江戸糸あやつり人形

江戸時代から伝わる日本独自の糸あやつり人形。その魅力を広めるためブログを通して活動などを報告します。

アジサイ

2009-06-05 00:01:39 | 日記
今日は打合せがあって、向島百花園に行く。
この時期に園内を見るのは初めてだ。
いつも行く冬とは全く違って草が鬱蒼と茂っている。
なんかまったく別の庭に来た感じがした。

園長さんが「今年の菖蒲は立派ですよ」と案内してくれる。
確かに茎も太く、大輪を咲かせていた。
植え替えて3年目ぐらいが一番よいという。今年がそうなのだそうだ。

そして、土曜日にTBSラジオの取材が来るとかで、アジサイの話しになる。
菖蒲の隣に大きな「墨田の花火」がある。高さは、2mはあるだろうか。
これが園内のメインだ。
そこから少しはなれたところに「花火」と言うのがある。
ガクアジサイの回りに開いているところがウツギのようにすぼまっている。
まるで線香花火を逆さにしたような感じというと、園長さんは打ち上げ花火を
想像していたらしく、絶句していた。
この「花火」と何かを掛け合わせて「墨田の花火」ができたそうだ。
そして「あまちゃ」も咲いていた。同じアジサイの一種。
この「あまちゃ」、なんと4月8日のお釈迦様の日に飲む甘茶なのだそうだ。
「確かにその頃には新芽が出ますよね」と言うと
「前の年に採って干しておくんじゃないの」
「・・・・私はあまちゃん・・・」
干した葉を噛むと、確かに甘いとか。

大きなアジサイも良いが、ヤマアジサイが実に良い。
背丈は低いし花も小ぶりだが、凛とした雰囲気がある。いろんな種類がある。
「くれない」や「黒姫」などは、なんと表現したらよいか分からない。
実際に見て欲しいと思う。
ただ、余りにきれいな「くれない」を写真に収めようとロープを越えて
花に近づいている老婦人がいたが、土を踏み固めると花が弱るのでご注意を。
コメント
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