地方公設試験研究職を勤めあげ?、70歳ころまで溶接技能検定にタッチすることができました。間質性肺炎に悩まさる欲張りです。
ゆうゆう職場



昨日に続いてのS市郡やま小学校へ出向いての理科講座。
昨日は朝一限目から給食までの4時限ぶっ通しで授業。2時限づつ4年生2クラス。流石に疲れました(見通しの好い賢妻は、なれんとエライ よ と言ってくれてあったのですが)。本日は3,4時限の1クラスでゆっくるできますから、退職前の気軽さから朝方年休を取って、それでも早すぎたくらいの10時前には自宅から10~15kmの距離と思われる、小学校へ着きました。同じ課の助手?両H君らも早く着きすぎた とこぼしておりました。

 授業が始まって感じたこと。
賢妻ルートで教員同士で同校勤務の従妹から、クラス担任がしっかりして居るのでピシッとしたクラスですと聞いて居ったのですが、実際”躾”が好すぎて怖いくらいです。写真のひとつ身近に見せたい、小型雷のつもり放電(真空ガイスラー放電用高圧発生器ね)。着座位置から前の方へ集合するように言うのですが、3回呼びかけても誰も席を立ちません。見ておりますと、誰かが立とうとすれば「ア、○○君駄目だよッ!」とけん制しあっている様子。これでは立ち上がれん罠。当方じれているので、先生が伝家の宝刀一声発生「ハイッ、前へ」見事に揃い出す、軍隊?。しかし、遠慮して居るので近寄ってこないから再度呼びかけ・・・疲れたワ
 この先生は警察関連からの新採と聞いておりましたので、==管理教育、とは短絡かもしれませんが、の怖さも体験できました。前日2クラスの子等は「はい、前へ来てね」と言わないうちからダッシュが子供らしい。工作実験で、当方予想もしない遊び方をしてくれて、大感心。評価は高い今日のクラスでしょうけど、わしは願い下げやね

 ついでに写真の説明。放電は3クラスとも大人気。そりゃそうでしょう
金属片に放電させてみせると、大喜び。やった甲斐があるというもんやね。大学での実験じゃないと扱えない罠。私も4年生の駆け足実験の頃、両極放電端間に煙草(チェリー ね)を持って行き点火「ウン旨い、マンダム」なぞ阿呆なこと言っておりました。で、やはり代表の2名ほどには紙に点火させました。大拍手?ウソ。
 大きいボックスは私の真空接合実験で試験体にサーモカップルを接合するため、大学I研にもあった同型の図面貰って自作の、名付けて「パーカッション接合装置!」単純に容量の大きい電解コンデンサーに逐電して、フットスイッチで水銀リレーON,瞬時に放電して写真コイルに大電流流して強力磁場を作る、コイルガンのつもり。一人ひとりに発射させて布の当たりマークを狙わせた。こんなこと、県教委がきいたら脅威やろね。鉄の弾があたったらどうするネン やね。でもやってしまう、愉しさよ。子供と一緒に愉しめました。まる。
 最後にひとつ。3クラス通じて上手くいかなかったのが 写真のエナメル線60cmほどボルトにまいて作る、電磁石。今の子ども、エメリー紙でエナメル線被覆を剥がせない、線をボルトのねじ底に沿って巻けない・・・・・将来、どうなるのだろう

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