「遠野」なんだり・かんだり

遠野の歴史・民俗を中心に「書きたい時に書きたいままを気ままに」のはずが、「あればり・こればり」

2019 外山神楽in遠野座

2019-05-08 08:35:55 | 郷土芸能

連休明け早々、同級生葬祭幹事長の義父が亡くなられたようです。

現在入手している情報では10日(金)午前11時火葬、午後1時30分葬儀とのこと。

謹んでお悔やみ申し上げます。

恐縮ではござますが、連休話題は、まだまだ続きます。

 

3日の午後は南部神社神輿渡御だったのですが、午前中はと云うと、お隣り花巻市東和町へ

 

土沢アートクラフトフェア

このイベントが始まったばかりの頃に時々愛妻と行った記憶があり、今回もご一緒願いました。

当時から想像もできないほどの賑わいにビックリ!3万人を超えていたようです。

これだけの人出は遠野まつりでも見たことがありません。

 

そんな賑わいの東和町から静けさが売りの遠野に帰り、神輿渡御を追いかけた後の夜8時

定着してきた遠野座での夜神楽へ

 

この晩は小友町の外山神楽さん

 

汐汲舞から

 

歌舞伎の演目から出来た舞いとのことで、在原行平が地元の娘と恋をし、行平が去った後の女心を表す。

とのことでした。

 

舞手の立ち位置が変わると顔に当たる照明も変わり、心の動き様が感じとれる気がします。

 

これは恋しさより恨めしい思いが勝った瞬間の表情に観えました。

ちなみに舞手は男子高校生です。

 

続いて鞍馬

後姿に見える八坂神社の手書きの雰囲気が好きです。

 

最初に登場したのは牛若丸で、こちらは唐の天狗のボス善界坊

 

お互いの技量比べをします。

 

今回、牛若丸役は女性ですが、なかなか良い動きです。

 

望遠で観ていて、激しい動きの後でも息が切れていないのには、これまたビックリ!

流石は牛若丸。

 

下舞いからの

 

権現舞

 

そして、お客さんも喜ぶカミカミで終わります。

帰りしな「なんだりかんだり」さんですよね!と声を掛けられました。

八戸から来たという男性で、大船渡や世田米の式年大祭も観て回る強者でした。

寡黙にシャッターを押してばかりで、なかなか声を掛けられることが無いので、うれしい出会いとなりました。

 



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