漢方薬剤師の日々・自然の恵みと共に

漢方家ファインエンドー薬局(千葉県)
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キターッ!花粉症

2008-01-30 | アレルギー・花粉症・鼻炎・咳
今日になって急に花粉症の患者さんが増えた。
とうとう今年も来たかー。


かくいう私も軽く花粉症なので、いっしょに対策してゆきましょう。

これまでの経験からいうと、花粉の量よりもその時の体調のほうが症状の現れ方に影響が大きいかなと思うんだけど、皆さんはどうかな?


諸症状を軽くするには、まずマスクなどで花粉を避けるってことだけど、
花粉症のシーズンを乗り越えるためには、体力をがっちりキープすることも大切。

一般的な抗アレルギー薬や抗ヒスタミン剤なども眠気やけだるさが副作用としてあるし、使い続ければ粘膜がかさかさに乾いてしまって一層抵抗力が落ちてしまうのも心配。

規則正しい生活で夜更かしせず十分体力を充電しておきましょう。

漢方養生では、
「オウギ」というマメ科の植物の根っこで、粘膜を丈夫にする働きとむくみを取り除く働きそして温める働きもあるので、この時期のアレルギー症状にはぴったり。

オウギを含む漢方処方
桂枝加オウギ湯、衛益顆粒、ボウイオウギ湯 など

また胃腸の働きが弱い人(たとえば一度にたくさん食べられない、あまりおなかがすかない、食べたあともたれやすい、下痢や軟便気味)は、鼻粘膜もむくみやすかったりするので、六君子湯や健ヒ散など胃腸の漢方薬で毎日の胃腸をしっかりさせておくと体力も充実してかなり症状が軽くなることも。

花粉症の養生
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