<国宝 古今和歌集序と日本の書>を見たぼくらわ ホテルオークラ東京 別館のアスコットホールで 8月26日まで開催していた<第18回 秘蔵の名品アートコレクション展 東京美術学校から東京芸術大学へ 日本絵画の巨匠たち>を見に行ったのだ(終了しているのだ)
洋画や日本画など 84点が展示していたのだけれど その中で ぼくが気になった作品をちょっと ご紹介するのだ
1番良かったのわ ぼくらの大好きな作品で ラファエル・コランが描いた<花月(フロレアル)>なのだ
載せた画像だと ちょっと色が悪いけど 透明感のある女性の肌の色がキレイだし 口元に手を添える仕草がなんとも言えないのだ この作品わ すごく好きなので 再会出来て嬉しかったのだ
黒田清輝の描いた<模写 《羽根帽子をかぶった自画像》 (原作:レンブラント)>にわ ビックリしたのだ
今 マウリッツハイス美術館でも展示している作品を黒田清輝が模写していたなんて知らなかったのだ
※参考として レンブラントの方の画像を載せるのだ(クリックすると拡大するのだ)
あと 松岡映久の<千草の丘>も良かったのだ
この作品も ちょっと前に見れて好きになった作品だったので 嬉しい再会だったのだ 前も思ったんだけど 秋の花を咲かせる女神のように思えるのだ
この展覧会わ 前に見たことがある作品も多かったと思うけど 好きな作品も展示していて 嬉しい再会が多くて 良かったのだ
来年わ どんな展示なのか楽しみなのだ
ここから先わ 展覧会の詳細と えこうの感想なのだ
ホテルオークラ東京 別館地下2階 アスコットホール <第18回 秘蔵の名品アートコレクション展 東京美術学校から東京芸術大学へ 日本絵画の巨匠たち> 終了しました
http://www.hotelokura.co.jp/tokyo/special/art2012/index.html#top
展示構成
黒田清輝と西洋絵画
東京美術学校と日本画科
自画像コレクションの成り立ち
日本画29点、洋画55点、合計84点が展示されていました。
気になった作品
1.横山大観 村童観猿翁
11.松岡映丘 千草の丘
モデルは、、初代水谷八重子の21歳のときのもので、下には秋の花が咲いています。
14.前田青邨 厳島
未完?と思える作品でした。半分から右側が、雲に覆われているようになっていて、何も描かれていなかった。
23.杉山寧 曜
初めて見た作品。紅葉の赤一色の背景に、山羊がたたずんでいる。この山羊は、微笑んでいるように見えてずっと見ていると和む。
30.ラファエル・コラン 花月(フロレアル)
大好きな作品で、芸大に常設の展示室を作って、常時見れるようにしてほしい。ちなみに、フロレアルとは、『フランス革命暦(共和暦)の4月下旬~5月下旬までの時期』にあたるそうです。なので、描かれている女性は、花の女神のように思えます。
31.黒田清輝 模写 《羽根帽子をかぶった自画像》 (原作:レンブラント)
レンブラントの模写ですが、さすがに光の表現までは、再現してないように思いました。
32.黒田清輝 婦人像(厨房)
フランス留学時代を代表とする作品のひとつ。この作品は、当時間借りしていた家の女性、マリア・ビヨーがモデルだそうです。
38.岡田三郎助 支那絹の前
妻がモデルのようです。妻がモデルなら、もうちょっとムスッとした表情ではなく、明るく描いたらいいのに・・・。
43.青木繁 《旧約聖書物語》挿絵 紅海のモーゼ
46.青木繁 《旧約聖書物語》挿絵 ソロモン王とエルサレム
上記の2点以外に、あと6点が展示していました。
あと、私はそんなに惹かれなかったが、最後の部屋の自画像は、見応えがあった。
私にとって、前に見たことのある作品が多く、再確認という感じになったが、結構良かったと思いました。この展覧会は、毎年開催しているチャリティーイベントなので、来年ご覧になってみてはいかがでしょうか?
六本木一丁目駅の周辺は、<大倉集古館>や、<泉屋博古館 分館>、<菊池寛実記念 智美術館>などもあるので、いろいろ巡れば、アート三昧の1日を過ごすことができますよ。(※菊池寛実記念 智美術館は、ぐるっとパスでは、割引になります。)
この後わ 表参道に移動して エスパス ルイ・ヴィトン東京で開催している<AWAKENING>を見たのだけれど そのことわ また 今度書くのだ