地方公設試験研究職を勤めあげ?、70歳ころまで溶接技能検定にタッチすることができました。間質性肺炎に悩まさる欲張りです。
ゆうゆう職場





田圃の水が干上がり気味。水を引かにゃぁ と畦を回っておると、キーと甲高い鳥の鳴き声。足元の巣に卵が4つ。以前も紹介したけど、こんなところの巣の卵では蛇に飲み込まれやすいだろうし、カラスの絶好の餌になりゃせんか と。ま、そんなことないから習性で育てておるのだろうな。ケリという鳥らしい。巣の近くで立ち止まっておると、母性本能?発揮して騒がしく啼きながら、ヨロヨロと田圃を歩いたり無駄に羽を広げたりして悪い人間の関心を可愛い巣から己に変えさそうとしておる。うっかり踏んでは可哀想だから、畦にポールを建てておいた。こちらも丈夫に育てよ。
 肝心の田圃の水、上流部で取り合っているらしいから、ま、明日でも明後日でも好いか・そのうちに雨も降ろうし と打っ遣る。ただ、水がめぐってきたら我田引水、水路には堰を立ておく。薄暮まで草取りメインの畑作業の後、田へ出ると堰を外して水当番Tさんが我田引水中(水流では彼の田は我が田の)。あ、やられたぁ と思う間もなくAさん登場。あと2時間もしたら儂の田は満杯となるから続けて引いてくれ と。今宵は一晩中ポンプアップをするとのこと。ただし民家から離れて騒音苦情のこない第2ポンプのこと。そうか、一晩中なら十分すぎる水が来るなぁ とニッコリ分かれて、夜間の水回りのため夜食時は禁酒。準備よし と8時半頃、田に着くと流水量は普段の半分もない。さては上流で横取り(水路幹線から支線へ流し込むこと・ピッタリな表現)しておるな と暗い中を探索する。分岐点だけでなく幹線横っ腹に穴をあけ吸い取る人もおり、見落としていないか注意する。しかし何度も往復して探しても見つからん。疲れ・くたびれた頃になり、第2ポンプの流量の少ないことに気がつく。普段、我田は第1ポンプの厄介になっている。第2ポンプはAさんでなくYさん。Aさんは、私と会ったのち第1ポンプをOffしたのだ。分かれる前の流量に満足して晩飯済ませたのだ。こんな単純な算数ができなくて理系技術者を気取っていた恥。いや、考えが足りないことを恥じるべき。
 これでは朝までに4枚の田、9反分に水を張れるか心配だったものの眠い3時に見回りに行くと広い2枚はOK.5時まで目途に1.3反の一マチに切り替える。朝の5時過ぎに再度田圃へ行き、3反歩へ最終流水。出勤時に堰をあけて作業完了。睡眠不足の一日がはじまる。おまけは数日後には降雨ありとの天気予報。ヤレヤレ

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