崔吉城との対話

日々考えていること、感じていることを書きます。

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2019年06月18日 06時14分01秒 | エッセイ
 昨日は小生の誕生日。ソウルから姉とその息子きてくれた。お祝いも届いた。花(中村)、電話(張)、メール、SNSなど多くの方々からいただいて嬉しい。感謝である。年をとることに敏感になった。それは身体的であり、社会的である。先日下里というベストセラー作家が80才で文壇に登壇、これから作家活動を始めるという言葉を思い出して勇気づけられた。昨日同僚からのお祝いのことばで「これからもお仕事を末永く続けられますことをお祈りしております。もっとも、先生ご自身は仕事とはお考えにならず、すべて楽しみのための行為と思っていらっしゃるのではないか・・・そのような先生の姿を身近に拝見出来ることを、恵まれた事と思い、私も学びを生活の楽しみのひとつとしていけるよう努めたい」というメールが届いた。
 昨日ソウルから国際的に活躍している映像美術家鄭在淵氏が来られ、東アジア文化研究所でインタビューした。彼女は韓国総合芸術学校出身、イギリス留学などの経歴のある芸術家、私は多くのメッセージをおくった気がする。私は物事を見る時に自分の人格と照らし合わせて思考することから芸術は始まると語った。世俗、政治、特に日韓関係などにとらわれず真理に迫って挑戦的に取り組んで創作できることを祈る。
 
 

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