
クリスマスも近づき、鶏肉をたっぷり使った料理をご紹介。
中国湖北料理だそうです。煮込む時間は、1.5時間。
大掃除でもしながら作ってみてください。
☆─────*【 作った、食べた、感想 】*─────☆
スープは鶏肉の旨味が凝縮して絶品。簡単なのにプロ級の味!
肉もほろっとほぐれるほどやわらかく、深い味わいで言うことなし。
軟骨エキスが染み出て、お肌もぷりっと潤いそう!
瓦罐鶏湯(ワーゴァンチータン)
ポイント炒めるときは強火で一気に。
ポイント弱火でじっくり煮込みます。かき回さず、こまめにアク取り。
ポイントクコの実が味の決め手。スープの味がさわやかになります。
【材料】(4人分)
鶏肉(骨、皮がついたもの) 500gぐらい
(※ぶつ切り、手羽先、軟骨など適宜組み合わせて)
ラード 少々
ショウガ 小1個(薄切り)
塩 少々
紹興酒(または料理酒) 大匙1
ネギ 1本(後ですくい出せる程度に大きく切る)
クコの実 20粒くらい
砂糖 少々
うまみ調味料 少々
香菜またはアサツキ 少々
【作り方】
1)鶏肉を炒める
フライパン(中華鍋)にラードと鶏の脂身部分を先に入れて溶けてきたら
ショウガを入れ香りが出たら、鶏肉、塩を加えて、
強火で皮に焦げ目が付いてきたら紹興酒をかける。
アルコールがとんだら火を止め、一度中華鍋から材料を取り出しておく
2)厚手の鍋に移してじっくり煮込む
同じ中華鍋に水800ccとお好みでうまみ調味料を入れて火にかけ
沸騰したら、1)で炒めたものを加え、ひと煮立ちしたら、土鍋などの
厚手の鍋に移して、ネギとクコの実、砂糖を入れ煮込む
始めは強火。
沸騰してアクが出てきたらすくい取る
弱火にしてコトコトと1.5時間煮込む。
途中アクは、こまめに取り去る。
肉が崩れるのでかき混ぜすぎないこと。
3)器に盛り付け、香菜またはアサツキを散らして出来上がり
☆─────*【 効用 】* ─────☆
鶏肉
お腹を温め、気を補い、体力をつけてくれます。
クコの実
薬膳料理にしばしば用いられますが、杞菊地黄丸という漢方薬にも
配合されています。
肝腎を養い、肺を潤します。
さわやかな酸味で気分がさっぱりします。
目の疲れやイライラ、血圧上昇時におすすめ。
是非作ってみたいと思います。
クコの実って使ったことがないんですよねぇ。
そこがちょっと心配。
これが入らないと、スープの味がやや重いと思います。
最近では、スーパーでも中華材料コーナーがあって
クコの実も少量で販売されていますよ。
赤い色が綺麗で、ひかえめな酸味があり、
ふだんの野菜炒めの上に、水で戻したクコの実を
パラパラっと飾っても素敵です。
すごく美味しそうですねぇ。
ほろっとほぐれる鶏肉とか最高ですよね
しかも体にもよさそう。
もう少し料理がうまかったら作ってみるんですが、まだ無理そうです(笑
いきなりですが、おなか、すいてる?
そんなときにこのスープの味は、腹に染み渡りますよ。
私も料理はアバウトですが、この料理はしっかりそれなりの味になるので、試してみてくださいね。
またお立ち寄りください。
しかし漢方の話もされているので、非常に参考になります。
薬膳料理とかもいいなぁ・・・
漢方薬も実は料理のレシピの何千年かの集大成と
いったところでしょう。
でも、薬剤師や医師が、どうのこうのいうと
難しげになるのかもしれませんね。
来年は、ブログの名前「やくざいし」を改め
縮めて「やく」にでもしょうかな。