漢方薬剤師の日々・自然の恵みと共に

漢方家ファインエンドー薬局(千葉県)
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認知症予防の養生・睡眠は質が大事

2019-10-14 | 気持ち・眠り

認知症で多いのはアルツハイマー型で約7割を占め、次は血管性で約2割。

アルツハイマー型の原因を簡単に言えば、
脳の中に老廃物が蓄積して、脳の神経細胞が硬くなり、萎縮して連絡網が破壊されることによる。
その老廃物の蓄積は少しずつ進んで、認知症発症までは10~20年と言われる。

なので日々の養生でこの老廃物を掃除すればよいわけで、血管性と合わせて認知症対策は、血流改善が大切です。

香附子や丹参はこの老廃物を減らす働きがあるそうだ。

ところで、脳の老廃物の掃除は主に睡眠中になされるので、質の良い睡眠をとることは大切。
寝た気がすれば質の良い睡眠であって、何時間寝たかは問題ではない。
寝た気がしないとか、7時間眠れないからダメだとか、睡眠に不満を感じている人は認知症の確立が高くなるのだそう。

夜に面倒なことはしない
夜にスマホを見ない
寝る部屋は暗くする
朝は用がなくても早く起きて朝日を浴びる
日中は体を良く動かす

などは、まずやってみよう

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