崔吉城との対話

日々考えていること、感じていることを書きます。

「政治には関与しない」

2019年01月09日 06時07分05秒 | エッセイ

  「政治には関与をしない」ということ数回触れたことがある。すぐ右翼・左派、親日・反日と非難されるから黙っているのが要領が良い人。私は「黙秘権」を持つようなを態度はある意味で卑怯だと思う。昨日はカルロス・ゴーン氏の東京地裁での発言に注目した。この件を初めて聞いた時、本欄でも触れたことがある。日産みずからやり難いリストラに外人を利用し、安定したので追い出すための権力争い、内部告発、そして検察はまず拘留して埃叩きをすればを罪はでるということなのか。これは全く私の印象的なことではあるが、長い人生経験からの思惑がある。条文主義、法律主義とはいっても、客観的な「判断」であろうか。日本の司法にも疑問がある。まず自分の不利な点に触れない司法に私は中立的とは感じない。司法が一方的に容疑にだけ注目し、ゴーン氏側は「全く嫌疑はない」と無罪を主張した。しかも五〇日も過ぎる拘留はどういう事だろう。日韓の差はあるのか。条文「判決」と正しい「判断」は違う。


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