崔吉城との対話

日々考えていること、感じていることを書きます。

弟子からのアドバイス

2006年08月28日 09時49分08秒 | エッセイ
 私が靖国神社について書いたことについて世間から非難を受けているということで、昔私に日本学を学んだ弟子から電話を受けた。彼は私の日本研究からの発言ではなく韓国学に戻って、靖国など話題にしないようにして欲しいような内容で語った。しかし、私は20年以上、日本の植民地に関して研究した者として靖国の専門家ではなくとも、靖国問題に触れることは当然であると思っている。専門家であっても要領のよい人は沈黙するか間接的に扱っている。それは卑怯と思う。靖国は私の研究において、宗教と植民地という二つの問題が接点になって関連している。私は韓国や日本というボーダーを越えて考えている。したがって私の発言についてどちらかを味方と決めて応援するような世間的な見方で親日、反日云々されるのは心痛い。

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