崔吉城との対話

日々考えていること、感じていることを書きます。

送別会の司会

2009年01月22日 06時03分32秒 | エッセイ
東京のある名門大学大学院から「韓国のシャーマニズムについて」という特別講義を求めてきたのに断ってしまった。何とか頑張ればできたかもしれないのに折角その大学院で研究上議論し、予算を立てて声を掛けてくれたのに断ったのは心痛い。しかしそれより自分自身について情熱が下がったのではないかという失望感が生じて心が痛い。最近まで東京など各地に集中講義や講演に喜んで出張した。時間を守るために必死でエスカレーターで2段づつ歩いた元気が大部廃れている。
 しかし下関に近いところは楽しく出席している。明日は韓国教育院長の送別会の司会と談話を含め4時間以上予定している。李永松院長は韓国全南大学の学生時代に民主化運動で受刑した方であり、私が調査した調査地出身の方で最も親しく付き合い、協力してもらったので話は長くなると思う。しかしまだ風邪が十分治っていないのが心配である。彼に韓国の軍事政権下の状況を質問し、私も堂々と語りたい。

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