崔吉城との対話

日々考えていること、感じていることを書きます。

ソウルから郵送物

2010年12月19日 06時05分14秒 | エッセイ
 ソウルから冬のキンジャン・キムチが届いてから数日後の昨日大きいボ-ル箱がEMSで届いた。あて先は英文、送り先手はハングルで書いている。住所と名前に憶えのないので古い教え子からのお歳暮であろうかと、蓋を開いてみると黒いケースがスチルポールで包まれている。一瞬変な郵便物ではないだろうかと思った。中を確認すると国立国楽院に寄贈した古いカセットテープを整理した担当者から送られた50個のCDなどである。寄贈し、それが専門営業に任されて作業が進んで私がチェックすることになったものだとわかった。大変な作業である。
 数ヶ所の新聞などに新年号、年初発行の記事、共同研究の論文を送ったばかりで、今日は九州大学韓国研究センターでの国際シンポジウムにコメンテーターとして務める。これが済んでから時間を作って50枚のCDを確認する作業を始めなければならない。今日は12月19日であり日本の諸教会では6日も早くクリスマス礼拝をするという。世界的にはクリスマスは二つ、12月25日、1月6日である。熱帯地方でもサンタクロースと雪の風景を描いて25日を守るが日本のキリスト教は異例なことである。日本の教会では19日、世間では25日をクリスマスとしている状況である。「礼拝」が「集会」になっているようである。数日前に会った医者は2年間も教会に通ったがどうしても無理であると、ただの聖書読みに留まるようになったと言う話を思い出す。

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