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どるち & えこう の 『美術館・博物館めぐり』 & 『美味しいもの』日記なのだ

プレーリードッグのぬいぐるみの『どるち』と 飼い主?の『えこう』が書く 美術館・博物館や 飲食店の感想なのだ

『アール・ヌーヴォーの華 アルフォンス・ミュシャ展@堺市立文化館 アルフォンス・ミュシャ館』なのだ

2010年06月11日 | アート【展覧会 & 常設】(~2022年)

※このブログわ 2010年に違うサイトに載せたものを再編集したもので 大阪旅行のことなのだ

<通天閣>を後にしたぼくらわ 天王寺でJRに乗り換えをして 堺市駅から 降りてすぐにある 堺市立文化館 アルフォンス・ミュシャ館で 7月11日まで開催している<アール・ヌーヴォーの華 アルフォンス・ミュシャ展>を見たのだ



ぼくらの見たかった作品わ 三鷹市美術ギャラリーに展示しているみたいで見ることわ 出来なかったけど あまり人が居なくて 貸切状態でゆったり見れたのだ

※7月に 三鷹市美術ギャラリーで見たときの感想を載せるのだ
http://blog.goo.ne.jp/dolci_ekou/e/72b48118c43e202dc4dfb8ada9e7f94b


良い作品がいっぱいあったけど ぼくが 好きになった作品をご紹介するのだ

<ラ・ナチュール>という ブロンズの女性の胸像なのだ


頭にわ ティアラのような髪飾りがあって その上にわ 大きなアメジストが はめ込まれているのだ

ぼくわ この像を見て思ったのわ すっごくキレイな胸像で 天使や女神さまがいたら たぶんこんな感じなんだろう?と思ったのだ


<羽根>と言う作品なのだ(この写真わ 受付にあったパネルで 右側の作品なのだ) 


女性の羽根を持った仕草や ドレスや髪の毛の宝飾品がキレイなのだ


最後わ 有名な作品<黄道十二宮>なのだ


この作品を見て思ったのわ 女性がしている ティアラのような髪飾りの ぶら下がっている宝石を外せば <ラ・ナチュール>の髪飾りに似ていると思ったのだ


他にも印象に残った作品があるけど えこうに任せるのだ

この<堺市立文化館 アルフォンス・ミュシャ館>わ <ぐるっとパス・関西>で入場できるので オススメだと思うのだ お近くの方わ ぜひ ご覧になって下さいなのだ 

日本における アルフォンス・ミュシャの聖地だと思うので アルフォンス・ミュシャ好きの方わ ぜひ 1度足を運んでくださいなのだ





ここから先わ 展覧会の詳細と えこうの感想を載せるのだ


堺市立文化館 アルフォンス・ミュシャ館 <アール・ヌーヴォーの華 アルフォンス・ミュシャ展> 7月11日(日)まで

http://www.sakai-bunshin.com/mucha.php




これは、受付にあったパネルです。 



展示構成

パリ時代

生活の中の「ミュシャ・スタイル」

ポスターの黄金時代

ジュエリー・デザイン

世紀末の出版文化

装飾パネル

チェコ時代

81点の作品を展示しており、堺市のコレクションは、株式会社ドイの創業者、故土居君雄氏が収集した約500点を亡くなってから寄贈されたそうです。


気になった作品

7.舞台「ジスモンダ」のスケッチ『ル・ゴロワ』誌挿絵

なんとなくだが、この作品にミュシャの色彩、世界観があるような気がした。


17.春:四季(1897年)

18.夏:四季(1897年)

19.秋:四季(1897年)

20.冬:四季(1897年)

この17~20の作品は、『本来、この絵柄は、ショコラ・マッソン社の販売促進用のカレンダーとして作られたものである。人気があった為、本作では新たに装飾枠とその季節に合った植物上部にデザインされた。』と解説に書かれていました。

おそらく季節のこと?を書いていた<PRITEMPS>、<ETE>、<AUTOMNE>、<HIVER>は、何話なんだろう?


29.フリール:ルフェーヴル=ユティル

解説には、『1899年にフランスの製菓会社ルフェーヴェル・ユティルのビスケット「フルール」のために制作された販売促進物。』と書いてありました。 ちなみに、「フリール」とは「男女のたわむれ」「甘い言葉の囁き」といった意味だそうです。

この作品は、フリールの言葉通り、紳士が淑女を誘う姿が描かれているが、その振る舞いがスマート。この作品はキレイでした。


32.ジョブ(1896年)

今回は、ジョブというタイトルが2点展示してあって、この作品は小さいほうの作品。煙草を吸っている女性が、恍惚の表情をしているし、煙草の煙の上がり方もキレイである。私は、煙草は全然吸わないがこの作品を見て、ちょっと吸ってもいいかも?なんて思ってしまう。


41.ラ・ナチュール


胸部までのブロンズの女性像。ティアラのような髪飾りを付けていて、その上には大きなアメジストが、はめ込まれている。伏し目がちな表情が美しく、女神のようである。


60.ハロウィン:「ハースト」誌表紙(下絵)

ミュシャの作品って、美しい女性ってイメージがありますけど、この絵の女性は、魔法使いか、妖怪のようで、ちょっと怖い感じ。


68.羽根(※写真は、エントランスにあったパネルです。)


白いドレスの横を向いた女性が羽根を持っている。ドレスや髪につけた宝飾品や、女性の羽根を持つ仕草が美しい。残念だったのは、対の作品?の<桜草>が展示していなかった。

↓こちらが対の作品の<桜草>です。 



65.黄道十二宮


有名な作品。今回初めて?2回目?・・・。

解説には、『元々、このポスターの絵柄は、シャンブノワ社の販売促進用のカレンダーのために作られた。細部まで綿密に描かれた絵が、多くの企業の目にとまり、カレンダーやポストカードにも使用された。 細かな装飾が施された髪飾りを付けた横顔の女性が円形の中に配されている。背後の星座は、それぞれエジプト風のモティーフで描かれている。』と書かれていました。

この作品をずっと見ていると、ティアラのような髪飾りの下のぶら下がっている宝石を外せば、<41.ラ・ナチュール>のティアラのような髪飾りに似ている。<黄道十二宮>が制作させたのが1896年。<ラ・ナチュール>の制作は1899年~1900年なので、もしかしたら、黄道十二宮の女性を参考にして<ラ・ナチュール>を制作したのかもしれません?


66.果物

67.花

66の<果物>と、67の<花>は対の作品。タイトル通り、美しい女性が、たくさんの果物、花を抱えている。66の<果物>は、振り返った姿なので、見返り美人を思い起こさせる。


お目当ての作品<蛇のブレスレット>は、巡回展に出品しているので見ることはできなかったのですが、ミュシャの描いた美しい女性たちをたくさん見ることが出来て良かったです。

この<堺市立文化館 アルフォンス・ミュシャ館>は、<ぐるっとパス 関西>で入場出来ますので、お近くにお住まいの方はぜひご覧になってください。


この後わ なんばの方に行って 行く前からチェックしていた讃岐うどんのお店の<釜竹うどん>でランチをしたのだけれど そのことわ また 今度書くのだ