燕の雛が大きくなり、日中は親鳥が餌の捕食と給餌に忙しく飛ぶ。暗くなり、頭上の燕巣をペンライトで照らす。No.3とNo.4のペアが雛に寄り添って宿に就いておる。狭いNo.4の巣では夫婦が揃って泊まるわけにいかず、尾羽の長いオスはすぐそばにある古巣から見守っている。夫婦が揃うNo.3でも、オスは巣の外に居る とみる。しかし、巣から離れないオスを偉い と思うし、羨ましくも思う。
我が子育てを振り返ると、子に寄り添ったことが記憶に浮かばない。自分ファーストの生活態度、気が向いた勝手な時だけ子と一緒に居たのだ と頭上の巣を観るたびに寂しく思い出す。帰らない、帰せないあのころ、それを想って余計にツバメの巣を見上げておるのだな・・・育てよ。
(壊れてほぉりっぱなしのS社デヂカメが今夜は復旧したので活用した。スマホより画像が好い)


