アブソリュート・エゴ・レビュー

書籍、映画、音楽、その他もろもろの極私的レビュー。未見の人の参考になればいいなあ。

超男性

2006-06-27 21:16:44 | 
『超男性』 アルフレッド・ジャリ   ☆☆☆☆☆  白水Uブックス、澁澤龍彦訳である。昔買ってもう何度読み返したか分からないが、何度読んでも面白く、シュルレアリスムの良さを堪能できる。  ジャリは私の中ではボリス・ヴィアンと非常に近いところにいる作家で、ほぼ同時代の作家みたいなイメージがあったし、そもそもジャリはシュルレアリスムど真ん中ストライクの作家だと思っていたのだが、年代をチェックすると . . . 本文を読む