昨日中国から金君家族が突然研究室に訪ねて来た。金君は広島大学で長い間留学して博士号をとって清華大学に赴任して中国へ帰国した人である。夫婦の間には日本生まれの一人娘がいて小学校に入ったばかりだという。昨日その娘に日本と中国を比較して質問してみた。彼女は一言で「日本は寒い国」という。それは韓国人や中国人が一般的にいう言葉でもある。外の気温は中国や韓国が低く相当寒いのだが室内温度は日本が寒いということになる。それほど気温が低くないので暖房が徹底しないからである。私は早朝、起きても部屋が暖かくなるまで布団を被ってコンピューターの前に座っている。冬は常に寒さを感ずる。
温かさにも文化的な差がある。韓国人は風邪などの病気では熱いオンドルで汗を出して治そうとする。頭などを冷やそうとはしなかった。その温かさとは熱いオンドルで体を温めるのだ。それはストーブなどによる熱風によるものではない。外国人からは日本人の寒そうな生活が人情も冷えているようにみえるのかもしれない。
温かさにも文化的な差がある。韓国人は風邪などの病気では熱いオンドルで汗を出して治そうとする。頭などを冷やそうとはしなかった。その温かさとは熱いオンドルで体を温めるのだ。それはストーブなどによる熱風によるものではない。外国人からは日本人の寒そうな生活が人情も冷えているようにみえるのかもしれない。
料理にしてもいつもボリュームがあって、おかずも品数が多く、こんなに注文してないがと思ったものでした。お店のキムチは自家製でどこでもサービスで出てきました。
1昨年の春、50日間の平和巡礼はそんな韓国の厚い人情を各地で毎日受けたのでした。
日本人である私ももっと人情を厚くしなければと思うものです。
在日コリアンの方々に永住権はあっても参政権がない、これもまた「寒い国」だと思わずにおれません。
それを「チェンジ」や「対話」と言った上っ面しか見ていないから「ブッシュの戦争政策へのNOでもありました」と言うすっとんきょうなコメントを書いてしまうのでしょう?
今回にしてもそうです。昨年12月半ばの韓国メジャー紙殆んどで報じられた記事から読める、
「副食を多く出さないと客にあの店はケチだとソッポを向かれる。かといっていちいち新しく作っていたらコストが嵩む…仕方がない、前の客の残りを混ぜれば少しはコストダウンになる」
と言う思考の何処に人情の厚さが入り込む隙間があるのかと。
それを「副食を多く出してくれた。人情の厚さを感じます」とコメントするから上っ面しか撫でないと評しただけです。