地方公設試験研究職を勤めあげ?、70歳ころまで溶接技能検定にタッチすることができました。間質性肺炎に悩まさる欲張りです。
ゆうゆう職場



を憶いだします,なぜか5月の曇天の風がざわめく日には.

 今日迄フランス映画と思い込んでおりました.検索エンジン始動すると,1967年製でどうもアントニー?というイタリアの監督がイギリスに渡って製作したらしい.大学時代に梅田の映画館で観たようです.
風がざわめく公園のような場所で撮った写真をどんどん引き伸ばしてゆくと,殺人凶器のピストルが明確になってくる・・・・・だったような不確かな記憶でした.検索結果でも不条理のなんとか とありますからまぁそんな記憶でいいでしょう.40年近い昔話です.
 全く反対の初夏五月晴れの午後の想い出は,古い家の南座敷から眺める前の松が生えた里山から聞こえるギィギィあるいはジィジィといううるさいほどの音です.今も懐かしく聞いてみたいのですが滅多に耳にしなくなりました.音の正体は何十年と不明でしたが最近ふとTVで松蝉らしいと知ることができました.上記と同じ検索エンジンで,やはり松蝉=春蝉 とのことです.以下のことも引用しておきます.煎りつけるやうな啼き聲 って,とてもよくあらわしています.宅地開発が進んでしまったので松も少なくなりましたが,あぁ~聞きたい.
【私の地方には梅雨に入る前、松蝉とよぶ小さい虻のような奴が、よく松林のなかなどでぢい~と煎りつけるやうな啼き聲を立てゝゐるが、・・・・・・・以下略
新美南吉 の作品から;むかし、花(はな)のき村(むら)に、五人組(にんぐみ)の盗人(ぬすびと)がやって来(き)ました。それは、若竹(わかたけ)が、あちこちの空(そら)に、かぼそく、ういういしい緑色(みどりいろ)の芽(め)をのばしている初夏(しょか)のひるで、松林(まつばやし)では松蝉(まつぜみ)が、ジイジイジイイと鳴(な)いていました。】
 
閑話休題;昨日から愚息は妻子共々大阪のUSJへ観光に行っております.夏日の昨日と違って肌寒いような今日,大丈夫か知らん

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