小川洋子の偏愛短篇箱 2010-07-05 18:06:06 | 本 『小川洋子の偏愛短篇箱』 小川洋子・編 ☆☆☆☆ これも日本で見かけて買ってきた本。意外と分厚いが、字が大きいのであっという間に読了した。「偏愛」というだけあってかなり特徴のあるアンソロジーだ。面白い。小川洋子らしさがきっちり発揮されている。編者は前書きに、どっしりした作品よりどこかいびつさのある短篇が好き、と書いているが、確かに妙ないびつさを感じる作品が多い。もちろんそのいびつは稚拙ゆえ . . . 本文を読む