崔吉城との対話

日々考えていること、感じていることを書きます。

友人と金銭関係

2009年07月28日 05時37分17秒 | エッセイ
 韓国では親しい友人とは金銭関係をしないという言葉をよく耳にする。私は友情を持って協力を求められた人に多額のお金を詐欺されたことを思い出す。友情が壊れお金も損した。このような体験をした人は少なくないと思う。しかし友人と協力しなければ誰と協力すればよいのかということになる。よい友人関係が金銭関係で悪くなった話もよく聞いている。友人は金銭関係という営利を目的にしてはいけない倫理のようなものがあるのではないかと私は思う。私は金銭に営利を狙うことをしていない職業であることを幸せだと思っている。私の態度は賢明とは思えない。
 ある近所の人から聞いた話。建物の一部を修理するところがあって友人関係のある人に頼んでだまされたと憤慨していながら我慢するという。友情を利用したり粗末にしたりしてはいけないと思う。私が長く付き合っている人の中には金銭的には一方的に私が損するような人もいる。しかし私は小額かもしれないものでも彼を支援するという心で満足している。また人が好意でやってくれる場合には好意をそのまま呑みこむのではなく十分報われるように配慮しなければならないという心構えを持っている。友情や愛情は金銭関係も世俗的な営利さえも超越する。そして楽しい人間関係になる。説教的な話になってしまった。
 

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4 コメント

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在日の家は金銭トラブルが多い (朴正人)
2009-07-28 17:56:54
自分が在日だからわかるけど在日の家は金銭トラブルが非常に多い、、これは本国の韓国も同じ、、
韓国との親戚の兼ね合いや、在日の親戚同士で、やれ保証人になってくれだの、金を貸すのをことわったら、急に態度が変わって相手が逆上したり、
金を貸したら今度はなかなか返してくれずに
人間関係が壊れたりだの他の在日の友人から色んな話を聞いたり経験したりした。

金の貸し借りは非常に嫌なものです。
特に親戚間での金の貸し借り、、
少しぐらいならいいけど親戚同士金の貸し借りは
特に気をつけた方がいいです。
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Unknown (崔吉城)
2009-07-29 06:45:51
 親族間の金銭関係はより難しいでしょう。貸すことはせず、寄付することしかできないでしょう。御一緒に考えてみましょう。
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たとえ親戚でも (朴正人)
2009-08-03 16:19:46
実際には親戚に貸したことはないのですが
仮に貸したとしたらたとえ親戚でも
利子はともかく元金だけは絶対に返してもらいます。
寄付なんてとんでもないです。

韓国人でも在日でも、(日本人でもそうだが)何が嫌いかというと金銭的トラブルを起こして周囲の人間に迷惑をかけ、金銭的にだらしのない人間が一番嫌いですね。


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Unknown (崔吉城)
2009-08-04 06:00:04
 金銭関係とは難しいです。しかしそれは協力であろうと思うべきでしょう。協力関係のない友人とはなんでしょうか。友人は遊び相手しかないということになるでしょうか。
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