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おしっこの悩み・動脈硬化で膀胱も硬くもろくなっている

2014-10-11 | 老化・血流
歳をとるとおしっこが、スッキリでない、残尿感がある、近い、夜間排尿、尿が漏れる、などの症状が現れがちですが、膀胱炎でもないのにどうしてだろう?と不思議ですね。

先日の研修会「下部尿路症状の診断と治療薬の位置づけ」(旭中央病院 中津裕臣医師の講演)は興味深いものでした。
というのも、そのような症状に陥る「原因」が、漢方の考え方(腎臓膀胱は腎虚、お血を中心に考察する)と一致していると思ったから。

それはズバリ「錆(サビ)」

錆ると硬くもろくなる。酸化ストレスが原因。
動脈硬化は膀胱にも及び、膀胱の血流量は減って膀胱の組織は充分養われず硬くなり延び縮みできなくなって、ホルモン調整もうまくいかず、思うように排尿ができなくなるのです。

それは例えれば狭心症や心筋梗塞と同じことが膀胱で起こっているのだそう。
下部尿路症状が発現するのは、狭心症や心筋梗塞の前駆症状であることも。

垂れ流しになりたくないので、膀胱には元気にしていただかなければなりません。
やっぱり、補腎活血必要ですね。
活血の処方は様々ありますが、ちょっと変わったところでは水蛭(スイテツ)を使ったりします。これは蛭(ヒル)です。活血通絡作用があります。



ところで、正常な排尿とは、
尿漏れはない
排尿後すぐ尿意を感じることはない
尿意があってもある程度我慢できる
スムーズに排尿できる
途切れない
残尿感がない

そして時間。
1回排尿の時間は約20秒 1日6回くらい排尿するので、1日合計でもたった2分の排尿時間。それで一日1~1.5リットルの排泄をします。
残り23時間58分は蓄尿してくれているという計算になります。
たらたらと腎臓からおりてくる水分を、膀胱自身が膨らんだり縮めたりしてちょうど良い具合に、一日中調節してるわけです。
膀胱って、すごいことやってくれてるんですね。


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