江戸糸あやつり人形

江戸時代から伝わる日本独自の糸あやつり人形。その魅力を広めるためブログを通して活動などを報告します。

6月7日 柴又帝釈天

2009-06-08 23:51:23 | 日記
この日は、暑かった。バテてしまった。
でも人形を遣っていて、とても気持ちが良かった。
1週間抜けたせいもあるかもしれない。
こういうときはとても新鮮な気持ちになる。
人出も戻った。
いろいろ声を掛けられ、それも楽しかった。

そして気分が良くなった事がもう一つ。
春日通沿い、蔵前辺りが祭の最中で、いくつも神輿が出ていて
つい楽しくなってしまったのだ。
どの神輿も1車線からはみ出ないようにロープを張ってその中で跳ねていて
ちょっと可哀想な感じだったが、担いでいる人間は皆構わず気が入っている。

私はこれまで何度か神輿を担ぐ機会があった。
遠慮したのは、よそ者が担ぐのは、と気後れしてしまったからだが、
伊勢神宮のお木曳きを経験してから、やっておけば良かったと後悔している。
そんなこともあるから祭を見るのは好きだし、神輿を見るとついこちらも
うきうきしてしまうのだ。
帰りに同じ道を通ると、あちこちで祭の人たちが地べたに座り込んで
余韻に浸っていた。当然お酒も入っているのだろう、充実した顔をして。

江戸の祭は夏祭りだ。
都市の祭だからと、修行したところの大奥さんは言っていた。
在に行くと秋祭り―収穫祭。これは江戸にはないのだと。
コメント
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