どるち & えこう の 『美術館・博物館めぐり』 & 『美味しいもの』日記なのだ

プレーリードッグのぬいぐるみの『どるち』と 飼い主?の『えこう』が書く 美術館・博物館や 飲食店の感想なのだ

『ルドンとその周辺-夢見る世紀末@三菱一号館美術館』なのだ

2012年02月20日 | アート【展覧会 & 常設】(~2022年)

※このブログわ 前に違うサイトの載せたものを再編集したものなのだ

美味しいお好み焼きを食べたぼくらわ 三菱一号館美術館に移動して 3月4日まで開催している<岐阜県美術館所蔵 ルドンとその周辺-夢見る世紀末 三菱一号館美術館 《グラン・ブーケ(大きな花束)》 収蔵記念>を見たのだ



ルドンとその周辺となっているので ルドンの作品が約90点と 他の画家の作品が約50点展示していて あと 三菱一号館美術館所蔵で ルドンが描いた<グランブーケ(大きな花束)>も展示していたのだ


その中で ぼくが気になった作品をご紹介するのだ

1番良かったのわ ルドンの作品でわ ないけれど ジョルジュ・デヴァリエールが描いた<アフロディテ>なのだ


一見すると モローでわ? って思ったのだ 解説を読んでみると ジョルジュ・デヴァリエールわ モローの元で学んだ画家なのだ

退廃的な神殿の中にいる アフロディテが 美しくて ずっと眺めていたのだ


ルドンのリトグラフの作品なんだけけど<蜘蛛>も良かったのだ


『まっくろくろすけ』に足をはやした クモが描かれているけど そのクモわ グロテスクだけど ちょっと笑っていて 可愛かったのだ


こちらの同じく ルドンが木炭で描いた作品で<骸骨>なのだ


ガイコツがポーズをとって立っているのだ ちょっと悲しそうな表情をしているみたいで 『誰かをずっと待っている』感じに見えたのだ


最後わ 三菱一号館美術館所蔵で ルドンの描いた大きなパステル画の作品の<グランブーケ(大きな花束)>が良かったのだ


なんか変な表現だけど 『ほんわかした感じ』って思ったのだ この作品わ 3月4日で一旦展示わ 終わっちゃうけど 今年の9月にも展示する予定なのだ


ルドンの作品をまとめてみて思ったんだけど 色彩のある作品もキレイな色使いで良かったんだけど なんでかわからないけど 黒の作品に惹かれたのだ

3月4日で 終わってしまうので ルドン好きな方わ 絶対に見に行った方がいいと思うのだ




ここから先わ 展覧会の詳細と えこうの感想を載せるのだ


三菱一号館美術館 <岐阜県美術館所蔵 ルドンとその周辺-夢見る世紀末 三菱一号館美術館 《グラン・ブーケ(大きな花束)》 収蔵記念> 3月4日(日)まで

http://mimt.jp/redon2012/txt_contents.php




展示構成

第1部 ルドンの黒

第2部 色彩のルドン

第3部 ルドンの周辺

ルドンの作品が約90点、ルドン以外の画家の作品が約50点と、三菱一号館美術館所蔵でルドンが描いた<グランブーケ(大きな花束)>も展示していました。


気になった作品

14.オディロン・ルドン 『夢のなかで』 1.孵化

たまごのような丸い球体に中に人の顔が入っている。表情はわかりづらいが、ちょっと気味悪く感じる。


19.オディロン・ルドン 『夢のなかで』 6.地の精

瞳の大きな人の顔に悪魔のような耳を持つ太陽のような球が、宙をただよい、大地を照らしている。<地の精>と言われればそう見えるが、やっぱり太陽のように思える。


21.オディロン・ルドン 『夢のなかで』 8.幻視


神殿のような建物の中で人と比べても、かなり大きな目玉が光を放っている。巨大な目が現れたことが<幻視>なのか?


25.オディロン・ルドン 骸骨


ガイコツが立ち、ポーズをとっている。この骸骨には表情が見え、少し悲しそう。『待ち人が来ない』といった感じかも?


30.オディロン・ルドン 『エドガー・ポーに』 1.眼は奇妙な気球のように無限に向かう


眼が気球となり、空に浮かぶ。この作品を見ていると、漫画の『鋼の錬金術師』の真理を思い出す。もしかしたら、ルドンの作品がヒントになったかも?


44.オディロン・ルドン 蜘蛛


グロテスクだけど、ちょっと可愛らしい笑うクモが描かれている。クモにしては、足が2本多いし、この作品の意図は、なんだろう?


67.オディロン・ルドン ベアトリーチェ


カラーリトグラフの作品。さっきまでは、黒一色の作品だったので、目を引いた。表情は描かれてなく、輪郭のみだったが、陽のあたる黄色、影の灰色の色合いがきれいでした。


74.オディロン・ルドン 神秘的な対話



76.オディロン・ルドン 翼のある横向きの胸像(スフィンクス)



78.オディロン・ルドン 瞳を閉じて



84.オディロン・ルドン オルフェウスの死

オルフェウスの死という悲しい作品だが、幻想的で明るい色彩なので、そういう雰囲気に見えない。


95.ギュスターヴ・モロー ピエタ

私の中でモローは、華やかで華美なイメージがあるのですが、この作品は、地味な印象。人々の悲しみを表したから?それとも、キリストやマリアの光輪を際立たせる為?もしくはその両方なのかも?


96.ギュスターヴ・モロー 聖セバスティアヌスと天使


NO.96の<ピエタ>と比較するとなおさら、小さな作品だが、モローらしい美しい作品。


97.ジョルジュ・デヴァリエール アフロディテ


モロー?と思える作品。ジョルジュ・デヴァリエールは、モローに師事した画家だそうです。アフロディテは、豊穣や、春の女神で、退廃的な神殿の中にいる姿がうっとりするくらい美しかった。


あと、ルドンの描いた大きなパステル画の<グランブーケ(大きな花束)>は、見れて良かった。


<グランブーケ>は、一旦、3月4日で展示は終了してしまいますが、今年の9月にも公開予定だそうです。


ルドンの作品をたくさん見て思ったのですが、鮮やかな色彩の作品よりも、黒の版画の作品の方が、良かったように感じました。ルドン以外の画家も、点数は少ないですけど、好きなモローも見れましたし、モローに師事したジョルジュ・デヴァリエールという画家も知ることが出来てよかったです。


今回も素晴らしい作品を見れましたし、美味しいものも食べることが出来ました。

ありがとうございます。



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