崔吉城との対話

日々考えていること、感じていることを書きます。

ある在日教会の民族主義

2006年06月14日 06時22分05秒 | エッセイ
 ある在日教会に出席した。十字架の横に韓国の国旗がかけてあり、ほぼ韓国の留学生やニューカマーが集っていた。礼拝ではもっぱら韓国語であり、日本語はたった一つの単語もない。牧師は「祖国賛歌」を先導して礼拝が始まり賛美歌や祈りなどは大量の音声、大声、そして説教は冗談を交えながら笑わせる。また賛美歌に「祖国賛歌」が繰り返される。祈りも民族主義的であり、日本は祈りの対象ではない。「在日教会」から「韓国教会」へ変わった印象が強い。目下イスラム教について講義している者としてはその在日教会がユダヤ教会であるように錯覚するほどであった。

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