演劇関係者の対談を読んでいるうちに、なんかとても違和感を覚えた。
変な言い方かもしれないが、余りにインテリで、大衆から遊離しているような
そんな感じを受けてしまったのだ。
現在の演劇状況に違和感を覚えたのは、90年代の後半だった。
だんだんと海外研修を経験した演劇人が増える事で、何かとカタカナの言葉が
氾濫するようになった頃だった。
ストレートプレイ、ロールプレイ、ドラマリーディング・・・なんのこっちゃ!
ドラマリーディングを見た。
本読みとどう違うのだ?
本を持ったまま身体を動かすというドラマリーディングを見た。
立ち稽古とどう違うのだ?
中途半端だ。
それでまともな金額を取るなら、観客に失礼だ。
でも演劇関係者は、時代の最先端を行っているという気になっているらしい。
対談の話の戻ると、演劇のリーダーは、誰に自分の創った演劇を見せようと
しているのかが、曖昧になっているように見える。
評論家だったり、新聞記者だったり、演劇賞の選者だったりしていないか。
テレビのディレクターだったり、プロデューサーだったりしていないか。
わざわざ足を運んでくれる観客にとって、見ているときが"ハレ"のときで
なければいけない、と私は思っている。
出来、不出来はあるだろう。
実力不足もあるだろう。
でもそれを越えるものがあると、私は師匠から学んだ。
理屈や舶来物だけでは、"ハレ"のときは生まれない。
それにしても人形劇界はどうだろう、論客は一人もいないと見える。
趣味の世界の人と、それを職業としている人との差がハッキリしない。
こちらはこちらでもっと大きな問題を抱えているようだ。
変な言い方かもしれないが、余りにインテリで、大衆から遊離しているような
そんな感じを受けてしまったのだ。
現在の演劇状況に違和感を覚えたのは、90年代の後半だった。
だんだんと海外研修を経験した演劇人が増える事で、何かとカタカナの言葉が
氾濫するようになった頃だった。
ストレートプレイ、ロールプレイ、ドラマリーディング・・・なんのこっちゃ!
ドラマリーディングを見た。
本読みとどう違うのだ?
本を持ったまま身体を動かすというドラマリーディングを見た。
立ち稽古とどう違うのだ?
中途半端だ。
それでまともな金額を取るなら、観客に失礼だ。
でも演劇関係者は、時代の最先端を行っているという気になっているらしい。
対談の話の戻ると、演劇のリーダーは、誰に自分の創った演劇を見せようと
しているのかが、曖昧になっているように見える。
評論家だったり、新聞記者だったり、演劇賞の選者だったりしていないか。
テレビのディレクターだったり、プロデューサーだったりしていないか。
わざわざ足を運んでくれる観客にとって、見ているときが"ハレ"のときで
なければいけない、と私は思っている。
出来、不出来はあるだろう。
実力不足もあるだろう。
でもそれを越えるものがあると、私は師匠から学んだ。
理屈や舶来物だけでは、"ハレ"のときは生まれない。
それにしても人形劇界はどうだろう、論客は一人もいないと見える。
趣味の世界の人と、それを職業としている人との差がハッキリしない。
こちらはこちらでもっと大きな問題を抱えているようだ。