どるち & えこう の 『美術館・博物館めぐり』 & 『美味しいもの』日記なのだ

プレーリードッグのぬいぐるみの『どるち』と 飼い主?の『えこう』が書く 美術館・博物館や 飲食店の感想なのだ

『こども展 名画にみるこどもと画家の絆@森アーツセンターギャラリー』なのだ

2014年06月01日 | アート【展覧会 & 常設】(~2022年)

ぼくらわ 森アーツセンターギャラリー6月29日まで開催している<こども展 画家にみるこどもと画家の絆>を見てきたのだ



会場入る前のところにわ レゴで作った ルソーの<人形を抱く子ども>があったのだ



ぼくが気になった作品を ちょっとご紹介するのだ

ピエール=オーギュスト・ルノワールが描いた<ジュリー・マネの肖像、あるいは猫を抱く子ども>なのだ


えこうわ 2006年に開催したオルセー美術館展で見たらしいけど ぼくわ 初めて見たのだ

8年ぶり?の展示だし ぼくらわ この作品にお会いしたくて この展覧会に足を運んだのだ 描かれたジュリーも可愛いし ジュリーに抱かれたネコわ ものすごく嬉しそうな表情をしているのも印象的なのだ

ちなみに ジュリー・マネが描いた作品も1点展示していたのだ


画像わ ないけど シャルル・リュシアン・レアンドルが描いた<画家の姪、マドレーヌ・ルモワーヌの肖像(14ヶ月)>なのだ

パステルで描かれているからかもしれないけど 色がフワッとしていて 描かれた赤ちゃんが妖精や天使のように見えて 可愛くもあり キレイなのだ


他にわ タマラ・ド・レンピッカが描いた<初めて聖体を拝領する娘>や ベルト・モリゾが描いた<犬を抱く娘>が良かったのだ

これが <犬を抱く娘>なのだ



ぼくがずっと前から見たかった<ジュリー・マネの肖像、あるいは猫を抱く子ども>に会えた それにつきると思うし この1枚の為に 見に行くのもアリだと思うのだ

あと 1つ言いたいんだけど 巡回もする大型企画展なんだから 作品リストを用意してくれれば いいのになぁ~ って思ったし ホームページに作品リストを載せるのであれば 1か月経った後に載せるのでわ なくて 会期の最初の方に載せてほしいのだ





ここから先わ 展覧会の詳細と えこうの感想を載せるのだ


森アーツセンターギャラリー <こども展 画家にみるこどもと画家の絆> 6月29日(日)まで

http://www.roppongihills.com/events/2014/04/macg_kodomo_exhibition/

公式サイト
http://www.ntv.co.jp/kodomo/

作品リスト
http://www.ntv.co.jp/kodomo/works/catalog.pdf




展示構成

序章

第1章 家族

第2章 模範的な子どもたち

第3章 印象派

第4章 ポスト印象派とナビ派

第5章 フォービスムとキュビスム

第6章 20世紀のレアリスト

2009~2010年にかけてパリのオランジュリー美術館で開催された展覧会“Les enfants modeles”を日本向けに再構築したもので、48人の画家の作品、87点を展示しています。


気になった作品

9.ウジェーヌ・カリエール 病気の子ども

カリエールにとって初の国家買い上げとなった作品だそうです。

全体的に、霧というか靄がかかったような、ぼかして描いた人物の描写がいい。久しぶりにカリエールの作品を見たが、やっぱり好きな画家だということを再確認した。


20.シャルル・ブラン ジャルメーヌ・ピショの肖像



22.アンリ・デティエンヌ 娘、あるいはS嬢の肖像


椅子に手を置きポーズを取る、黒をポイントとした赤いワンピースを着た女の子。大人びた感じに見える。


25.アンリ・ルソー 人形を抱く子ども


こどもの顔がちょっと怖いですし、大きさもアンバランスですが、色の組み合わせがキレイに思えました。たしか、アンリ・ルソーが子供を描いた作品は、4点しかないそうです。


34.ピエール=オーギュスト・ルノワール 道化姿のクロード・ルノワール



35.ベルト・モリゾ 庭のウジェーヌ・マネとその娘


たしか、2007年に開催したベルト・モリゾ展で見て以来、嬉しい再会。


37.ピエール=オーギュスト・ルノワール ジュリー・マネの肖像、あるいは猫を抱く子ども


解説には、こう書かれています。
『ルノワールは1880年代に入るとそれまでの印象派から離れ、新たな古典主義的な画風への移行を試みます。ベルト・モリゾとウジェーヌ・マネ夫妻は、彼の新たな“アングル風”の優美な画風に魅せられ、一人娘のジュリーの肖像画を彼に注文しました。後に16歳で孤児となるジュリーの後見人にルノワールがなることを、この時誰が想像したでしょうか。』


50.モーリス・ドニ トランペットを吹くアコ


今回、ドニの作品は多く展示していたが、この作品が1番良かった。微笑みながらトランペットを吹くアコの表情や仕草がかわいい。


81.オーギュスタン・ルーアール 天使に囲まれた子ども

グアッシュや、テンペラで描かれたからかもしれないが、この作品は、なんとなくだがフィリッポ・リッピのように思えた。


画家の描きたかった子供たちの絵だから、何も考えずに見れますし、単純に楽しめる展覧会だと思います。

展示作品の3分の2が日本初公開だそうなので、ご覧になってはいかがでしょうか?




巡回情報

大阪市立美術館 7月19日(土)~10月13日(月・祝)


この後わ 六本木駅に方にある<北欧料理リラ・ダーラナ>でランチをしたけど そのことわ また 今度書くのだ