漢方薬剤師の日々・自然の恵みと共に

漢方家ファインエンドー薬局(千葉県)
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梅雨時の胃腸炎・異なる症状でも原因が同じなら漢方対策は同じ

2023-06-30 | 胃腸
梅雨時になると増えるのど風邪に胃腸炎。
ハーブの「板藍茶」や「五行草茶」を利用してひどくなる前に上手に対応してください。

五行草」とは、スベリヒユのことで今頃よく見かける雑草です。
これをお浸しにしたり、干して保存し煮物にして食べる地方もあります。なかなかおいしいです。
中国では、スベリヒユはお腹を壊したときのファーストチョイス。
それからジュクジュク、カユカユの皮膚湿疹にもよく使われます。
その季節ごとに、季節にあう植物が生えるのでしょうね。


梅雨の湿気に当たって、おまけに冷たいものを食べたとか冷房で冷えたりしてお腹を壊したのなら、勝湿顆粒ですね。


自分のことですが、このところくしゃみと鼻水発作が起こるようになりました。一日中冷房の中にいるからでしょうか。夜は湯舟に浸かって温まるようにしているのですが、なかなか解消しません。それになんとなく軟便でお腹もシクシクと痛くなるので、勝湿顆粒をお湯割りで飲んでみたら、お腹はもちろん、驚くことに鼻炎症状も軽減しました。

原因が同じなら異なる症状でも、同じ漢方薬で解消することを実感しました。
西洋医学と異なる考え方ですが、案外そんなことが多いです。
逆に、同じ病名でも原因が異なれば使用する漢方薬は異なります。

症状の原因になっているのが何なのか見極めることが大切ですね。

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