先日イギリスとアイルランド旅行中、私の飛行機のチケットには優先priorityと書いてあって別の通路で行くように指示された。その旅行期間中日本では9月15日が敬老の日であったことを思い出した。日本では高齢者とは感ずることもないのに西洋で優先されたのがおかしい。ただ今私の広島大学時代の弟子たちが古希記念論文集を準備中だという進行状況を聞いている。照れくさく、そして嬉しい。確かに年をとっていくのだ。古希と聞いてもいつも他人ごとと思っていたのにいつの間にか自分がその該当者になっている。不老草という薬草を飲んで3千年の60倍まで生きたという、神話などがあった。しかし老化は生物の共有の運命である。世界の無数の民族文化の中で一番共通の人間の希望はただ一つ、、長生きlong lifeだという。その長生きの国の日本に住むことは幸せである。
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先日TVで若いタレントが「67歳のお年寄りが・・・」と何度か喋っていました。私にはその言葉は信じられない、非常識なものに聞こえました。今時、日本では60歳代は病気でもしてない限り、まだまだ現役でも通用する年代であり、この国の新しい首相も67才ですから、お年寄り扱いはないと思うのです。
言葉を知らない者がマスコミに登場するのは困りものです。
地球の裏側を見てこられた先生のお話を楽しみにしております。