崔吉城との対話

日々考えていること、感じていることを書きます。

三羽烏の鼎談

2012年08月26日 04時56分29秒 | エッセイ
下関へ移り住み間もない時から北九州小倉の建築家大久保裕文氏と文学者朴仙容氏と出会い、以前私がこの三人の集いを「三羽烏」とか「梁山伯」と命名したことがある。昨日、お二人と拙宅にて長く放談した。二人ともほぼ毎日本欄を愛読してくれるので私の近況は知っているので、世相に関する放談が主であった。小倉と下関は近隣都市であっても小倉には下関に関する情報は全くなく、精々本欄が主な情報源とも言われた。大久保氏の娘のラグビーの女性レフリーと奥さんの琴演奏家の活躍ぶりを伺えた。朴氏は「兄弟の江」の訳者、日韓関係と出版事情に触れながら目下日韓関係がぎくしゃくしているが過去の例から見ても平穏になると信じていた。私も大いに賛同した。二人の勧めによりエッセイ集を出版したこと、研究所設立など刺激と応援に励まされたことが多い。今度のエッセー集も文章など協力してもらおうかと思ったが、忙しい二人に失礼と思い控えた。
 記念写真を撮ろうと思ったが失機。放談中に大久保氏が窓から門司方向に向いてあっという間のように2-3分でスケッチをしたが、見せてくれずしまったのが残念だと思ったがその直後家に帰り色鉛筆で少し着色をして送ってくれた。彼は建築家、民俗学、芸術まで多才。私も何度か描いてみたが上手くできず断念していたが、彼が描いた風景を見て、嬉しく、自慢する気持ちでここに公開する。読者と一緒に鑑賞したい。また孔子の言葉、「学而時習之、不亦説乎、有朋自遠方来、不亦楽乎、人不知而不慍、不亦君子乎」。

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