マーちゃんの数独日記

かっては数独解説。今はつれづれに旅行記や日常雑記など。

定泉寺で『青島広志ピアノ独演会』を聴く

2019年04月22日 | 映画・美術・芝居・落語

 定泉寺は今年が開創400年とのことで、恒例の”おしゃべりコンサート”を『青島広志ピアノ独演会』と銘打ち、記念行事のひとつと位置付けていた。そのコンサートが昨日の21日(日)15時から開催され、自宅から徒歩6分の定泉寺に伺った。
 2018/4/26のブログに書いたが、ここの副住職は”教え子”だった。直接教えたことは無かったが、彼と同学年の生徒には数学を教えていた。その事を知ってからは寺の様子を気にすることが多くなり、寺の前を掃除している副住職と挨拶を交わすことも多くなっていた。このイベントも寺の掲示板で知った。
 独演会開始時刻には80席はあろうかというホールはほぼ満員となった。開催に先立ち副住職が挨拶した。「定泉寺は開創400年を謳っていますが、実は1721(元和7)年に開祖されまして、実はあと2年を要します。2日前が平成最後の満月。満月に興味を持ちますのは・・・」と言って被っていたものを取ると、満月の様に照り輝くお頭。お坊さんのおつむとしては当然なのだが、皆爆笑。和やかな雰囲気を醸し出していた。
 この後に青島先生軽やかに登場。自己紹介で「住所を近くの文房具店昭和堂に寄留して昭和小学校に越境入学しました」にビックリ。私の周りの、多くの人は息子も含め昭和小学校で学んでいた。
 最初の演奏が「トルコ行進曲」で軽快なピアノ演奏で開演した。前回のコンサートでも感じたことだが、ピアノ演奏の見事さは言うに及ばず、話が軽快で実に面白い。時に白板に速攻で絵を描く。手八丁口八丁の青島先生。プロフィールを見ると、1955年生まれの64歳。東京藝術大学および大学院修士課程(作曲)を首席で修了とあった。これまでに作曲した作品は200曲にも及び、最近ではコンサートやイベントのプロデュースも数多くこなしているそうな。演奏途中から、テノール小野勉さんの歌が加わった。物凄い声量である。その声は小ホールに響き渡った。
 全部で25曲が演奏されたが、最後の6曲は小学唱歌の合唱。「春がきた」・「めだかの学校」・「うれしいひなまつり」・「かすみか雲か」・「すみれの花咲く頃」・「こいのぼり」を私も大きな声で歌った。あっという間の100分間。時の経つのを忘れる楽しい演奏会。この豪華な演唱会が無料での開催とは。その財源を副住職には聞かないで定泉寺を後にした。

 今日の四葉。平成最後の満月は4月19日。この日の日の出は5時4分。月の入りも5時時台。日の出前の満月はくっきり見えていたが、日の出後急速に影が薄くなっていった。
 撮影時刻順に最初の二葉は日の出前の満月。次が日の出。最後が日の出後の満月。
 

 


 
 


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