が見たいのは銀行の防犯カメラの映像ですが証拠物件は公表できないので煙石さんのご子息がつくられたアニメーションで説明されました。
防犯カメラは前からと側面からと4台分が撮影されています。
すべての秒単位で行動が撮影されていますが一瞬ATM前に移動し煙石さんの姿が消えた1秒間の死角がありました。

検察はその1秒間に封筒から現金を抜き取きとったといわれます。
それが可能かどうか実際に現場でやればよいのに裁判ではしない。
久保弁護士は今回の事件では裁判官が悪いと言っていた。
今回思うことは防犯カメラ映像が悪くうまく判別できない。
これでは防犯カメラをつける意味がありません
設置していますという格好ばかりです。
映像が鮮明であれば行動がはっきり知れこのような冤罪事件は発生しなかったのに銀行の責任は重大です。
最後に久保弁護士から最高裁判所の弁論で述べる内容につい説明がありました。
あと一か月あまり良い便りが届きますように祈っています
地元の民放2局でこの事件の特集が組まれるそうです。
冤罪であることを世間に広く知らしめ少しでも無罪の事実報道が広く知られることを望んでいます。

その一方で冤罪を生んだ一審の広島地方裁判所の三芳純平裁判官はいかに責任を取られるおでしょうか。
おそらく見解の相違として無視されるのでしょう。これではまた冤罪が繰り返されるでしょう。
同じく広島南署の刑事はどうでしょう。28日間も拘留して連日連夜虚偽の自白を強いたことは許されるのでしょうか。
反省を求めるべきと思います。
再び冤罪を起こさないために・・・
(写真は4台のカメラの位置と画像の関係)

追伸
説明では映像に映った白い紙が忘れられた封筒か煙石さんが書き損じた払い戻し用紙か判らないとのことで私はカメラの精度が悪いものと判断していました。
2月13日、煙石さんの無罪を勝ちとる会の方からこの内容に間違いがあるとのご指摘がありました。
画面が不鮮明と記していましたが公判中に公開された映像は1秒1コマながら比較的鮮明にに映っていたそうです。煙石さんがとったという画面はなかったのにも関わらず犯人にされたことに強い憤りを感じておられました。
これらのことからあまりにもずさんな調査、証拠採用による判決なので最高裁判所が弁論を開き、再度審議することをことを決められたのではないでしょうか
映像のカメラは銀行を監督する大蔵省の検査を経て合格になったものでその基準を満たしたもので適正であるともいわれました。
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1 コメント

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冤罪 (まっちゃん)
2017-02-01 10:29:00
涙もろい私は、涙なしでは読めません。
一日も早く裁判で、真実を認めてくれることを、願わずにはおれません。
煙石さんじゃなくても、無実の人が有罪になるなんて信じられません。
こんな裁判がまかり通るなんて、日本って国はどうなっているのでしょうか?
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