崔吉城との対話

日々考えていること、感じていることを書きます。

光化門(クァンファムン)

2010年08月28日 05時11分20秒 | エッセイ
 先日8月15日光復節に光化門が145年前の姿に復元された。光化門は景福宮の南側にある正門である。朝鮮初期に景福宮の南門として1395年に建てられた。いわば豊臣の朝鮮征伐(壬辰倭乱)の時、景福宮と共に1592年に焼失したが、旧韓末に大院君が景福宮を建立しながら1865年に光化門も再建した。植民地時代に朝鮮総督府庁舎を作りながらその位置を移して保存されたが、1950年韓国戦争の時、木造中二階が火災でなくなった。以後1968年に石垣はそのまま置いて上部だけ鉄筋コンクリートを使って復元した。それを壊して、2010年にその姿で復元して8.15日に公開した。
 消失と復元の歴史が象徴的に表れる。1920年代朝鮮総督府を立てる時、この門を移転保存したが、朴大統領が復元したものをハングルで懸版を書いたのが気にいらないということで40年以上の歴史を持っているものを壊して新しく建てて、「145年前の物だ」と言っている。歴史を遡ってやり直せるとでも思うのだろうか。それは歴史物ではなく、2010年の美術品に過ぎない。「復元」とは言っても「レプリカ」であり、「偽造物」であり悪く言うと「捏造」である。総督府庁舎も100年の歴史を消すために壊したか今は反省の声がある。歴史に関して短見に過ぎなかった。明日29日が日韓合併の韓国にとっては「国恥日」である。本当の「恥」を知る政治をして欲しい。
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