マーちゃんの数独日記

かっては数独解説。今はつれづれに旅行記や日常雑記など。

『人形町 噺し問屋』で三遊亭兼好を聴く

2019年03月15日 | 映画・美術・芝居・落語

 3月12日(火)、妹夫婦に誘われて『人形町噺し問屋』で兼好落語を聴いて来た。日本橋社会教育会館をホームグランドにして兼好師匠は『人形町噺し問屋 三遊亭兼好独演会』を2ヶ月に1度開催していて、今回が「その八十六」だった。その事は知ってはいたが、聴きに行くのは初めてのこと。


 都営三田線大手町で待合わせると、妹は「会場まで歩いて行きます」とのこと。日本橋人形町までは相当の距離のはずで、私は嫌ではないが、不思議に思いながらついて地下街を歩いて行くと、「八重洲地下街」の「牛たんねぎし」で昼食とのこと。ランチを奢って貰った。パソコンで少し世話をしたお礼かも知れないと有難く頂いた。
 会館の建物を見て驚いた。重厚な感じの建築物で、同じ建物の中に日本橋小学校のみならず中央区立図書館や日本橋社会教育会館が同居し、地下にはプールや日本橋幼稚園もあるようだった。その8階が社会教育会館ホールで、席数200ぐらいのこじんまりしたホールだが、音響効果など設備が整っていると感じられる立派なホール。3年前にリニュアルした効果かもしれない。(写真:舞台の幕が洒落ていた)


 この日の『噺し問屋』の昼の部のプログラムは右写真の如し。冒頭の”あいさつ”から登場した師匠、”まくら”のような語り。五輪相・桜田大臣の国会答弁での態度がネタに上がった。小学生のようなお粗末な答弁に最初は怒りを感じていたが、最後には面白くなってしまったとの話に共感する人が多かったからだろう、爆笑!爆笑! 「皆さんも是非国会中継をご覧になって下さい」に共感。
 仲入りをはさんで師匠は2席語った。前半が『湯屋蕃』で、後半が『五人廻し』。喉を傷めているとのことでやや声が掠れていたが、滑らかな口調はあい変わらず。特に『湯屋番』の番台での若旦那の仕草はDVDでは感じられない、ライブならではの面白さ。
 会がはねた後、師匠は会場出口で客を見送っていた。私は挨拶かたがた「この前一緒に写真に撮ってもらった妹です」と妹夫婦を紹介すると、それではと今回も気軽に一緒に写真撮影に応じてくれた。今や、妹夫婦は私以上の兼好ファンで、この日の感想も「聴きやすい落語で面白かった」。
 帰りも人形町1丁目から大手町まで歩いた。5年前に開店した福島県のアンテナショップ「ふくしま館」で「利き酒」をご馳走になっての帰宅とあいなった。(写真:ふくしま館のお酒販売コーナー。この一角で利き酒が呑める)
    

 
 


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