3月発行の『差別を生きる在日朝鮮人』に次ぐ「悲しいサハリン(仮題」の最終段階の執筆で忙しい。数年間、サハリンに関して考えていることは辺境地域ということである。モスクワから8千キロ、東京からみてもかなり離れている辺境の地域である。私の辺境への認識の変化は巨文島の研究からである。そこで辺鄙な離島であるが実は開放的な文化に出会ったからである。後にソ満国境の満州里、中国とベトナムの国境都市のランソンなどを歩いてみて、より強く辺境地域の特徴を知ることができた。サハリンの人々からも開放的な、国際感覚を教えられている。
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