江戸糸あやつり人形

江戸時代から伝わる日本独自の糸あやつり人形。その魅力を広めるためブログを通して活動などを報告します。

隠語

2017-03-05 00:03:51 | 日本の文化について
隠語は、特定の集団だけに通じる言葉、と解釈すれば
良いのだろうか。
糸あやつりの世界にもある。

人形を遣いこんでいくと、糸が切れることがある。
それを観客に悟られないよう黒衣に伝えるのに
「つながった」
という。
人形のことを、ゲニ。
手をエンコ、足はゲソ、
独立してからは、特定の集団と言っても
かみさんと二人だから、遣ったことが無い。

寄席の協会に入っているとき、
数字の呼び方を教わった。
音楽関係に多いとの事だが、
ツェー、デー、イー、エフ、ゲー、アー、ハー
順に1から7までの数字に当てていて、
例えば5万円を、ゲー万と言っていた。
8万や9万はどう呼ぶのかは、尋ねたけれども
よくわからなかった。

コンニャクというと、私は黒コンニャクが好きなのだが、
100万円の札束だと聞くと、
何とも汚らしくて
コンニャクが可哀そうだ。
袋に入ったそれを持っただけでコンニャクだとわかるのだから、
相当持ち慣れているのだろう。
そういう隠語があるということは、
政治家の間で裏金がまかり通っている証拠。
どんなに突き返したことを強調しても
貰いなれていると告白したようなものだ。
みっともない。

石原新太郎は、
政治家は口利きが仕事だ
と言ったそうである。
その彼も、息巻いていた割にみっともない記者会見だった。

コンニャクか・・・
今日も大道芸に出るが、
私の場合は、玉こんにゃく?
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